ツレの治療体験と肉体改造

自分を変える具体的な方法を実践してみる(朝トレ編)

「ポジティブチェンジ」実践編

人生の停滞

40をすぎて、ここ数年わたしの人生は停滞していると感じています。

どん底ではない分まだマシなのですが、30代の前半の頃のような目に見えた成果が出ていません。

この頃のこの焦りは、ひきこもり者(私は社会的ひきこもりの経験者)が通うフリースペースで出会った仲間が結婚して子供が生まれたことが原因だと思います。

ツレとの関係は何も変わらず、仕事は相変わらず自分が本当はやりたいと思っていないもの・・という「逃げ」の思考が働き、日々の生活は冴えない状態です。

リストなどを作って理想の人生を言葉にしてみても、何も叶っていないわけです。

このまま自分の人生がだらだらと続いて年だけ重ねていく恐怖心が私の中にあって、今のうちに何とかしないといけないという思いがありました。

そこで効果的に自分を変える方法を探したのです。

ポジティブ・チェンジ

そしてメンタリストDaiGoさんの著書「ポジティブ・チェンジ」を参考にすることにしました。

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自分を変える具体的な方法13選。

目次1 自分を変えていく方法1.1 ポジティブチェンジから1.2 時間の面1.3 言葉について1.4 友人について1.5 モノについて1.6 環境について1.7 外見について1.8 食事について1.9 ...

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本の内容で印象に残っている点は、人間は理想について考えて計画を立てていくよりも、ひたすら新しいことを経験することで内面が変わっていくということを説いていました。

つまり重要なのは、ひたすら新しいことを体験するということなのです。

ポジティブ・チェンジから洗い出したリストは以下の13個。

1、睡眠時間を9時半寝〜4時半起きにする。
2、主語を「僕」→「私」に変える。
3、「すいません」を「ありがとう」に言い換える。
4、朝ジムにいく。
5、箸を日によって変える。
6、パソコンのデスクトップの画面の変更。
7、ものを減らす。
8、室温を変更する。
9、部屋の香りを変える。
10、部屋の照明を変える。
11、髪のスタイリングを行う。
12、外食の注文内容を変える。
13、ナッツを食べる。

まずは朝ジムに行くことから始めました。

リストをご覧いただくとお気づきかもしれませんが、変化は箸やスタイリング剤など些細なことでも良いようです。

あっさりと朝ジムに行けた

目が覚めると早朝の6時。

そこから急ピッチで身支度を始め、ジムに6時20分には到着できました。

朝のジムがなぜ良いかというと、時間管理がしっかりとしていないと朝からジムには行けず、そのような人はある程度社会的な成功を収めている人が多い可能性があるからです。

そのような環境に身を置いていると、顔を合わせる人が変わっていくわけです。

すると、その人たちに引っ張られて自分が変わっていく可能性が高まるということです(ただし、これはジムにいる人たちとコミュニケーションをとる必要があるのではないか・・?)。

さっ、成功者成功者・・と思ってジム内を見回してみると年配の女性が2人筋トレと有酸素運動を行っていました。

成功者というよりどこからどう見ても単なる年配の女性・・。

↓我が行きつけのジム

朝は時間との戦いとなる

トレーニングを始めたのが6時22分。

出勤のために乗る予定の電車の発車時刻が7時2分です。

筋トレの所要時間は25分もあれば十分。

6時45分に切り上げてシャワーを浴びたら、ジムは駅のすぐ隣なので間に合うという見通しです。

持参したBCAAを飲みながら、今回はひたすら太腿のトレーニングを行いました。

そして調子に乗って胸筋のトレーニングもワンセット。

予定通り45分ちょい過ぎに切り上げてシャワーを浴びたり、髪の毛を乾かしたりして時計を見ると何と時刻は6時58分!!あと4分足らずで電車が出発。

BCAAが後3分の1ほど残っていましたが、それどころではありません。

朝から全力疾走です。

全てがベチョベチョ・・。

何とか電車に乗り込むことができました。

よく乗り込めたと思います。

寿命が縮むかと思うほど朝から全力疾走。

職場の最寄りの駅に到着し、駅から最寄りの公園のベンチに座って残りのBCAAを飲みながら読書でもしようとベンチに座ってリュックの中を覗き込むと、何と先ほどまで残っていたBCAAが一滴たりとも残っていないではありませんか・・。

すぐに悟ってリュックの中の荷物を全て出すと、借りていた本や今日着るジャージやらがBCAAの甘い香りを漂わせながらびしょ濡れになっていたのです。

「クソがっ!!!」

ブチギレてBCAAの入っていたシェーカーを地面に叩きつけました。

たまにあるのですが、プロテインシェーカーの蓋って慎重に良く閉めないとねじれてしまって、その隙間からプロテインやらBCAAなどの液体が溢れてしまうことがあるのです。

リュックの底から液体が滴り落ちていて、リュックをのせていた私の太腿がBCAAで濡れていました。

気づくとベンチの表面も夜露で濡れており、気づかずに座っていた私のお尻までもがビシャビシャに濡れていたのです。

朝から踏んだり蹴ったりでした。

ドリームキラー参上

朝はやくから災難でした。

職場にたどり着いて甘い香りが漂うジャージのズボンを履き、自前の消臭スプレーをこれでもかと吹き掛けまくりました。

始業前にトイレにいくと、同僚と鉢合わせ。

同僚
最近なんか変わったことあった・・・?

基本的に秘密主義なのですが、朝の災難を乗り切った安堵感からつい口が滑ってしまいました。

朝ジムに行くようになったんですよ〜。

言うや否や返す刀で切りつけられました。

同僚
そんな今まで楽してたのに、そんなの続くわけないじゃない〜!

と言いながらその同僚は高笑いをしたのです。

あっ!言った!今まで楽してた!って何も知らないのに言った!と思い腹が立ちました。

いつもだったら自分のプライベートは控えて流すのですが、看過できませんでした。

俺去年からジム行っているんですよ!!

と追いかけて言ったものの、同僚は私の話はほとんど聞かずに手を洗ってトイレから出て行ったのです。

悔しい・・・。

自己啓発系の本などで良く目にするこれぞドリームキラーってやつです。

この態度に挑発されて毎朝執念深くジムに行ったろ・・という衝動に駆られかけましたが、それよりもトレーニングと時間管理を続けて自分の人生を確実に変えていくことに集中しないといけません。

悔しいですが、ムキになって潰れてしまっては元も子もないのです。ああ・・それでも腹が立つ・・。

相手はこちらにレッドカードを出させようとしているわけですから、挑発に乗って応戦してはいけません。

自分のことながら、そのように冷静に考えられるようになった点で大人になったなと思いました。

学んだこと

さて今回ドリームキラーに遭遇して学んだことは以下の2点。

1、大事な話を伝える相手はきちんと選びましょう。
2、あまり自分の話はしない方が良いことが多い。

ひきこもりをしていたせいか、自己開示の技術が身についていないというか、人との信頼関係を得るためにどこまで自分の話をして良いのかがわかっていません。

自分の話をしなさすぎると自分のことを理解してもらえないし、要望を伝えていないわけですから、自分に合った情報も入ってこなくなってしまいます。

かといって無防備に話してしまうと今回のような扱いを受けてしまうこともあるのです。

しかし、ここまで2年近くコツコツと筋トレを続けていたせいか、理解してもらえなくても自分は筋トレを実践しているという自信もあるので、ちょっとした腹の立つエピソードで終わらせることができました。

自分のペースを守りながら筋トレライフを楽しんでいこうと思います。

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