お手上げの法則
占い師のいうことに支配されている人生
みなさん占い師って信じていますか?
彼らが言っていることって本当なのでしょうか?
私は占い師が言っていることを真に受けてしまい、ぐらつきまくっていた過去がありました。
そのときの経験って結構を尾を引いており、自分のことが信じられなくなってしまったのです。
そんな自分が我にかえるための言葉を、とある本から見つけました。
その本がこちらです。
↓『幸せが無限に舞い降りる「お手上げの法則」』大木ゆきの著(大和書房)
未来を見通せるお坊さんが地元のお寺にいました。
私はわざわざそのお寺に行って自分の将来について見てもらったのです。
ひきこもり生活から脱して、非正規雇用でありながらも仕事をこなして社会に馴染もうとしていた時期でした。
将来について希望に胸を膨らませながらそのお坊さんがいる簡素なお寺に向かいました。
お堂に入って私の顔を見た途端そのお坊さんは「今まで何をやってきてたんだ!?」と説教を始めたのです。
ひたすら終わるまでお説教。
「世の中には就職先も見つからずに内定をもらえずに苦労している若者がいるのに…」
はあ…。それも大変だとは思いますが、病んでそこから立ち直ろうする自分もなかなか苦労はしてると思いますが・・・。
なぜ家でひきこもっているという話をすると、人は楽をしている・・・という発想になるのでしょうか・・。
楽ができる立場にもしいるのなら楽をしても良いとは思いますが・・・。
今の私なら冷静に心の中で反論もできると思いますし、おそらくそのお坊さんと喧嘩になっていると思います。
しかし当時の弱り切っていた私はそのお坊さんの言葉によって希望がぺったんこに潰されてしまいました。
その一件で、ますます就職活動を行ったうえで社会人になった人たちにコンプレックスを持つようになりました。
将来までぺったんこ・・。
また東京に行ったときには、よく当たると言われているとある印刷所の淑女にツレと自分の将来について見てもらったこともありました。
「一緒に生活するのはやめなさい…。見えるのは彼女が施設のような場所にいて、あなたがそこに通って一緒にリハビリを行っている姿…」
彼女はちょっと知的な障害が・・・。
いま思い出しても悲しい気分になって涙が出てきそうです・・・。
その話を聞いてグラグラになって動揺しました。
ツレとの将来に対してひたすら希望が持てないような話でした。
人生の主導権は自分のもの
これらを踏まえたうえで『幸せが無限に舞い降りる「お手上げの法則」』を読んでこの文面を見つけました。
素晴らしい占い師もいないことはないけど、今みたいな占い師だっておる。仮に素晴らしい占い師じゃったとしても、人生の主導権を明け渡したらイカン。
『幸せが無限に舞い降りる「お手上げの法則」』大木ゆきの著(大和書房)
この「お手上げの法則」という本ですが、内容は冴えないアラフィフ女性が達人と呼ばれる神様?に人生を好転させていく方法を教わっていき、やりたかったことを仕事にしてパートナーも見つけていくという夢のようなお話なのです。
良いじゃないですか!そんな夢のようなことが人生におきてもさ!!
かの有名な「夢をかなえるゾウ」っぽい設定ですが、達人の教えというものが全く「ゾウ」とは違うのです。
ちなみにどのような経緯でこのセリフが出てきたかというと、アラフィフ女性が占い師に悲観的なことを言われてブチギレた時に、占い師に化けていた達人が言ったセリフです。
とある印刷所の淑女に施設の話を聞いてから、ツレとの将来について悲観的な思いを意識の片隅に数年間持ち続けていたのですが、このセリフで目が醒めました。
私が本を読んで得た知識を実践しているのは、人生を好転させるためなのです。
それは人生を自分のものにするための行動なのです。
これまでの私は完全に主導権を他人に握られていました。
人がやらないようなことに取り組んでいるわけですから、変わらないわけがないのです。
自分を信じていこうと思いました。
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お手上げの法則を読んで学んだこと
ちなみに本の中の柱となる考え方のひとつとしてどんな自分のことも許し、認め、受け入れるというものがあります。
それが何故大切なのかというと、他人の態度は自分自身のことをどう思っているかを映しだす鏡となるからです。
だから他人と自分の関係は自分と自分の関係と一致するのです。
例えば自分が自分のことを大切だと思っていないと、他人も自分のことを大切には扱ってくれないのです。
よって他人から尊重してもらおうと思ったら、自分自身を尊重しないといけないのです。
魅力はそれを魅力だと認めないと輝かないのです。
私が人との関わりを億劫に感じて避けようとする理由は、自分を大きく見せようとしたり、欠点を隠そうとするからです。
自分を大きく見せるということは自分の本来の魅力を認めていないということなのです。
魅力だけではなく欠点も、すべて受け入れて認めていくことが必要だと思いました。
自分を責めるようなこともやめるのです。
この考え方を自分のものにできると、人からの評価から離れた存在になっていけるかもしれません。
一歩ずつ学んで、自分のものにしていこうと思います。