本の実践

実家に帰って青空を見上げてぼーっとすごす。

「科学的に元気になる方法を集めました」を参考にする

ボーッとすることの利点について

職場で辛い気持ちになって、ひたすら「やめる…やめる…」と呟き続けていた日がありました。

しかし食い扶持もないので、生活のためには仕事をやめるわけにはいきません。

それに加えて、ツレとの関係がごちゃごちゃになってしまいました。彼女の言動に必要以上に苛立ってしまうのです。

自分の未熟さを痛感です。

私一人だと潰れてしまいそうなので、多くの人の力を借りる必要があると思います。

2人で楽しく幸せに生きるためにはなりふり構っていられないというか、いろんな手を使っていくしかないのです。

生きるうえで難題が出てきたときには、自分の考え方や行動を変えるしかないと思います。

変化を導くために問題は生まれてくるのです。

しかし、すぐさまにその解決策は見つからないので、ひとまず1冊の本を手に取りました。

「科学的に元気になる方法を集めました」堀田秀吾著(文響社)を参考にして実践していきます。

この本の中に脳を活発に働かせる方法について言及されていたので、今回の記事ではその方法について取り上げてみようと思います。

これまでブログで何度も触れられてきたことではあるのですが、改めて初心に戻って再度実践していきます。それは「ボーッ」とすることです。

忙しく活動しているときと、「ボーッ」としているときは「ボーッ」としているときの方が15倍のエネルギーを使っているそうです。

脳の血流の総量は変わりません。ただ何かをしているときは脳の特定の部位に血流が多く流れるので活動が限定的になるそうです。

しかし「ボーッ」としているときは満遍なく血液が脳全体に行き渡るので、これまで使っていなかった脳の部位も元気になります。

それで、これまで浮かんでこなかった考えが浮かんでくるようになるのです。

記憶に関する部位や価値判断に関する部位を活発に働かせるために「ボーッ」とすることが有効なのです。

デフォルト・モード・ネットワーク

デフォルト・モード・ネットワークという言葉があります。

思考や注意を伴わない脳の状態で、ぼんやりと安静状態にある神経活動のことを言います。このデフォルト・モード・ネットワークの状態になると脳が整理されて自律神経が落ち着きを取り戻すそうです。

物理的に忙しいときだけではなく、精神的に「忙しい」と感じるときに脳はストレスを感じ自律神経が乱れてしまいます。だからこのぼんやりとした安静状態になることで自律神経は落ち着きを取り戻すことができるのです。

「科学的に元気になる方法を集めました」のなかで、デフォルト・モード・ネットワークの状態になるための方法が上げられていたのが、それはお茶を淹れることと、その淹れたお茶が冷めるのを待つということでした。

待ち時間でボーッとしている間に、脳が活発になり、アイデアも生まれやすくなるということなのです。

お茶が良いならカップラーメンの3分間でも良いなと思った次第です。

青空を見上げる

デフォルト・モード・ネットワークを招く良い方法が他にも紹介されていました。それが青空を見上げるです。

青空を見上げる効能はいくつかあります。まず神経を落ち着かせる効果です。晴れている空の青色そのものも、色彩学では「神経を落ち着かせる色」と言われています。実際の空ではなく画像で見るだけでも効果は充分にあるそうです。

しかし、実際の空を見上げたときにはそれ以外の効果もあります。見上げることで自然と胸を張った姿勢となってストレスに対する抵抗力が高まるのです。

 

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これはテストステロンによる効果なのです。テストステロンは決断力・積極性・攻撃性などに関係するホルモンを高めてくれます。

空を見上げることを習慣にすれば、神経も落ち着くうえに自然と姿勢も良くなっていくのでテストステロンも放出されます。

また空を見上げたときに「ボーッ」とできるので脳も活発になるので、ひとつの行動で3つの効果が期待できます。

実家で青空を見上げてボーッとする

2週間ぶりに帰った実家の縁側で、庭の緑を見ながらぼーっとしてみることにしました。

実家は私がひきこもり生活を送っていた場所です。

息を潜めるように生きてきたので、ご近所さんは私のことをほとんど知らないとは思います。

続いて青空を見上げてみました。

↓実家の青空です

春なのに今日は暑い…。しかし、ものの1分ほどで自然に触れる心地よさを感じるようになりました。

なぜか子供の頃の夏休みの懐かしい感覚が蘇ってきました。しかし、それは青空を見て癒されるというより、郷愁による心地よさでした。

紫外線をこれだけ浴びると顔のシミが気になる・・と思っていると、目の前の家から子供が飛び出してきて、庭から家の中に向かって叫び始めました。

 

 

「お母さーん!水鉄砲がー!」

ま、まずい・・・このままだとお母さんが出てくる・・。

 

 

これだとお母さんが出てきて私と目があって、ああ‥どうも…。と気まずく会釈をするか、全く気づかないふりをされるという扱いを受ける可能性が高いのです。それは嫌なのでそそくさと屋内へと退散。

実家に帰ると、ひきこもり時代の自分の感覚が蘇ってきます。

周りの皆さんの人生が進んでいってるのに、私だけ時間が止まって取り残された気分です。

ぼーっとするときは実家は避けた方が良いと感じた春でした。

 

 

 

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