目次
デジタルデトックスを実践する方法
スマホとの付き合い方を考えなおす
スマホが手放せない生活を送っています。
スマホから得られる情報によって私の生活は大きく変わりました。
しかし、その恩恵と引き換えにかなりの時間を浪費しているという一面もあるのです。
例えばご飯を食べている間にスマホをいじり、洗濯物を干している間にも動画を聴き、トイレやお風呂に入っている時ですらスマホが欠かせない生活を送るようになってしまいました。
そのときに得られる情報が自分にとって有意義なら良いのですが、当然ながらそんなこともなく帰宅してから取り組もうとしていた予定がしっかりと狂って、睡眠時間も削られてしまい、寝不足気味のまま職場に出勤。
そして仕事中のパフォーマンスも落ちてしまうという良からぬ事態を招いてしまっているのです。
スマホに罪はありません。
付き合い方に問題があるのです。
それこそリテラシーの問題なのです。
スマホによる悪影響
というわけで、まずスマホの問題について「最高の体調」鈴木祐著(Cross Media Publishing)から学びたいと思います。
まずスマホを使い続けることの弊害についてです。
スマホの使用時間が長い者ほど社会不安のレベルが高いとのデータや、自宅でスマホを使い続ける人は仕事のストレスが回復しないといった報告もあり、デジタルデバイスが現代人のメンタルに負荷をかけているのは間違いありません。
「最高の体調」鈴木祐著(Cross Media Publishing)
「最高の体調」の中で紹介されていた例として、とあるIT系のライターが1年間デジタルデトックスを行った体験談が記述されていました。
彼はスマホとネットの使用をやめたそうなのですが、仕事に支障が生まれるかと思いきや、逆に生産性が上がりかつてのペースを上回るスピードで原稿を書き上げたそうなのです。
IT系のライターが1年間ネットやスマホを絶った状態で仕事はどうするんだ?という疑問もありますが、仕事の生産性が上がるのはよくわかります。
これも使う側の意識の問題だと思うのですが、私の場合は情報を得る以外で、エンタメを享受する・・はっきりと言うと、だらだらとどうでも良いような動画を見ちゃうのですわ・・。
その時間を削減するだけでも、意味のあるインプットや知識を実践する行動の時間。
またアウトプットの時間や睡眠時間などが確保できるようになるはずです。
デジタルデトックスを行ったときの変化
さてツレと会うときに1日デジタルデトックスを行おうと思うのですが、実際の生活においてスマホを使わない時間を増やしていくと一体どのようになっていくかも「最高の体調」で言及されていたので抜粋します。
デジタルデトックスの初歩として、SNSやメールのチェック時間を決めておくことがお勧めされています。
例えばメールチェックを1日3回までにして時間を決めておくとか、インスタグラムのチェックを行う曜日を決めておくなどです。
最初は軽い不安に襲われるかもしれませんが、少しずつ「興奮」の感情システムが落ち着き、やがて「満足」のシステムが起動していくはずです。
「最高の体調」鈴木祐著(Cross Media Publishing)
スマホの使用頻度を制限することで、仕事中の緊張やストレスは和らぎ、幸福度も高まるそうです。
しかし、この1日3回とか曜日を限定するという方法は私には合わないかもしれません。
私は欲望に対して非常に弱いという自覚があります。
例えばお菓子の袋をいったん開けてしまうと全てなくなるまで食べ尽くしてしまいます。
またスマホにしてもそうなのですが、寝落ちするまで閲覧が止められません。
炊飯器に残っているご飯なども食べ尽くしてしまうなど程々のところで止めるということが非常に苦手なのです。
だからゲームやギャンブルには最初から手を出さないし、自分が下戸で本当に良かったとも思っています。
きっと私が酒飲みなら翌日の仕事に支障が出るほど飲んでしまう可能性があるからです(ゲロしないと気が済まない状態になっているかも)。
そもそもこのブログの初期の頃から睡眠時間を確保することをずっと書き続けている割には、いまだに達成できていないところを見ていただくとおわかりだと思います。そう。意思が弱いのです。
使用を限定するよりも、丸一日スマホを遠ざけた方が私には合っていると思います。
実践!デジタルデトックス
というわけで週末を迎えました。
意志で乗り切れるほど強固ではないので今回も奥の手を使おうと思います。
そうです・・タイムロッキングコンテナの登場です。
↓デトックスのお供にコンテナ!
朝起きた時からこのコンテナの中にスマホをぶち込みました。
どれだけ動画が見たい衝動が湧きあがっても、いったんこのコンテナに入れたら最後。どれだけあがいてももう手遅れです。
アラームがどれだけ鳴ってもタイマーが切れるまで取り出せないし、深夜に電話がかかってきてもハラハラしながら時間がくるまで待ち続けるしか術がありません。
ただしこのコンテナを使用するうえでの注意点があります。
それはお金を支払う場面でスマホがコンテナの中に入っていたら、電子決済が使えなくなって不便になるということです。
デジタルデトックスだ!と息巻いても流石にお金が使えないのはまずいのです。
食い逃げするわけにはいかないので、タイマーを30分から1時間の間で設定することで、こまめにスマホが取り出せるようにしました。
↓ツレの家に向かう車中でも使用
たまにツレを放ったらかしにして「新道竜巳のごみラジオ」や「ミニマリストしぶ」などの動画を聴いてしまう時があるので、スマホから距離を置いて彼女との時間を大切にすることにしました。
これにはツレも大喜び!!
↓というわけでツレの家に到着してからもコンテナを使用。
そして、ツレはこれでもう何度目?というぐらいにとある国家試験を受けているので、ツレの試験に向けての勉強と私のブログの執筆を行うためにカフェに行ってコンテナを使用しました。
↓時間がきたときに「カチャ!」と音が鳴って蓋が開くのですが、たまにカフェにいる隣のお客さんがその音に少しだけ驚いてピクッと反応する。
帰宅してから寝室に入るときにも、スマホをコンテナに入れっぱなしにしていたので割とすぐに入眠することができました。
朝からずっとコンテナを使用していたので、コンテナに入れるのが半ば癖になってスマホから予想以上に距離を置くことができた1日となりました。
実践するときの注意点
さて1日デジタルデトックを行ったのですが、いくつか問題点がありました。それは以下の3つです。
○車を運転するときはコンテナに入れてはだめ。
○支払いも電子決済がメインなのでコンテナに入れてはだめ
Wi-Fiを使用してもパソコンがネットに繋がらない時があります。
そのような時はスマホを親機にしてBluetoothで飛ばすことがあります。
しかし、この手段もコンテナに入れていたら最後、300円以上のコーヒーを購入したにも関わらず、何もできないままに無為に過ごして終わってしまうハメになるのです。
1度ネットに繋がらずにピンチに陥ったことがありました。「もはやこれまで!!」と思ったのですが、奇跡的に何度もWi-Fiへの接続をトライしてみると、どうにかネットに繋がってブログ作業を行うことができました。
このようなことがあるので、その時の通信環境を確認しないままにコンテナを収納してはいけないのです。
また車の運転中に関しても、もし事故でも起こして警察を呼ばないといけなくなったときに困ってしまいます。

なんて事故った相手に言えるはずもありません。舐めんな!って話なのです。
だから車に乗ったときにはコンテナを使用しない方が良いということに気づきました。
スマホだけではなく、コンテナのリテラシーも必要になってきます。