目次
サウナと冷水シャワー
アンチエイジングの方法
いつまでも若々しくありたい。
今回のテーマはアンチエイジングです。
「不老長寿メソッド死ぬまで若いは武器になる」鈴木祐著(かんき出版)を参考にアンチエイジングを意識するようになりました。
今回の実践方法は以下の2つ。
2、冷たいシャワーを浴びる
これはドイツの科学者ヒューゴ・シュルツが見つけた現象です。
この考え方を「ホルミシス」と言います。
それは生き物にとって本来有害なものでも、少量なら良い効果をもたらすこともあるという考え方です。
そしてサウナもこのホルミシスの代表で70度以上の高温に身を置くと、体の深部の体温が上がり、心臓や血管の改善に繋がっていくわけです。
フィンランドの研究では週に2〜3回サウナを利用するグループはサウナを使わないグループに比べて心臓や血管の病気で死ぬリスクが27%減少し、週の利用度が4〜7回の場合は死亡リスクが50%まで下がるそうです。
その前に週に4〜7回って多すぎです。
家にサウナがないと不可能な頻度。さすがフィンランド。
私は週に2回行けたらかなり多い方だと思います。
サウナは好き。でも・・。
まずサウナですが「不老長寿メソッド・・」の中では摂氏80度以上のドライサウナに1回20分入ることをお勧めしており、それ以上の時間を過ごしても効果がさほど上がらないようです。
ちなみにドライサウナというものが何かがわからないので調べてみると、乾式のことを指しており一般的な「サウナ」のことを言うそうです。
ちなみに湿式もあるのですが、それが「ミストサウナ」のようです。
以前サウナに行ったときに20分と知っていたので、砂時計で測りながら6分を3回に分けて18分サウナにこもった経験があります。
とにかく私にはこれが限界で、ほうほうのていでそのときは水風呂に浸かったのでした。
サウナが好きと言いながらこの様です。基本的に私は熱に弱いのです。
そもそも20分サウナに入ることが耐えきれないうえに、1日の貴重な20分をサウナに使うことにストレスも感じてしまいます。
平日の夜は9時に就寝を目指している私には、思ったより時間がないのです。
普段私はジムで運動もしているので充分に「ホルミシス」のシステムにあたる「苦痛」「負荷」は与えていると思います。
だから自分が満足した時間帯で切り上げても良いのではないかと勝手に解釈をしているのですが、いかがでしょうか?
あとサウナに入った後の夜風に吹かれてぼーっとする時間が心地よくて最高ですね。手元に飲むヨーグルトなどがあれば最高です。
↓サウナ後の飲むヨーグルトが抜群にうまい!!
冷たいシャワーを浴びる効果について
冷たいシャワーもアンチエイジングに効果があるようです。
本の中では「冷却」が若返りに効果があるということで、冬に水泳をした男女の抗酸化機能が上がった事例などが紹介されていました。
冷水シャワーについてですが、具体的な方法はまず適温のシャワーで体を温めてから10〜12度の冷水を30〜90秒浴びるというやり方です。
このシャワー法を1ヶ月続けたグループは、普通にシャワーを浴びたグループより風邪の発生率が29%減り、日中の活力が上がったそうです。
というわけで実践です。
男性の大事な部分に当ててみる
以前他の本で、冷水を睾丸に当てると男性ホルモンであるテストステロンが活性化するという文章を読んだことがありました。
この睾丸テストステロンの法則はこの本でしか見たことが無いものなので、信憑性に関してはやや疑わしいものがあるのですが、これでテストステロンが放出されて決断力や意欲が高まれば好都合だったので、シャワーを浴びているときに意を決して冷水にさらしてみました。
あっ!はぅあ!!・・・あっ!!!はぅあ!!
30秒ぐらい当てると効果が高まる云々と書かれていたのですが、初シャワーの刺激があまりにも強くて悲鳴をあげてすぐに断念。
本当にこれは効果があるのか・・・?
精子が死んでしまわないかと不安になりました。
しかし、今のような弱々しい自分からおさらばしたかったので、睾丸にシャワーを当てる苦行を根性で続けることにしました。
すると人間は慣れる生き物で、次第に少しずつ睾丸シャワーのタイムが伸びていったのです。
冷水シャワーを全身にかける
通っているジムには浴室はありませんが、シャワー室は完備されています。
トレーニング後にはいつもこのシャワー室で汗を流すのですが、このときに冷水シャワーに果敢に挑戦してみることにしました。
↓脱衣所でこっそりと5分間の瞑想を行った後に冷水シャワーというのがルーティーン。
あっ!はぅあ!!・・・あっ!!!はぅあ!!
まず鍛えた直後の大胸筋にあてたのですが、心臓が止まるかと思いました。
すでにこれは睾丸シャワーで経験済みなのですが、冷水を浴びている最中に心臓麻痺を起こしてしまうのではないかと恐れるほどの刺激です。
心臓がきゅっ!となって呼吸がしずらくなるのですが、それでも続けていると少しずつ慣れてくるもので、30秒は耐えられるようになりました。
また、「行けるところまで行ってみよう精神」で冷水シャワーを当て続けました。
体感としては約1分。きっと正確に時間を測ったら30秒か40秒程度だとは思いますが、未だかつてないぐらいに冷水を体に当て続けました。
あっ!はぅあ!!・・・あっ!!!はぅあ!!
すると、最初は心臓がびっくりするだけだった冷水が次第に心地よく感じられるようになってきたのです。
感覚としては水風呂に入った時のときのように体が内側から温かくなってきました。
なるほど。水を浴びることで一時的に体温が下がり、そこから体温を上げる必要が生まれるので身体中の血流が活性化されてポカポカになってくるのだと思います。
人間が恒温動物であることを実感。
また冷水シャワーをこれでもかと浴びた後に鏡で自分の体を見ると、全身がまだらに真っ赤に染まっていました。
これは体に悪いだろう・・と思ってしまうほどの染まり具合です。
今回はサウナと冷水シャワーがアンチエイジングに効果があるということでした。
サウナ→水風呂の組み合わせだけではなく、サウナの代わりに運動を取り入れると、運動も体の深部が温まるので、その後に冷水シャワーを浴びることで、サウナ→冷水シャワーと同じ効果が生まれるように思います。
だから銭湯が近所にない方は運動→冷水シャワーでアンチエイジング効果が高まるのではないでしょうか。
銭湯に行ってみることにする
銭湯に行く時間がない場合には運動→冷水シャワーで充分にアンチエイジング効果は補えるという自分なりの結論を出したところですが、せっかく銭湯の話をしたので久々に家の近所の銭湯にも行ってみることにしました。
昔、四国のお遍路をしているときに某県で真昼間に銭湯に行ったことがありました。
そのとき年配の男性が同じように湯船に浸かっていたのですが、私以外の全員が肌に墨が入っているというドリフのコントのようなシュチュエーションがあって、そのときは睾丸が縮み上がりました。
そのときの睾丸への縮み上がるような刺激によって私のテストステロンは枯渇したのかもしれません。
↓最も家から近い銭湯。しかし、もう少し家から近いとありがたいのですが・・。
自宅最寄りの駅に最も近い銭湯です。
小さいながらもサウナが備え付けられています。
料金は450円。私が足を運んだのは19時半だったのですが、お客さんが集まるピークの時間帯で、浴室内は芋を洗うような状態となっていました。
お客さん達を観察すると建設作業員らしきガッチリした体つきのやや厳つめの男性や、足首に墨の入った茶髪の男性。また下の毛をせっせと剃っていたロン毛のお兄さんなど多種多様な、スーパー銭湯では決して会えないであろう人種の方達が集っていました。
私の目当てはサウナです。
サウナの定員は2名なので、すぐに満員となってしまいます。
かけ湯をすると私はすぐにサウナに向かいました。室内には砂時計が置いてあり、それをひっくり返してお尻の下にマットを敷いて、ひたすら砂が落ちていくのを見守り続けました。
最初の3分は楽勝。砂時計をひっくり返して次の3分。少しずつ息が苦しくなっていくような暑さを感じながら、もう1度砂時計をひっくり返しました。これで計9分。1回20分が体に最も良いとは知ってはいるものの無理をしてはいけません。
15分ぐらいで切り上げようと思っていたのですが、やり始めると欲が出てきて結局もう一度砂時計をひっくり返しました。
1度目で12分こもり続けて火事場から逃げ出すようにサウナ室から退散。
かけ水を行って、ゆっくりと水風呂に身を沈めました。これがすこぶる気持ちが良いのです。
頑張って自分なりに限界まで体を温めたせいか、水風呂に浸かっても冷たいと感じることはなく、いつまでも入れるぐらいに心地良さ。
しばらく浴室で涼んだ後に、またサウナに向かいました。
この時には1人先客がいました。気をつけないといけないのは変な男のメンツを発揮してここで意地の張り合いにならないことです。
後から入って先に出ても良いのです。体のために行っていることなのですから。
2回目も9分耐え続け、21分で切り上げました。
久々のサウナの感想
最寄りの駅から銭湯に向かい、銭湯から退室するまでの所要時間が1時間でした。思っていたより時間がかかっていない印象です。
サウナの爽快感は言うまでもありません。これなら週2回は難しくても週1なら通えると思いました。
それよりもナチュラルに仕事や運動などで鍛えたであろう他のお客さんの上半身の仕上がり具合に目を奪われてしまいました。
10ヶ月ほどジムに通っているはずなのに我が上半身の貧弱具合に愕然とするのでした。
今回の感想は、サウナ云々よりも「からだ鍛えよ・・」でした。