幸福度を高める方法
「99.9は幸せの素人」星渉著(KADOKAWA)を読み返し、幸福感を高める方法を学んでいます。
この本は、幸不幸は「幸せになるための授業を受けたか、受けていないか」の差であり、なぜ不幸な人がいるかというと知識が無いから幸せになれないという考えに則っています。
だから環境や性別、容姿などに関わらず、人間は幸福になれるという希望を抱かせてくれるのです。
本の内容には幸福になるための方法がたくさん紹介されているのですが、今回私がこれらの中で実践しようと思ったものは以下の2点です。
人生の満足感を高める方法
2、毎晩数分間仕事に関して「いい出来事」を空想する(2週間)
この2つを実践しようと思い記事にしました。
2はなんとなくわかるとは思いますが、1の「デスク上をきれいにする」に関しては仕事や住環境の清潔度と幸福感は比例するという研究結果があるからです。まずはデスク上と自宅のデスクをきれいにしようと思いました。
職場のデスクをきれいにする
狭い・・とにかく狭い。
私の職場のデスクは1人ずつが独立したものではなく、長方形の巨大なデスクを皆で共有して使っています。その中で座席は固定化されているのですが、デスク上では同僚たちとの境界線がありません。
私は翌日に必要な書類やファイルをデスク上に置いたままにしておく癖があります。だから頭抜けて他の同僚たちに比べてデスク上がとっ散らかっているのです。
ニューヨークの治安が悪かった時期に地下鉄の落書きを綺麗にすると治安が良くなったという話を聞いたことがあります。人間の心理として、綺麗な場所は綺麗な状態を維持しようとし、汚い場所は汚くすることに抵抗が無くなってますます荒れていくようなのです。心なしか私のデスクの上に他の同僚たちが書類を置いていくような気がするし、よくわからない書類は私のデスクの上に置いておいても良いという暗黙のルールが出来上がっているような気がするのです。
これは私がデスク上を汚くしていることに問題があると思います。そもそもデスクの引き出しに収められないほどに書類が溜まっていることも問題です。
解決方法としては決められた曜日に書類を吟味する時間を15分でも設けるということです。これまで1年の締めや数ヶ月に1度整理する時間を設けるなど掃除するまでのスパンが長かったので、それで単純に吟味する書類の量が増えてしまい整理する作業時間が長くなっていました。
だから取り掛かりが億劫にならないように毎週こまめに整理をした方が作業量が少なくなって、デスク上の清潔感が維持できるようになると思います。
まず毎週書類を整理する時間を設ける。そして1週間で使う可能性のある書類を机の引き出しに入れる。そして1週間以内に使う可能性のない書類をクリアーファイルに収めて足元の棚に立てかけておくというルールづくりをしておけばもっと快適に仕事ができるようになると思います。
あと以前使用した書類のファイリングですが、2年以上見返していないファイルは処分するというルールづくりもしようと思います。
職場のデスクの整理はまだルールづくりの段階で、まだ実践はできていないので今週から取り組んでいきます。
スタンディングデスクをきれいにする
スタンディングデスク上が散らかってしまう要因としては、ひとつは畳む前の洗濯物を置いてしまうため。
また返信が必要な書類が郵便物として届いていた時に処理できずにデスク上に置いてしまうため。
また愛用のパソコンをデスク上で使った後に、置き場所がなくてそのままデスク上に置いてしまうなどが散らかる理由として考えられます。
とにかく基本的なことをこなせば良いのです。洗濯物は収納に収める。郵便物の手続きを行う。またパソコンは毎日使用するのでケースに収めてリュックに入れておく。とにかくこれらの一手間を行いました。
私は物を収集するような趣味もなく、生活も至ってシンプルです。
仕事以外の時間はブログを書くこと。本を読むこと。後は家事とジムに通うこと以外はあまり時間をかけることが無いので、それらにまつわる道具以外の物は処分すれば良いのです。
というわけで整理する前のデスクが写真のようになっていました。
↓きれいにする前のデスクです。
そして整理した後は、ストレス発散で焚くお香と、朝一で飲む常温のお水を入れるコップのみにしました。
↓お香セットも2段目の網棚に置いても良いと思います。
また2段目の網棚に2冊の本を積んだままにしているのですが、ここ最近これらの本を一切に開いていないので本棚に収めようと思います。
断捨離を続けてきたのもあり、以前より部屋全体の物の数も減ってきました。よって物を収める場所も定まってきたので、散らかってもすぐに片付けることができるようになりました。
生活をシンプルにしてやることを絞ることを目的にした断捨離作業はこれからも続けていきます。
毎晩数分間仕事に関して「いい出来事」を空想する
私は毎日実践するタスクをスケジュール帳に書き込んでいるのですが、そのスケジュール帳に「いい出来事」の空想を書き込んで設定したのですが、その後まったく実践できていません。
↓このようにタスクをスケジュール帳に書き込んでいます。
眠る時には翌日の仕事に関して私は不安を感じてしまいます。
これは学生時代から続いている予期不安を感じるという思考の癖なのですが、電気を消して目を閉じて「無」の状態になってしまうとロクなことを考えないのです。
というより「無」の状態を作ってもいないので、ろくなことを考えないかどうかもわからないのです。
どういうことかというと、不安を感じたくないから好きなYouTubeや動画配信を流して寝落ちするのを待つ状態で毎晩過ごしているからで、そもそも「無」になる環境を刺激を入れて拒んでいるのです。
翌日の仕事に不安を感じているということは、「いい出来事」を空想するイメージを持っていないから不安になるわけで、「いい出来事」を空想する作業に取り組むことができたら翌日の仕事に対する不安は消えるのかもしれません。
ならばやることは簡単です。刺激をいったん止めて「いい出来事」のイメージづくりを行えば良いのです。
やりたいことは何か?
私のやりたいことは何かというと、ノマドライフ的な生き方です。
ひとつの場所に止まって同じ人間関係の元で仕事をすることに苦痛を感じているので、日本全国、または一部の都市部でも良いので飛び回って仕事をすることが理想です。
また書く作業にそれほど苦痛を感じないので、書いたり喋ったりする作業を行える仕事を行いたいです。
年齢的な問題と他職種に飛び込むだけのスキルもないので転職はなかなかハードルが高いと思います。だから今の仕事を続けながら仕事内容を自分なりに拡大させていって、その理想の環境に近づけるように工夫をさせていけば良いのかなと思っています。
そんな仕事環境を自分で作り出せることが「いい出来事」だと思うので、具体的にイメージできるように空想を繰り返していこうと思います。