3のルールの導入
プロジェクト・タスクをシンプルにする
「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)という本を今は実践しています。
まず「最高の体調」は、発展した文明とヒトとのミスマッチによって多くの人に不調が生まれており、それを改善する方法が紹介されている本です。
この本の巻末には、紹介されている体調改善のテクニックの中から科学的なエビデンスがしっかりとしているものでガイドラインが掲載されていました。
このガイドラインに沿って、私は不安感や炎症改善のテクニックを実践することにしました。
-
-
まずはパーソナルプロジェクトの上位分析を行う。
目次1 人生の満足度を高めるための自己分析1.1 PPAで自己分析を行う1.2 パーソナルプロジェクト分析の方法1.3 私のコアプロジェクト1.4 結論として 人生の満足度を高めるための自己分析 PP ...
続きを見る
ガイドラインは炎症改善と不安感の改善の二つのコースがあり、今回の記事は不安感の改善についてです。
まず不安を軽減させていくガイドラインは以下になります。
↓
PPAの下位分析で細かいプロジェクトに分解
↓
「3のルール」で毎日の計画を決める
↓
イフゼン・プランニングに落とし込む
↓
インターバル形式で実践
↓
「メタ認知」を使ってプロジェクトのレビュー
↓
大自然に触れる・小説・映画に触れる
↓
マインドフルネス
前回は上から2段目の「パーソナルプロジェクト分析」で使用したコアプロジェクトを下位に展開させることで、具体的に何をすれば良いかを明確にしました。
-
-
続いてパーソナルプロジェクトの下位分析を行う
目次1 コアプロジェクトに対して具体的になにをすれば良いかを明確にする1.1 PPAで自己分析を行う1.2 下位プロジェクト分析1.3 実践してみる1.4 実践してみた感想 コアプロジェクトに対して具 ...
続きを見る
解りやすくいうと、それはスモールステップの明確化です。
しかし、いざ実践してみて、そこには私なりに問題がありました。
それがプロジェクトを下位展開させていくとで、やること(プロジェクト)がたくさん生まれ、やることがいっぱいになったことがストレスになるということでした。
リストを作成しているときは、これを全て実践したら私の人生が大きく変わるという高揚感で、つい中身を山盛りにしてしまうのです。
しかし私は仕事に加えて、生活するための雑務などで、時間が足りないのです。
そこをどうするか?ということが課題でした。
やるべきプロジェクトが1日に20〜30もあるようでは未来の姿が複数に分岐し、やはりモチベーションが下がってしまいます。
「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)
そこで今回は「3のルール」を日常に取り入れることにします。
「3のルール」とは
「3のルール」は短期間で小さなプロジェクトを何度も回すことで、仕上がりを向上させていくという考え方です。
それは前提として「プロジェクトは変わるもの」という考え方があるからで、タスク管理(プロジェクト)を柔軟にしていくために、PPAの下位分析で導き出されたプロジェクトを少数に絞っていくのです。
またそもそも下位分析で導き出されたプロジェクト自体が、スモールステップなので少し頑張れば達成できるハードルとなっています。
プロジェクト自体が適正な難易度であるということ。
そして、プロジェクト自体の数を少数に絞ることで、短期間で小さなプロジェクトを回していくことが可能となっていくということだと思います。
さて具体的な方法を説明します。
まず人間の認知のリソースを理解する必要があります。
ミズーリ大学のネルソン・コーワ氏の実験によると、人間が短期的に記憶できるのは「4±1」なのだそうです。
ということはそれ以上のプロジェクトを設定してしまうと、頭に入りきらなくなってしまうということです。
そこで「3のルール」では今日・今週・今月・今年というスパンでやるべき3つプロジェクトを書き出していきます。
今日に関しては、その日に集中したいことを朝の段階で3つ紙に記入します。
書き出したその3つのプロジェクトを、その日のうちにこなしていきます。
今日だけではなく、今週・今月・今年もそれぞれ3つのプロジェクトを書き出します。
そしてプロジェクトを実践した後は、振り返りも行います。
つまり毎週末にはうまくいった点を3つ、改善できる点を3つ書き出すのです。
うーーーーん・・・・なかなか面倒なことになってまいりました・・・。
「3のルール」を実践する
しかしいくらプロジェクトがたった3つでも、どこか目につく場所に書き出しておかないと流石に忘れてしまうと思うのです。
そこで考えた方法が、スマホのメモ機能に今日の3つのプロジェクトと今週分のプロジェクトを書き出して、その画像をスクショしてスマホの画面に設定しておくという方法です。
そして、今月のプロジェクトは紙のスケジュール帳に書き出す。
今年のプロジェクトに関しては、紙に書いて玄関の扉に貼っておくのはどうかなと思いました。
まずはそれぞれのスパンでの「3のルール」を考え出しました。
これをスマホのメモ機能に書き写してスクショし、壁紙に設定してみました。
今日と今週のプロジェクトのみで壁紙がいっぱいになると思ったのですが、思った以上にスペースに余裕があったので、今月と2023年の1年間の達成したいプロジェクトも書き加えました。
ただ問題なのは、デジタル時計やアイコンなどのマークが「3のルール」のメモを見辛くしているという点です。
「3のルール」で必要なのはたいてい今日と今週の2つのスパンだと思っているので、そこさえ見れたら「まあ・・いいや・・」精神で、しばらくこのスタイルでやってみようと思います。
ちなみにこの日の「3のルール」は「21時台に就寝」「スマホをコンテナに収める」「20時までに夕飯を食べる」の3つ。
そして私は自宅最寄りのカフェでこの記事を書いているのですが、時計を見ると20時47分・・・。
21時台に眠れるでしょう・・・。
スマホをコンテナに収めて、デジタル断食を行うのは可能だと思います。
-
-
超正常刺激(つまりスマホ)のコントロール。
目次1 デジタル刺激をコントロールする1.1 炎症改善ガイドラインの概要1.2 その効果とは1.3 デジタル断食の効果について1.4 デジタルを遠ざける方法 デジタル刺激をコントロールする 炎症改善ガ ...
続きを見る
20時までに夕飯・・・絶望的ですね・・・。
コーヒー代を支払っているので、元をとって21時までブログ作業は続けようと思います。