どうしても運気をあげたいのです
早朝からのゴミ拾い
ゴミ拾いで運気をあげようと思ったら陰徳が良いのです。
陰徳とは人の見ていないところで積む善行のことです。
しかし今回も懲りもせずにゴミ拾いの文章をブログにあげて人目に晒すという愚行(?)を行っています。
前回はお昼すぎの炎天下だったので、その反省を活かして朝の早い段階でビニール袋を持って出かけました。
↓前回は実家周辺でのゴミ拾い。 目次1 見返りを求めて徳を積む1.1 運気を上げるためのゴミ拾い1.2 近所のゴミ拾いを実践1.3 たたりじゃ!!1.4 泥沼に咲く蓮の花1.5 陰徳について 見返りを求めて徳を積む 運気を上げるため ... 続きを見る
炎天下の下でゴミひろい。
私の住むマンションは実家とは異なり、比較的街中に位置するのでゴミが豊富に(?)に散らばっているかなと期待(?)していたのですが、出かけてみると予想外に街って綺麗なのですね。
捨てる人は捨てますが総じて日本人はマナーが良いのかもしれません。
これはガッカリですね(?)
サッカーのワールドカップでも話題になりましたが、日本のサポーターが試合後にゴミ拾いをしていたことで海外のメディアから絶賛されていたほどなので、ゴミを捨てるという習慣(?)が我々にはそれほど無いのかもしれません。
昔私が住んでいたマンションでは、深夜の1階フロアーに外国人達がたむろすることがあったのですが、彼らがたむろした翌日の1階はゴミが必ずと言って良いほど散乱していましたし、メジャーリーグとかでもベンチを見ると床がゴミで散乱している光景を目にします。
私は昔スペインの巡礼を行ったことがあるのですが、各町や村にバルというものが必ずあって、立ち飲みしたときにお客さんは紙ナプキンなどのゴミを床に全て捨てていたことが印象的でした。
ゴミを全て床に捨てることで、それらを後でまとめて掃き掃除をすれば簡単に全て回収できるという、合理的っぽい理由があるのですが、私は床にゴミを捨てることに抵抗がありました。
これは道徳とかそういうことではなく国民性の違いなのだと思います。
しかもそれが平日の朝
平日の朝。
皆さんが働いている時間に自由の身であるというのは素晴らしいことです。
そんななかビニール袋を持って道路に落ちている吸い殻やペットボトルなどを拾って歩きました。
皆さんこの私の姿を見て、いったいどう思っているのでしょうか?
私の中の弱い心がうずき始めるのでした。

聞かれてもいないのに言い訳をしたい気分です。
道端にはさほどゴミが落ちていないのですが、公園に行くと大物が結構落ちていました。
ガキ・・・いや、お子様が達がきっとゴミを捨てるのでしょうか。
その中でも何の気なしに拾ったペットフードの袋ですが、ビニールから漂ってくる生臭い匂いが堪りません。
公園から幾らか進んだ場所に小学校があるのですが、学校の周囲の植込みに缶ビールが捨ててありました。
中身がほんの少し残っていたので、ひっくり返して叩きつけると中身のビールと共にダンゴ虫が数匹丸まった状態で出てきました。

内心叫ぶ私。
缶ジュースは甘い香りがするので、その中に虫が隠れている可能性が高いのです。
それが本当に嫌なのです。
中身のジュースを振って出すときに虫が出てこないかと毎回ドキドキします。
公園だと缶ジュースや中身の残ったペットボトルを拾った時に、水道水で中身がすぐに洗えるというメリットがあります。
そうすると蟻とか虫が甘い汁を求めて集ってきてもすぐに水で洗い流すことができるので幾分マシなのです。
陰徳を積むためにゴミ拾いを行っているのですが、殺生はやっても良いという訳のわからない状態になっています。
またしても氏神さまの神社へ
今回はタバコの吸い殻が多いなと思っているうちに、氏神さまの祀られている神社に到着しました。
スリッパを脱いで神殿まで行ってお参りです。
↓土に触れることで悪い気を吸ってもらう。
そして、そのあとは境内に落ちていた御神籤の切れ端などを拾って回りました。
自分で言うのもなんですが、ゴミ拾いをして神社にお参りってどこまで清く正しい生き方をしているのでしょう。
私はいったい何を目指しているのでしょうか?
打算的な発言になってしまいますが、ツレが車いすでその彼女に寄り添う彼氏という構図は良い人というレッテルを貼られ易くなってしまう恐れがあります。
それで毎日お参りして週末にゴミ拾ってなんてことをしていたら窮屈過ぎてたまりません。
本当はそんな奴ではないのです。
言葉遣いを汚くしたり、暴言を吐いたりして人間としてのバランスをとってやろうかななんて狂気じみたことが頭を過ります。
↓参道に見慣れないオブジェが・・。この輪っかを潜ると開運とかに繋がるのかなと思い、こっそりくぐった。
お茶を飲んで一休みをしたところで、再びゴミ拾いを再開しました。
ゴミ拾いも後半になると幹線道路沿いを歩くコースに入っていきました。
ゴミを拾っている姿が偽善者っぽくて、あまり人見られたくありません。
しかし、そんなときに限ってタバコの吸い殻がたくさん落ちているすぐ傍を信号待ちをしている車がズラッと並んでいるわけです。
そんなときは心を無にして車が止まっている方に視線を向けないように意識しながら手早くゴミを拾っていきました。
神社を回ってゴミを拾う聖人の様な習慣を身に付けつつあるのですが、そんなことを平日からしている奴なんて、どうせまともな奴ではないと思うので、行きつくとこまで行っちゃってる感が傍から見て醸し出されていないかと心配になってきます。
最後まで「人から見られてどう思われているのだろう俺…」問題が克服できませんでした。
さすが元ひきこもり者です。
しかしゴミ拾いはやってみると気持ちの良い習慣なので、土日の早朝などに続けていこうと思いました。
またゴミを拾うとか掃除は本来我を取り除く行為の様な気がするので、続けていくうちに「人からどう思われているのだろう…」という意識も昇華されていくような気がします。
↓ゴミ拾いなどの徳を積むと運が良くなると信じていると700ニキさんも述べていました。