人生改造宣言の10分前行動
おさらい
「人生改造宣言」タレン・ミーダナー著(日本経理協会)をまた実践します。
人生を本気で変えていくために本腰を入れてこの本に取り組んでいきます(まずは宣言から)。
今回再びチャレンジするのは「10分前行動」です。
待ち合わせ時間に遅れた場合、到着までのあいだに遅れた言い訳を考えたり、動揺して冷静さを失ったりと、待ち合わせ場所にいる相手に対して負い目を感じる関係からスタートしてしまいます。このように時間にルーズだとデメリットなことが多くなるのです。
このように本には遅れることのデメリットが書かれていましたが、ただ単に時間を守れないことで相手からの信頼も失ってしまうことが最も大きいデメリットだと思います。
この前の記事でも書きましたが、私は昔から時間を守ることが苦手でよく遅刻ばかりしていました。
むかし人に誘われてアムウェイの講演を聞きに行ったことがあるのですが(アムウェイは合いそうになかったので結局しませんでした。なんとなくアムウェイって社会人になりたての若者が必ず通り通過儀礼的なもののような気がします)、その時に講演をしていた若者が言っていたことがとても印象に残っています。
彼は片っ端から周りの人たちにアムウェイの製品を売り込んでいったそうですが、成約を勝ち取ってのし上がっていく時には自分の苦手なこととも向き合わないといけないとも語っていたのです。
彼のその苦手なものの一つが「時間を守る」ということで、商談相手との話し合いの席で最初は平気で遅刻をしていたそうです。
しかし、それではいけないと思い直し、時間を守る努力をするようになってから成約率が上がっていったということなのです。
苦手なことを克服することは、きっと人生において正しい努力なのだと思います。正しい努力をしたからこそご褒美として成約率が上がっていったのだと思うのです。
私はそのように都合よく解釈したのですが、ここで時間を守る人間に変わっていくことで私にもなにかご褒美があるかもしれない・・・と見返りを期待しているわけです。
前回は失敗してしまったので、再トライをしてみます。
↓失敗の記録
https://hgtkni13kg.xsrv.jp/?p=9430&preview=true
↓もうひとつの失敗例。
https://hgtkni13kg.xsrv.jp/時間を守る%E3%80%80パート2/9592/
顔剃りに行く
時間を守るための1日のプランはこれだっ!
まずツレから薄毛を指摘されて以来、身なりを整えることに目覚めました。
最初に取り組むことは実家近くの理髪店での顔剃りです。
前日に実家に帰り、一晩過ごした後にまずは理髪店に向かいます。
顔剃りをしてもらうことで、顔の古い角質層を取り除いてもらい透明感のある肌にしていきます。
というわけでこのパートは身なりを整えながら「人生改造宣言」を実践していくという一石二鳥パートなのです。
なるべく朝早くから活動を始めたいので、9時半に予約を取ろうと思います。10分前行動なので到着時間は9時20分です。
時間を守るポイントは2点。
2、到着時間ではなく出発時間を意識すること。
この2の出発時間を意識するのは参考になりました。
社会人の皆さんは当然これを昔から実践していると思いますが、私はこの出発時間を決めておくという意識がとても弱くて、なんとなくで動いていました。だから家から出る段階ですでに時間があまりないという事態に追い込まれていたのです。
出発時間を意識することで、到着時間から逆算する思考の習慣が自然と身に付くようになっていきます。この発想を手に入れたのはデカかった。
実家から理髪店までの所要時間は多めに見積もって30分。ということは8時50分に家を出ればおそらく問題はないと思います。
ツレの家に行く
続いてその足でハニーことツレの家に行きます。
顔剃りは30分で終わると踏んでいます。ということは時間がかかっても10時には理髪店から出れると思うので、ツルツルの顔のまま車に飛び乗ってツレの家に向かいます。
おそらく所要時間は30分ほど。ということは到着時間は10時半。そして10分前行動なのでツレには10時40分に家に着くと伝えました。
もし遅れたとしてもこれは理髪店が原因なので私のせいではありません。そう言い張ろうと思います。
トンボ帰りで家に帰る
結構多忙です。この日はツレに会った後に再び実家に戻って、それから一人暮らしの我が家に帰ります。
カフェでブログを書く時間やジムに行って少しでも筋トレをする時間を設けたいので、断腸の思いでトンボ帰りです。
そして実家の両親に帰宅時間を伝えるのです。
16時台の電車に乗ろうと思ったら、自宅には16時に帰る必要があります。ということはツレの家から実家までは40分かかるので、15時20分にはでないといけません。まっ、こんな感じかな?
では、いざ実践編
はい。というわけで9時半に顔剃りの予約をしたので、もう逃げることはできません。
ちなみにこの理髪店の店主があまり愛想のない人なので、遅刻しようものなら暴言を吐かれるのではないか・・という恐怖心が頭にあって、電話で予約をする段階からドキドキが止まりませんでした。
まず前日に実家に帰った段階で、すぐに携帯電話をコンテナの中に入れました。
↓一度収納すると時間が来るまで取り出すことができないスマホタイムロックコンテナ。
これで実家にある娯楽は禁止したので、もう寝るしかありません。と・・・思ったら・・・私にはもうひとつの娯楽Kindleという電子書籍の端末があったのです。
↓し、し、し、しもうた〜。
就寝前に電子書籍を読み始め、気がつくと時刻は1時半を過ぎていました!これは出だしから痛恨の夜更かしです。なんと欲望に対する耐性が弱いのでしょう?
頭を抱えながら就寝です・・・。
目が覚めると時刻は7時50分。8時50分に家を出れば良いのでなんの問題もありません。夜更かしをしてしまいましたが、時間はなんとか守れそうです。
ゆっくりと実家での朝食を摂り、その後のんびりとしていると時刻は8時35分。

母の一括で目が醒めて、慌てて洗面台に向かいました。当初の予定時刻は8時50分でしたが、実際の出発時間は8時55分となりました。
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理髪店からツレの家へ。そして実家に戻る。
理髪店に着いたのは9時14分・・・早すぎる・・・。でも遅いよりはマシです。
理髪店の店内に入ると、なんとすぐに顔剃をしてもらえるということに!これはラッキーでした。
所要時間は20分弱。お店を出るとまだ時刻は9時35分でした。
ツレに伝えていた到着時刻は10時40分だったので、これは楽勝です。
結局ツレの家に着いたのは10時少し過ぎた時間でした。コンビニ、郵便局、お昼ご飯のランチと周ったところで14時半だったので、ツレの家へと帰宅することにしました。
そしてここから予想外の大渋滞に巻き込まれ、前日のkindleによる寝不足も相待って強烈な睡魔に襲われながらツレ宅に着。
時刻は15時半前。予定ならとんぼ返りで実家に戻らないといけないところですが、ツレの部屋で寝落ちするというイレギュラーな予定(?)が入ってしまい、彼女の家を出たのは16時半となりました。
実家への帰宅は17時!!

駅まで送ってもらう予定の父から「やっと」というお言葉をいただきました。前日の睡眠不足からくる仮眠と疲れによって判断力が私の頭から消失してしまい、渋滞に巻き込まれたうえに寝落ちしてしまったのが敗因ですが、実家に帰るまではほぼ完璧な時間管理と言えるので、10分前行動は激甘基準でクリアーだと思います。
今回はクリアーしましたが、ここで終わりにせずにもう一度、10分前行動を実践しようと思います。
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