本の実践

10のメニューを継続させるための振り返り。

10のメニューとは

「10のメニュー」を現在実践しています。

「10のメニュー」とは、中野裕弓さんの著書の中で「愛のコーヒーカップ理論」という理論があって、それに基づいて紹介されているものです。

「10のメニュー」は自分の心が満たされることを10個あげていき、それを1日ひとつずつ実践していきます。期間は3週間。

そもそも「愛のコーヒーカップ理論」について説明すると、自分を優先的に満たしていくことで、自分の器(それがコーヒーカップである)が愛情で満たされていき、愛情が溢れ出しそうになると、自然と他人の器に繋がり始めて他人に愛情が注がれていくようになるというものです。

わかりやすく説明すると、愛情を優先的に自分に注ぐと、他人にも愛を注げるようになるということです。

2022年から私はこの「10のメニュー」を実践し始めました。自分の好きなことをただ取り組めば良いなんて楽なことだと思っていましたが、それがなかなかうまくいっていません。

今回の記事はその中間リポートのようなものです。

 

職場に行くのが辛い

2022年になって職場に行くのが辛くなってきました。前から私は仕事が好きではなかったのですが、その感情がますます加速し始め、職場の同僚たちの存在が煩わしくなってきたのです。

同僚たちのちょっとした態度。言い方や視線を合わせないところ。また波長が合わないところなどにストレスを感じ、それらを受け入れる余裕すらも無くなってきました。

同僚たちは何も変わっていないと思います。ただ私の物事の捉え方に余裕が無いだけで、年度末には必ず異動をして皆とさっさとお別れしたい気持ちが強くなっていました。

この辛い感覚が持続してくると、その環境から脱却したいので色々考えるようにはなってくるのです。それは自分と向き合う作業になります。だから自分を変える良い機会であるとも言えます。

私にできることはまず今まで好きではなかった自分の仕事を好きになることです。つまらないと思っていた仕事に何かしらの楽しさを見つけようと思いました。

この仕事に向いていない。また、この仕事に取り組んでいる自分は偽りの自分であるという感覚を持ち続けていると、自分に常に言い訳をしている状態なので、どこかで仕事の手を抜いてしまうのです。

仕事中はできることを全力で取り組んでいるつもりなのですが、自分のやっていることに疑問を持ったまま仕事をこなしているので、この没頭できない感覚のまま歳を重ねてしまうと後々後悔すると思いました。

あと仕事が好きではないという感覚を持ち続けていると、人生の大部分を仕事に使っているわけですから、自分の人生を否定していることになると思うのです。私は自分の人生を否定したくはありません。

よって仕事に楽しみを見つけることはできていませんが、好きになろうと思うようになりました。

またもうひとつ思ったことは、同僚たちを嫌う心理にあるのは「自分に愛情を注いでほしい!」という思いです。なんとも子供っぽい願望なのですが、きっとこれが真実なのだからしょうがないのです。

ツレに本音を吐露すると、このように言われました。

ツレ
それは無理よ・・。

私はきっと愛情不足なのです。

他人を変えることはできないと思うので、自分を変えるしかありません。

他人は自分の姿を映す鏡であるという説に則るなら、私の方から皆さんに愛情を注ぐことで皆さんから愛情を分け与えてもらうおうと思いました。

だから自分に愛情を注いで人に愛情を振り分ける「愛のコーヒーカップ理論」を実践するのは理にかなっていると思います。

というわけで「愛のコーヒーカップ理論」の「10のメニュー」に取り組む必然性が生まれてくるわけです。

出だしのメニューの内容でつまずく

頭の中でこのように現状の整理と、「10のメニュー」に取り組む根拠が見出せたらあとは実践するだけです。

以前の記事でも紹介しましたが、ここでも私の好きなことをおさらいします。

「ロフトなどの動画を見る」「たっぷり睡眠をとる」「お笑いライブを観る」「漫画を読む」「通販で服などを買う」「銭湯・サウナ」「卵かけご飯を食べる」「何もしない」など。

紙面を少しでも埋めるために私の好きなことを具体的に書きましたが、本当は書かない方が良いのです。

なぜならこのように人前に晒すことで体裁を取り繕うような偽りの部分が生まれるからです。私が本当に好きなことにはここでは書けないようなロクでもないことも含まれます。はっきりと断言します。

また自分でも本当にメニューにあげたことが何よりも好きなことなのか疑問があります。

まず「何もしない」を項目としてあげていますが、私は「何もしない」ことに不安を感じます。せかせか頑張るのは将来のんびりしたいから・・と漠然と思っているのですが、たまに異国の土地でのんびりするのは良いとしても、日常生活でのんびりするのは変化して成長していく喜びを逃してしまう可能性があるのできっと焦るのだろうなと思うのです。

このように「10のメニュー」のリストを作ってみたのですが、実践してみてピンとこなければ内容を変更をしても良いと思います。

実践してみてつまずいたこと

さて、取り組んでみてネックになったのが「睡眠」でした。

いつになったら私は早寝ができるのでしょう。昔よりかは眠れるようにはなってきたのですが、「たっぷり睡眠をとる」というのは全てを投げ出して、なによりも優先して床に就いて8時間は寝るということです。

好きなことに「睡眠」をあげているものの、なかなか睡眠がとれないということは実は睡眠が好きではないということです。となると私が「10のメニュー」としてあげるのは本当は「睡眠」ではなく「夜更かし」なのです。

しかし「夜更かし」をすると翌朝必ず「後悔」するので「夜更かし」と「後悔」はワンセットになります。だから大々的に「夜更かし」を推すわけにはいかないのです。

睡眠がとれない理由は食事を摂るとだらだらしてしまうからです。お腹いっぱいになるまで夕飯を食べてしまい、お腹いっぱいのまま立っているのが辛くなって、そのままベッドの上になだれ込んでしまい携帯電話を弄る。それが私のヘナチョコルーティーンです。

これが至福のひとときか?と聞かれたらそうではありません。携帯を弄っても私の中に有益な情報や達成感など何も残っていないのです。ただ動画をザッピングしただけで内容が何も残っていない。これは単なる無意識の悪習慣です。危うく「10のメニュー」のひとつとして「食後のだらだら」を入れてしまうところでした。

ベッドに入って電気を消してから寝るまでは異様なほどに早いのですが、そこに至るまでに時間の無駄遣いをしてしまうわけです。

うまくいってない理由を分析

いわゆる蔓防ってやつで私の主戦場のカフェが20時には閉店するようになりました。それから22時台に床に就くまでが勝負でです。

先ほども書きましたが、夕飯の時間にお腹いっぱいに食事を摂ってしまうのも眠れなくなってしまう理由です。

腹八分でさっと切り上げて、他のことに時間を使っていくのが理想ですが、とにかく私は欲深い。腹一杯になるまで味わい尽くしてしまわないと気が済みません。

食後にだらだらすると書きましたが、冷静になってみると食事中もだらだらと食べているのです。仕事中は張り詰めているので交感神経が活性化している状態です。帰宅してだらだらすることで副交感神経を高めているわけですから自分の体にとっては悪くはないことなのですが、だらだらするタイミングが良くない。

食事をだらだらと摂ってしまい腹いっぱい食べてしまう→→→腹いっぱいになるので動けなくなってしまいベッドで横になってしまう→→→「ゆっくりしても良いじゃん♪良いじゃん♪」と思う→→→携帯電話をいじってしまう→→→気づくと22時になっている。

これが私の時間浪費のパターンなのです。

こうやって見るときちんと睡眠をとろうと思ったらシビアな時間管理が必要になってきます。

夕飯をすぐに食べ終える→→→腹八分は健康にも良い→→→動ける余力を残っているので、洗濯や明日の準備やタスクの実践が可能となる→→→ベッドに潜り込む→→→だらだらする。

だらだらする時間は副交感神経を優位にするためには必要です。このだらだらする時間を後に持ってくれば早く眠れるようになると思います。

一個ずつ取り組む必要あるのか?

あとピンときたのですが(よっ!天才!)、「何もしない」というのは本当に何もしない(飲まず食わず糞尿を垂れ流し放題)わけではなく、ブログや筋トレなど自分の生活を少しでも良くするために取り組んでいるちょっと頑張らないといけないことを控える意味での「何もしない」ということで、その空いた時間に興味のある映画を観に行ったり、好きなテレビ番組を観たり、マッサージを受けて癒されたりするということにすれば、より「私の好きなこと」としての精度は高まっていくと思います。

また10のことを1日ひとつずつに細分化していますが、1日のうちに全部できるんじゃない?とも思いました。

1日で銭湯にも行けるし、ネットカフェにも寄れるし、たくさん眠ることもできます。全部詰め込んでしまうと制限時間内でいっぱいになってしまい追い立てられるように好きなことをこなさないといけなくなるので、好きなことが好きなことではなくなってしまう可能性があるということで、1日にひとつということなのでしょうか?

さてできない言い訳はこのへんにしておいて、今日から仕切り直します!!!

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