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鳥須井八幡神社

自粛開けで初めての遠出です。前日ツレがお世話になっているヘルパーさんが、願いが叶うで有名な願い玉のある「鳥須井八幡神社」の話をしたそうで、その日の晩に行ってみたいとの連絡がありました。

「私行ってみたいところがあります…」

「いつ行く?」

「えっ?明日でも…」

というわけで行ってきました。尾道にある「烏須井八幡神社」です。読み方はわかりません。恐らくトリスイヤハタジンジャかカラススイヤハタジンジャかな…。

路地を抜けて辿り着いた神社はこじんまりとしており、参拝者用の駐車場も備えつけてあるので、車いすユーザーのツレと運転に自信の無い僕には凄くありがたかったです。

まずトイレですが、社務所らしき建物奥に男女共有の洋式トイレがありました。水洗で綺麗に掃除がしてあったので、非常に使いやすいトイレです。

ただ、ツレは歩行が難しいのでトイレの入り口前に2段分の段差があったのが困難でした。

なので、この段差はおんぶすることで何とかクリアー。健常の方には何も問題はないと思いますが、もし車いすユーザーの方でここの神社に関心を持たれている人がいれば、トイレではちょっと頑張る必要があると思います。

↑鳥須井八幡神社の山門前です。

ツレに参拝法を尋ねると、手を洗う→本堂でお詣りをする→願い事守りを購入するという流れになっているそうなので、境内まで一旦上がってトイレを済ませた後は、再びスロープを降りて、柄杓を使って2人で手洗いを済ませて身を清めた後に、またスロープを上がって再び本堂に向かいました。

参拝者用の駐車場や綺麗なトイレ。そして、境内に上がれるスロープがあるのは何ともありがたいです。

しかし作法というか、参拝の流れからちょっとぐらい逸脱しても神様はそんなことじゃ怒らないとは思うのですが、律儀にヒーヒー言いながら(僕が)も、車いすを押して急斜面を駆け上がったのでした。

次のチェックポイントは参道です。こちらをご覧ください。

長方形の石段を突っ切る時に車いすを押すとちょうど段差がありまして、この時に車いすが跳ねるのです。

今まで2度ほど街中でこのような段差に車いすの前輪が引っかかって乗っているツレがロケット砲の如く飛んで行ったことがありました。だから、段差って細心の注意が必要なのですね。

しかし、何度も石畳上を通過して気付きました。本堂に向かう直線上の石畳は多くの人が歩いている分、石の表面が削れており段差が小さくなって通過し易くなっているのです。

車いすを押していないと石畳が不便だということと、削れているなんてことは気付かなかったと思います。立場が変わると見る視点も変化していくものですね。

本堂で「2礼、2拍、1礼」を行なって、参拝に来ることができた感謝の気持ちを念じた後は、いよいよ願い事守りを購入する番です。

(じゃじゃじゃ〜ん!!)

1つ1100円で、願い事はひとつです。漠然とした願いではなく、具体的に何がしたいかを購入したお守りを掌に包み込んで手を合わせながら念じると効果があるそうです。

暖色系のオレンジを購入したのがツレで、チロルチョコとかにありそうな色を選んだ右側のお守りが僕のものです。

具体的な願い事1つと言われたら、欲深い僕にはとても難しいミッションだったのですが、ツレに願い事が叶ったらお守りを神社に返し、また新しい願い事と共に購入すれば良いと言われ気が楽になりました。

何をお願いしたのかはお互いに内緒です。全国から参拝客が集まるそうなので、好みのデザインの願い玉を購入するには人が少ない今がチャンスだと思います。

 

(↓ついにこの服を着てお詣りに行きました)

 

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