本の実践

ストレス発散法の整理の整理と断捨離。

あれこれ手を出しすぎて訳がわからない状態になっている

絞ってメモる

今回は頭の中を整理するための記事です。

平日は環境をトリガーにしてタスクを設定しているので、タスク(習慣)を忘れることはさほどありません。

しかし、お休みの日は1日の過ごし方が不規則になります。

よってタスクを忘れてしまうことが度々あるのです。

だから記事にしながら整理していこうという魂胆です。

まず断捨離

まず最初に断捨離のメリットについてです。

断捨離とは生活に調和をもたらすために不要な物を減らしていく行為や考え方です。

「最強の成長術」ブラッド・スタルバーグ著(ダイヤモンド社)ミニマリストのことが書かれていました。

物を減らしていく過程で、物の全体量の把握が可能となります。

するとそこから人生において本当に必要なものの認識ができるようになるのです。

物を厳選することで、管理に使うエネルギーの浪費を防ぐことができるようになるのです。

人間は決断にエネルギーを要します。

例えば何を食べるか、どの服を着るのかという細かな決断にもエネルギーを要します。

断捨離を行うことで、必要なものと不必要なものが認識できるようになっていくうえに服などは数を減らして選択肢を減らすことができるので、エネルギーを目標に絞って使うことができるようになるのです。

つまりエネルギーの効率化です。

あと単純に物が整理できていると、探し物をする時間を省くこともできます。

しかしこれまで断捨離を行ってきたことで生まれた課題もあります。

服の断捨離をしすぎて夏場に着る服が少なくなっていることにも気付きました。

これは自分にとって心から着たいと思っていた服が手持ちにそれほど無かったということです。

多種多様なストレス発散方法

ストレス発散法は世の中にたくさんあります。

私の中でストレス発散において気をつけていることは、お金をあまり使わないこと。

また日常生活の延長でできることの2点です。

お金をかけずに日常の中で取り組んでいることは以下の6点。

①森林浴を行う
②青空を見上げる
③自分の感情と向き合って言語化する
④楽しかったことを14秒間思い出す
⑤週末にたまに実家に帰らない、ツレにも会わない
⑥今日よかったことを3つ書く

①の森林浴について。

緑の効果は「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)にも紹介されていました。

緑は実物だけではなく、画像や動画でも癒し効果が生まれます。

自然がもたらす恩恵は絶大です。自然との触れ合いにより、確実に人体の副交感神経は活性化することがわかっています。副交感神経は気持ちが穏やかな時に働き出す自律神経で、日中にたまった疲れやダメージを回復させる働きを持ちます。

「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)

癒し効果を期待して、部屋の中に観葉植物を置くことを様々な本でお勧めされたりするのですが、手入れに失敗するととんでもないことになってしまいます。

またお金もかかることですし、実践するには慎重になってしまいますね。

しかし観葉植物に及び腰でも、日常的に自然に触れる方法は多くあります。

 

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休みの日にツレと一緒に川沿いの並木道や緑豊かな公園に行って、自然を堪能するのもひとつですし、出勤時間に電車の中から自然の景色を見て癒されるなんてのも贅沢なひとときですね。

また画像でも効果があるのなら、人工の観葉植物でも良いのではないかとも思います。

②の青空を見上げるは、色彩心理学的に青色は癒し効果があるうえに、見上げることで背筋が伸びてテストステロンの分泌効果もあるそうです。

※テストステロンとは、いわゆる男らしさを生み出すホルモン。活力や決断力が生まれる。

森林浴を行うときに青空を見上げることができますし、職場の昼休みにも青空を見上げる時間は確保できます。

そのときは日焼け止めクリームを忘れずに・・。

感情の扱い方について

③の感情の言語化もいくつかの本で紹介されていた方法です。

海馬を中心とした短期記憶を機能させようと思ったときに不安などのネガティブな感情が強いと、それで短期記憶を扱う部位がネガティブな感情に占められてしまい、判断を誤ってしまう可能性が高まるわけです。

だから不安感などのネガティブな感情を発散させる必要があるわけです。

負の感情を扱うためにはそれを否定するのではなく受け入れる方が感情は落ち着いていきます。

そのために必要なのが言語化です。

ネガティブな感情が湧いてきたときに否定して抑え込んでしまうと、逆に不安感が増大することが私も自身の実体験から理解できます。

だからそんなときには感情を無理やり押さえ込むのではなく、認めることが安定をもたらすのだと思います。

そして言語化の手段についてですが、現状で抱えている悩みや不安を紙に書き出すという方法が代表的な手段になります。

「科学的に元気になる方法を集めました」堀田秀吾著(文響社)では20分(も!)不安な感情を書き出すなどが紹介されていました。

しかし私はこのような気持ちを紙に書き出す方法に嫌気がさしています。

ただでさえ1人で過ごす時間が多いので(コロナ禍と内向的な性格が相まって)、これ以上1人で作業する時間を設けることに辟易とした気持ちがあるのです。

それなら信頼できるパートナー(つまりツレ)に自分の感じている気持ちを伝えた方が良いと思います。

20歳前後の頃。私は精神科でカウンセリングを数年間受けていた時期がありました。

これもつまり気持ちを言語化する作業です。

その当時は毎週変わることなく、臨床心理士の先生に気持ちや考えていることを喋ることに何の意味があるのかわからなかったのですが、喋ることで自分の気持ちに気づき安定していくという効果があったのだと思います。

14秒間楽しかった記憶を思い出す

④は楽しかった記憶を14秒間思い出すです。

楽しかった思い出を再体験することにストレス発散効果があるのです。

しかも、たった14秒間でそれが可能なのです。

こんな手頃な方法をやらない手はありません。

楽しかった思い出は2つあって、1つはスペイン巡礼に行った際に、ゴール地点のサンチィアゴ・コンポステーラという街にたどり着いた朝の達成感。

↓その頃の写真です。相当昔の写真ですが、いま思い返すとよくやったなと思います。

もうひとつは東京旅行の思い出です。

地元から東京まで夜行バスに乗って、明け方にバスタ新宿に降りるのです。

そのときの新宿駅に降り立ったときの開放感と深夜にロフトプラスワンというトークライブハウスにいるワクワク感。

記憶が比較的新しいこともあるので、東京旅行の方がより鮮明に頭の中で再現することができます。

↓コロナの影響で行くことができない…。

この年になって自分が心から楽しいと思えることを、やっと見つけ出すことができるようになりました。

もっと若い頃に見出せたら良かったのですが、自分の好きなことを見いだせただけでも幸せなのかもしれません。

スリーグッドシングス

⑤は週末にツレに会わないです。

これは私にとっては結構大きなことで、自己犠牲を止めるということです。

自分が好き好んで週末にツレに会っているのですが、どこかで今のツレの麻痺が進行している状態の原因が私にあると思っているところがありました。

だから週末は欠かさず、ツレのもとに駆けつけて治療に付き添っていたのですが、自己犠牲の意識がどこかにあるので、一緒にいて苦しい時があったのです。

だからたまに週末はツレのもとには行かずに、自分のために時間を使おうと思うようになりました。

ツレには申し訳ないのですが、これがお互いのためでもあります。

そして⑥は今日良かったことを3つ書くです。

「幸福優位の7つの法則」ショーン・エイカー著(徳間書店)から抜粋します。

一週間毎日「三つのよいこと」を書き出した人たちは、一ヶ月後、三ヶ月後、六ヶ月後の追跡調査でも、それをしなかった人たちよりも、幸福度が高く、落ち込む回数が少なかった。驚いたのは、エクササイズを止めた後も、幸福度、楽観性ともに高い状態が続くということだ。

「幸福優位の7つの法則」ショーン・エイカー著(徳間書店)

要するに身の回りから良いことを見出す視点が高まるようになるということです。

1週間、1日5分で半年後まで幸福感が高まるのは労力に対する効果が非常に高いと思います。

以上の6点と断捨離を合わせて継続することで、ストレス発散とエネルギーを絞って使う日常生活を実現させていこうと思います。

 

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