無人の駐車場で障害者割引を活用してみる
使えるものは何でも使え!
これまでは有人の立体駐車場を毎週利用し続けており、そのときは受け付けに身体障害手帳を提示することで割引を受けていました。
今回は無人の駐車場を利用することになったので、ここでも障害者割引を試みてみることにしました。
この方法が全国共通のものかはわかりませんが、とても簡単に割引ができたので、今回はその方法を紹介してみようと思います。
↓減免の方法が記してあった
↓ツレは1に当てはまるのです
減免の対象となるのはツレが当てはまる1の身体障害者です。
また2の療育手帳は知的障害者の方、そして3は精神障害者の方となります。
4の駐車禁止除外指定車標章というのは今回初めて知ったのですが、身体などの障害を持ち歩行が困難な方が前もって交付を受けて車輌に掲示することで、駐車禁止規制の対象から除外されるようです。
だから例えば急にトイレに行きたくなった時、僕が車内に残ってツレ1人が公園のトイレなどに行くことはできません。
トイレに行くときには介助が必要となってくるので2人で移動する必要があります。すると車内が空になってしまうのです。ツレがトイレに行った場合すぐに帰ってくることは不可能なので、大抵5分以上時間がかかります。そうなると、これは停車ではなく駐車になると思うのです。
このようにトイレの場面ひとつとっても、駐車禁止の対象から外してもらえるだけで外出しやすくなっていきます。
しかしこの駐車禁止除外指定車標章のルールは複雑で、そもそも駐停車禁止場所の駐車や法定駐車禁止場所の駐車は免除とならないそうです。
それは交差点の5メートル以内の場所や消火栓から5メートル以内の場所などで、この標章を貼っておけばどこでも車を停めて良いわけではないようです。
使用ルールがまだ明確にはわかっていませんが、ツレが使える制度なのは間違いないようです。
減免までの流れ
さて本題の減免の方法です。
まず停車させた区間の駐車番号を精算機に打ち込みます。
駐車料金は600円でした。
そして備え付けのオートホンと呼ばれるものがあってそこに電話をします。
↓これがオートホン
オートホンって受話器のことですね。つまり。
受話器をとってダイヤルを押すとかではなくあげただけでサポートセンターに繋がります(サポートセンターの音声が小さく耳を澄ませる必要あり)。
「サポートセンターです・・」

「対象はどちらでしょうか?」

「何級ですか?」

「駐車番号は何番でしょうか?」

「今おいくらですか?」

「了解いたしました。」
すると精算機に表示されていた600円の金額が200円に減額されました。たったこれだけ。
手帳を使う必要もなし
看板に書かれていた減免までの手順には、手帳を精算機上部に設置されたカメラに提示して、サポートセンターのサポートガール(勝手に命名)に確認してもらう必要があるといったことが書かれていたので、手帳を準備して待ち構えていたのですが、提示するまでもなく減免を受けることができました。
拍子抜け〜というより、手帳も確認せずに口だけの申告を信じ切って良いのか?と思いました。
そんなことを行う気はないのですが、騙そうと思ったらなんぼでも騙せそうです。
とっても簡単な減免申請
このように今回初めて無人の駐車場で障害者割引の恩恵を受けることができました。
これまでは有人の立体駐車などで、受付に身体障害者手帳を持って行って割引のカードをいただいたうえで清算は行なっていました。同じように無人の駐車場でも簡単に行えることがわかりました。
全ての無人の駐車場でこの優遇措置が活用できるわけではありませんが、今後も他の無人駐車場でもオートホンを探してみるか、手帳の活用法がないかを探ってみようと思います。