時間の使い方を学ぶ
やることを絞る
断捨離の効果はいろいろとあるようです。
そのなかのひとつに、物を減らすことで決断をする機会を絞るということがあげられます。
「やるべきことが多い=生産性が低くなる」という言説は心理学の世界では当たり前のことなのだそうです。
この説が真実なら、やることはとてもシンプルになります。
成果を生み出すためにやることを絞って作業量を減らすのです。
労働時間が短い国ほど生産性が高く出ており、作業量を減らすほど、逆に成果が上がっていくのは間違いなさそうです。
「週40時間の自由をつくる 長時間術」メンタリストDaiGo著(実務教育出版)
とにかく長い時間頑張れば良いというものではないようです。
残業や休日の仕事は能率を下げてしまうということなのでしょう。
また私に必要なのは睡眠時間の確保です。
睡眠時間を確保することで、メンタルヘルスを安定さえて活力を取り戻すのです。
睡眠時間を確保するために、やることを絞ると時間にゆとりも生まれます。
そうすれば睡眠時間も確保しやすくなると思います。
私はこれまで選択肢が多いことが幸せなことだと思っていたのですが、選択肢が多すぎると逆に人は行動ができなくなっていくそうです。
作業量を減らすこと
マルチタスクもしくは過大な作業量は、結果的に成果があがらないということです。
シングルタスクや作業量を減らすためには、目的を明確にすることが先決だと思います。
人生の目的がわかっていれば、その目的に沿った行動を厳選できるようになるからです。
ここで私は迷ってしまいます。
「目的を明確にした方が良い」という説と「目的を明確にしてしまうと目的を超えるスケールの成果が達成できなくなってしまう」という説を述べている本が世の中にはあるのです。
私の中で欲望や目的のぶつかり合いが生まれてしまい、どうしたら良いのかがわからなくなってしまいました。
「週40時間の自由をつくる 長時間術」
生産性を高めること。
そして睡眠時間も確保する。
そのために時間の使い方について真剣に考える必要があると思いました。
今回は「週40時間の自由をつくる 長時間術」メンタリストDaiGo著(実務教育出版)から学ぶことにしました。
先ほど触れたように目的を立てるか否かという葛藤によって身動きが取れなくなる状態を、ゴールコンフリクトと言います。
このゴールコンフリクトが時間不足の感覚を生み出す最大の原因なのです。
ゴールコンフリクトとは、目標(目的)がぶつかりあってしまう状態のことを言います。
私のゴールコンフリクトは「体感時間に余裕をもたらすために目的を立てること」と「目的を超えるスケールの成果を得たいという欲望のぶつかりあい」です。
ゴールコンフリクトの解決策は、至ってシンプルでぶつかり合わないようにするということです。
ぶつかり合わないようにするための方法として、現段階では目的を明確にしようと思いました。
そして取り組むタスクを目的に沿ったものにしようと思います。
すると自ずと選択肢を減らしていけるはずです。
何か大きな成果を出すためには、目的に向かって行動を絞り込む必要があります。「やるべきことが多すぎる」と弱音を吐いている時点で、本当に必要なことを選択できていない証拠なのです。
「週40時間の自由をつくる 長時間術」メンタリストDaiGo著(実務教育出版)
労働時間と生産性
「週40時間の自由をつくる 長時間術」を読むと、人は実際の労働時間と体感の労働時間の間に誤差があるということが述べられています。
時間不足を感じるのは、よほどのブラック企業でない限り「錯覚」ということです。
そして、その錯覚を生み出す理由は、時間感覚の歪みです。
時間感覚の歪みは焦りと不安から生み出されていきます。
その時間感覚の歪みを正して、余裕を持って日常を過ごすための数々の方法が本の中で紹介されていました。
絞る作業を行う
はっきりとは言及しませんが、私の中では目的は明確にはなっています。
あとは絞る作業です。
日々のタスクを絞る作業でできること。
それは以下の3つです。
決断する機会を減らすということ。
頭を使った後は気分転換を取り入れる。
家事や雑用の削減
「決断する機会を減らす」というのは、服装や食事のルーティーン化などです。
服装や食事のルーティーン化の意図は、曜日によって着る服や食べるものを前もって決めておくことで、決断に使うエネルギーの節約を行うということです。
エネルギーを節約した分、それを目的達成のタスクに回していくのです。
「頭を使った後の気分転換」は森林浴やマッサージや好きなことに取り組んでストレス発散を行うということです。
これは他の記事で紹介いたします。
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「時間感覚を正す」ストレス発散方法について。
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時間感覚を正すストレス発散法その2
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ストレス発散をおこなうことで、時間感覚の歪み(時間が無いと思い込んでいる感覚)を正すことができるようになるのです。
最後の「家事や雑用の削減」は不必要なことや端折れることを生活から省いて時間を生み出す作業です。
目的に沿ったタスクを優先していけば不必要なことは端折れる生活を送っていけるはずです。