ツレの治療体験と肉体改造

運動で若返る。脳機能が改善される。そして長生きする。

運動による効果

定期的なエクササイズのメリットについて

筋トレには様々なメリットがあります。

ジム通いを始め、めでたく1年以上が経過。

運動が習慣化しつつあり、肉体的にも徐々に変化が見られるようになってきました(お腹が引っ込んで、胸が若干出てきました)。

さて、なぜこのようなジムトレーニングを行なっているのか?

数ヶ月経ってその目的を忘れつつあるので、今回の記事で少し運動のメリットをおさらいしていきたいと思います。

まず、運動のメリットについてです。

1、見た目が若返る。
2、長寿につながる。
3、脳機能の改善。

若返り効果

「不老長寿メソッド死ぬまで若いは武器になる」鈴木祐著(かんき出版)を読むと、皮膚バリア機能を持つ「角質層」が運動をすることで厚くなるそうです。

また他の実験では運動経験がない65歳上の男女が1回30分のジョキングを週2回ペースで続けただけでも、3ヶ月で肌の水分やコラーゲンが20代〜40代のレベルまで復活したそうです。

だから一旦衰えた肌の質も運動によって取り返すことができるということが科学的に証明されているのです。

長寿について

2の長寿についてはテロメアという構造物が関与してきます。

テロメアとは染色体の末端の保護キャップのようなもので、細胞の老化を防ぐものなのだそうです。

テロメアは歳を取るにつれて短くなっていき、それで細胞が老化していくのですが、定期的な運動を行うと、テロメアの長さが維持されて、結果的に長寿につながる可能性があるのです。

頭が良くなる

最後に3の脳機能の改善について。

脳は40代から前頭葉や海馬が縮み始めるそうです。

ところが1日30分程度の有酸素運動を週に4〜5回繰り返すことで海馬が大きくなり、脳の情報処理能力が上がる現象が確認されているそうです(これは結構ハードだな・・・)。

というわけで運動にはこれだけのメリットがあるということですが、「不老長寿メソッド死ぬまで若いは武器になる」のなかで「若返り」と「頭が良くなる」については有酸素と言及されているのですが、ここらへんの運動の内容については本によってまちまちな印象を受けます。

ホルミシスについて

ホルミシスについて。

「不老長寿メソッド死ぬまで若いは武器になる」内で紹介されている様々なアンチエイジングの方法は、ホルミシスの考え方に則ったものが基本となっています。

「ホルミシス」とは心身の若返りシステムのことで、そのシステムは「苦痛」「回復」によって呼び起こされていきます。

「ホルミシス」のシステムの要点をまとめると「多すぎれば有害だが、少なければ有益に働く作用」と説明できます。

例えば食べ物について、ポリフェノールが「ホルミシス」のシステムに当てはまり、摂取すると体内には少量の毒となり、そのダメージから肉体が回復し始めて、結果的に若返っていくという効果があります。

これが「ホルミシス」の「苦痛」と「回復」を現す事例になるのですが、「ホルミシス」の詳細についてはこの「不老長寿メソッド死ぬまで若いは武器になる」を読んで頂くことにして、その「苦痛」の代表格が「運動」「断食」にあたるのです。

 

ウォーキングの効果

「不老長寿メソッド・・」の中では、ウォーキングのメリットが語られていました。

どのくらいのウォーキングを行うと、どのような効果が得られるかということについてザッと紹介しておきます。

1、高齢になっても肉体機能を維持させるためには1日8分。
2、メンタルの落ち込みを改善させるなら1日10分。
3、早期死亡率を低くするには1日20分以上。
4、認知機能を改善させるなら1日40分。それを週に3回。
5、死亡リスクが運動しない人より減っていく。1日60分。

このように肉体機能の維持、認知機能の改善やメンタルの安定。死亡リスクを下げるというふうに様々な効果がウォーキングにはあります。

しかし、この枠組み内を見ていただけたらお分かりのように、8分以上の時間をかけなければウォーキングの効果は出ないようです。

というわけで私は現在2日に1回ジムに通っています。

日によって上半身と下半身に分けて筋力トレーニングを行なっているのですが、この本を読んでからは下半身を強化するためにトレッドミル上でウォーキングを行なうようになりました。

時間は15分〜20分以下。

だから肉体機能の維持とメンタルの落ち込みの改善には効果があると思われます。

↓この画像に写っているのがトレッドミルです。

もう少し所要時間を伸ばしても良いのですが、かけられる時間には限界があります。

たいてい筋力トレーニングに30分から40分かかるので、そこに20分以上のウォーキングを追加してしまうと、その後の更衣室での瞑想やシャワータイムによって1時間30分近くをジムに費やしてしまう結果となるからです。

夜に行くなら睡眠時間を削らないように短時間で集中して取り組み、朝に筋トレに行くなら限られた時間内で終わらせる必要があります。

どちらにしても短時間でトレーニングを終わらせる必要があるので、そこまでウォーキングに時間がかけられないのが実情です。

そもそも筋トレは短期間で達成するものではなく、長期間継続的に取り組んで習慣化することで作りあげられるものだと私は思っています。

継続することを念頭に置いているので、なるべく今のペースは崩さないようにしようと思います。

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