食物繊維を食生活に取り入れる
日本人は食物繊維が足りない
体の炎症を防ぐためには、腸内細菌を活性化させる必要があります。
「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)によると、食物繊維は腸内細菌の餌になって繁殖していく手助けをするそうです。
しかし、現代人は食物繊維の摂取量が減少しているそうです。
厚労省は1日の食物繊維の摂取量を20〜27gに定めていますが、いまの日本人は13〜17g程度しか摂れていないのが現状です。
「最高の体調」鈴木祐著(クロスメディア・パブリッシング)
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食物繊維を摂取することで、炎症を改善する。
目次1 食物繊維を摂って、腸内細菌を維持する。1.1 炎症の弊害1.2 体の炎症を防ぐために食物繊維を摂取する1.3 腸内細菌の力について1.4 食物繊維を腸内細菌に与えるためには、何を食べたら良いの ...
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「最高の体調」によると、食物繊維を大量に含む食材は、ゴボウ・寒天・海藻・キノコ類・オクラ・リンゴなどと紹介されていました。
フルーツも食物繊維が大量に含まれています。
ネットなどで調べてみるとリンゴ以外にはキウイフルーツやブルーベリーにも含まれているようです。
食材でまかなえない分はサプリメントをお勧めしているのですが、サプリメントの摂取量がこのところ増えているので(アシュアガンダ・ビタミンDなど)、肝臓に負担をかけないように、食材から優先することにしました。
ゴボウを鍋に入れてみる
次に「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)を読んでみると、腸内細菌は肥満や思考に影響を与えているそうです。
腸と脳は脳腸軸と呼ばれ経路で常に連絡をとっており、腸内細菌の中には実際に神経伝達物質を生成する細菌もあって、脳の活動に影響を与えているそうなのです。
腸内細菌は全身の炎症に影響を与えるということはわかっていたのですが、どうやらそれだけではなく、肥満や疲労、動きを鈍らせる力もあれば、エネルギーを与える力もあるなど、多くのことをコントロールしているようです。
その「シリコンバレー式・・」を読んでいると、納豆やキムチ・お味噌などの発酵食品も腸内細菌に良い影響を与えるとのこと。
となると味噌汁にワカメやキノコなどの海藻を入れたら、腸内細菌にとって好影響を与えられるではありませんか。
じゃあ、お味噌汁かな・・・と思ったものの、我が家にはお味噌汁用の手頃な鍋がありません。
我が家にあるのは鍋用の大鍋がひとつのみ!!これで味噌汁を作ってしまうと、今度はメインとなるお鍋料理ができなくなってしまいます。
買えばええやん!という話なのですが、断捨離生活を送っている私はこれ以上キッチン用品を増やすことに抵抗があります。
自炊生活を送っている私は、ほぼ1年中「鍋」を食べています。
寒い冬だけではなく、真夏の暑い日々も鍋。
調理の引き出しが乏しい私には肉も野菜もたくさん摂れる鍋は本当にありがたいのです。
ゴボウや寒天や海藻を食生活に取り入れていないので、これらの食材を最初から除外していたのですが、ゴボウやワカメなどを鍋に入れたら良いではないかと思い付きました。
ゴボウはイメージとして豚汁なのですが、ワカメなどの海藻って「味噌汁」には入っているけど「鍋」に入れることってあるっけ?と思いながらスーパーに足を運んだのでした。
ゴボウを購入しました。
そしてここで良いモノを見つけることができました。
お鍋の素で味噌味を購入したのです。
これが味噌汁の代替品にならないかと思いました。
これにゴボウとしめじなどを投入すれば問題解決ではないか!!
あとこれだけでは食物繊維的に弱いかなと思ったので、納豆も購入しました。
腸内細菌が弱まる食事を除外する
餌を増やしても、腸内最近を弱わらせてしまっては元も子もありません。
「最高の体調」によると食物繊維は抗生物質の使用で死滅してしまうそうです。
その他にも、薬用ソープなどの抗菌グッズや住居を漂うカビ毒なども人体に有害であり、腸内環境を左右し、体内に炎症を生み出してしまうそうなのです。
これらの対策としては、薬用ソープではなく昔ながらの石鹸を使うということや空気清浄機を部屋に設けることが有効です。
我が家では固形石鹸を使っているので、昔ながら石鹸という点はクリアーしていると思います。
固形石鹸を吊っています。
しかし空気清浄機がないので取り入れる必要があるかなと思ったのですが、この浄水器とか空気清浄機って本当に効果があるのか私にはいまいちわかりません。
よって高額を払って購入する気になれないのです。
浄水器は安価なので購入したのですが・・。
水がうまい・まずいが私はあまりわかっていません。
空気清浄機に関しては職場の同僚が良いと言っていたので少し気持ちが傾きつつあります。
しかも1万円前後でも購入できるので、買えないことはありません。
そして腸内細菌が弱まるので、スナック菓子や清涼飲料水・ファーストフードの食材も避ける必要もあります。
ファーストフードや清涼飲料水を飲み食いすることが私はほぼ無いのですが、スナック菓子が好きなので意識的に控えないといけません。
スナック菓子は目の前にあると理性が抑えられなくなってしまうので、購入しない・視界に入れないことがベスト(ポテロングとか、プリングルスが好き・・・)。
腸内細菌を増やす対策も必要ですが、腸内細菌を減らさない努力も今後は必要です。