突破力!!
ひきこもりも思いこみが原因?
メンタリストDaiGoさんの著書「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」(リベラル社)を今回は参考にしたいと思います。
「人間の脳に備わった思いこみや先入観」のことをバイアスというのですが、本書ではそのバイアスと呼ばれるいわば思考のクセを様々な方法で取り除いて、不合理な考え方を修正していく術を紹介しています。
ひきこもり時代から自分の中にある思い込みとの格闘を続けてきました。
人生は苦しんだ先に成功や幸せがある
「肉体的、精神的に自分を痛めつけることで成長するから、成功や幸せが待っている!」という考え方が僕の中にありました。
これは当時カウンセリングを受けていたドクターとの会話です。

するとドクターは鼻で笑うようにその考え方を否定してきたのでした。
「へ〜仕事って辛いものなの?僕は楽しいけどね・・。」
仕事辛いもの説を否定されてムッとしたことを鮮明に覚えています。仕事は辛いもので、楽しいなんてあり得ないという考え方でここまで育ってきたので、拍子抜けというか、今までの自分の人生を否定されたような気がして腹が立ったのです。
僕はこの時、短期のバイト経験しかなかったので実際に仕事がどういうものかというのがわかっていませんでした。
あれから10年以上の仕事の経験を経て、辛いかどうか尋ねられると、仕事もたまに辛い時があるけど、誰からも必要とされずに何もないひきこもり状態の方が辛いよ・・と今なら思うのです。
「仕事は辛く、苦しいもの・・」というバイアスが頭の中で働いてがんじがらめになって動けなくなっていたのです。
人生から豊かさを奪う思い込みはそこらへんに転がっているのです。
「子育てって大変ですよ・・」経験したことないから知らんけど、結構誰でもできるんじゃないか?
「(若い人に向かって)今が一番楽しい時期よ・・」いや・・僕いま41ですけど、若い時より今の方が人生楽しいです。
「(付き合いたての人に向かって)今が一番楽しい時期よね」はぁ・・今の方がツレと仲が良い気がするけどね・・。
だから、否定的な言葉を聞いたときに「それって本当ですか?」と問い直した方が良いと思います。
短期目標で欲望に強くなる
さて話をDaiGoさんの著書「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」に戻したいと思います。この本からいますぐに実践できそうな方法を取り入れます。
今回は「短期的な目標を立てたら欲望に強くなる」というものです。
事前に細かい計画を立てておけば、ゴール達成までのロードマップがクリアになるおかげで、人間の脳は「このステップさえ踏めば目標を達成できるのだ!」と考え始めます。結果として長期的な目標に意識が戻り、現在志向バイアスに負けにくくなるわけです。
「無理なく限界を突破するための心理学 突破力」(リベラル社)
つまり望んでいる状態になっていくための計画を立てるほどに、目の前の欲望に振り回されなくなっていくということなのです。
ポイントは将来に向けた行動の段取りを「いつ、どこで、どのように」まで細かく行動を決めておくことです。
細かく段取る!
夜型だった生活を朝型に変えることが現在の大きな課題です。これは1年前からずっと言い続けてきたことですが、朝早く起きることができても睡眠時間が実感として足りません。
この度また細かく朝型にした時の1日のスケジュールを作ってみました。
問題なのは就寝時間です。作ったスケジュールでは21時半に眠って4時半に起きて7時間の睡眠時間の確保に努めようと思うのですが、睡眠を後回しにする癖がまだ抜けないのです。
「いつ、どこで、どのように」時間を使って睡眠まで持っていくかが問題で、この流れを細かく決めていこうと思います。
いつが21:30。どこでが自宅の寝室です。ここまでは特に何も考える必要もなく設定することができます。
問題はどのように過ごすか?という点です。だいたい19時には自宅に帰っているので、そこから就寝までの21時半までの2時間半で何をするかを考えます。まず、帰宅してから必ず行うことが「晩飯」「入浴」「洗濯」「明日の準備」そして「皿洗い」に「掃除」です。
19時に帰宅することができたら、まずは湯船にお湯を張ってお米を炊きます。そして着替えてから仕事用の荷物を一旦取り出して、明日の準備(主に制服とペットボトルのお茶をリュックに入れておく)を終わらせます。
朝1時間ブログの執筆を行うことができたら、晩ご飯を自炊します。だいたい1時間あれば食事の準備ができるので、20時半前にはそれが出来上がるはずです。そして湯船に浸かって、終わったその湯船のお湯を洗濯に回します。
きっとお腹が減っているので、この間は空腹との戦いです。なので、プロテインを飲んでおこうと思います。そしてゆっくりと労るように食事を楽しみ、食洗機にお皿を入れたら寝支度に入って21:30には就寝です。
改めて就寝までの流れ
ブログが朝の段階で終わっており、19時に帰宅できた場合。
「湯船にお湯を張る」→「お米を炊く」→「荷物を一旦出す」→「明日の準備」ここまでなら15分ほどあれば余裕でできるはずです。
「晩飯の準備」(1時間はかかる・・これがでかい!)→「合間にプロテイン」→「入浴」(15分ほど)→「洗濯」→「晩ご飯」結構キツキツのタイムスケジュール・・。晩ご飯を食べる頃には21時15分にはなってそう・・。
そして「洗濯物を干す」必要があるのですが、これはジムの行かない日の朝に回そうと思います。これでなんとか21:30には眠れるような気がします。
上記のスケジュールは晩ご飯を作る必要があって、洗濯物が溜まっている場合のシチュエーションです。実際、晩ご飯を前日に作っていれば残り物で事足りる時もありますし、洗濯も3日に1回行えば充分なので、毎回これだけのスケジュールをこなす必要はありません。
2時間半で毎回これだけのスケジュールを全てをこなすのはなかなかハードだとは思いますが、全部取り組む必要はないので、不可能ではないと思うんだけどな・・。