目次
元気になる方法 ガムシャラ編
嫌いな人がいる。
見出しそのままです。
職場に苦手な人がいます。
それが受け入れられなくなってきているという話です。
その人の見下すような態度や八つ当たりが受け入れられません。
この方についてあれこれ言っても仕方ないので、この人はそのままにして私がどう振る舞っていくかが問題です。
強めに「ノー!」が言い放たれればそれで良いのですが、その人を前にすると傷つけられてしまう恐れからくる恐怖でカチカチに固まってしまうので、「ノー!」を突き付けるのは難しいと思います。
すると仕事をしながら、私はずっと「やめる…やめる…」と呟き続けていたのです。
無意識のうちに・・。
そもそも疲弊していて気力が出ない
気を取り直して頑張ろうという気力が湧いてきません。
これは由々しき事態です。
そういえばここ最近、意識高い系の動画を見ていると辛いものがありました。
また成功している若者のノウハウ本もそれまで面白いと感じて読んでいたのに、集中して読めなくなってきました。
脳が疲れていて刺激のあるものを受け付けられなくなってきているのでしょう。
職場の人間関係も問題ですが、まずは心身の疲弊を回復させることを優先しないといけません。
最初に睡眠をとってみる
これまで何度も失敗してきた早寝ですが、さすがにこのままではまずいと思い、金曜の夜は23時半に床に就きました。
久々にたっぷり睡眠をとりました。
それでも眠気は続き、翌朝実家に戻る電車の中でも眠ってしまい、危うく寝過ごすところでした。
眠るだけでは無理そうです。
そこで本棚から再びこの本を引っ張り出しました。
「科学的に元気になる方法集めました」堀田秀吾著(文響社)
本の中に書いてあることを徹底して、できるところから実践してみます。
ぼーっとしてみる
意識的に脳を使っているときより、ぼーっとしているときの方が15倍エネルギーを使っているそうです。
しかも普段使っていない脳の部位も刺激されるので、バランス良く脳を使っている状態になれるとのことなのです。
また思考を止めることは、脳の休息にも効果があると聞いたことがあります。
週末にツレが治療を受けている間の待合室で10分だけぼーっとしてみました。
(↓待合せ室での私の足)
眠気に襲われ、睡眠と覚醒の間を行き来していたのですが、ツレが立ち上がりの練習を始めたところで、そちらが気になってしまいました。
ぼーっとどころではありません。

ツレを見ていてあれこれ考えてしまいました。
やっぱり、ぼーっとしていない・・。
ネガティブな考えを書き出してみる
「科学的に元気になる方法を集めました」堀田秀吾著(文響社)は心身に好影響を与える方法を38個提案している本です。
この手のタイプの本を私は結構読んでおり、それでも初めて知った情報がいくつかありました。
実践を重視している人には良書だと思います。
「不安」への対策として、ネガティブな考えを書き出すということを現在実践しています。
シカゴ大学の心理学者ラミレスらの行なった実験があります。
その内容は、試験直前の10分間に、試験について不安に思うことを紙に書き出す。すると、不安を書き出した場合と、そうでなかった場合では、書き出したほうが成績がアップした。
そうすることで脳の「ワーキングメモリ」が解放されるからです。ワーキングメモリとは、インプットしたばかりの情報や、目の前で起こっている物事を一時的に覚える短期記憶のことです。
ところが「あれやったかな、これはやったかな」と、試験に対して抱えている不安もワーキングメモリを埋めてしまうのです。
そこで、不安を整理して書き出すことで、ワーキングメモリを占める心配ごとを追い出すことができ、試験により集中できる状態に脳を持っていける
「科学的に元気になる方法を集めました」堀田秀吾著(文響社)
この前職場で同僚が、他の同僚に不満に感じていることを打ち明けてきました。
それは相談とかではなく不満を感じていることをただ私に伝えてきただけだったのです。
私はそのことに関して同意を少しだけしながらも、全面的に同意をしてしまうとその不満の対象に当たる同僚に対して悪感情が湧いてしまうことを恐れていたので、中立のスタンスをとることにしました。
その煮え切らない態度に不満を持たれるかと思ったのですが、終わる頃には「ああ…、すっきりした!」と同僚は言うのでした。
書くだけではなく、話すこともワーキングメモリから不満を解放する作業として有効なのかもしれません。
その後について
嫌いな同僚についての話に戻ると、その同僚の感情的になって他人にあたり散らす性格。
また気分屋なところが好きではないのですが、よく考えてみると私の中にもその同僚と同じような特性があることに気づきました。
私は家族やツレに対して感情的になったり、不機嫌になったりすることがあります。
その嫌いな同僚と私を重ね合わせ、そのうえで職場の私と家族やツレを重ね合わせてみました。
今までごめん!そんな気持ちが湧いてきました。
そばに不機嫌な人がいるだけで、これだけ息が詰まるような思いをするのだと思い知らされました。
嫌いな同僚から学ぶことができました。
家族やツレに、日を改めてそのことを伝えて謝罪したのでした。