言葉で困難を打開する
人に「ノー」と言えない。
職場でお客さんにこちらからお断りの電話をしないといけない状況になりました。
電話嫌いで「ノー」となかなか言えない性格の私は内心怯みまくり。
結局そのお客さんの対応は先輩職員が行うことになり、難なく事無きを得たのでした。
私はびびっていたので、先輩に羨望の眼差しです。
ノーと言えないこの性格。
「人生改造宣言」タレン・ミータナー著(税務経理協会)のすべての項目を実践するということに挑戦しているのですが、数ヶ月前から「頻繁にノーと言う」の項目で止まったままです。
↓Amazonで50円で売り出されていた。良い本なだけに悲しい…
先輩職員はきちんと違うと思った時に「ノー」と言えるのです。
それが本当に凄いです。
自分をきちんと持っている人だと思えます。
そして、自分を持っているが故に人との軋轢を生むところがありますが、軋轢を生まない代わりに言われるがままというのも…あっ、これ私のことですね…。
他人に引きずりまわされる人生
感情をもろに出す人ってみなさんはお好きですか?
いま職場で怒りの感情をそのままに振る舞う同僚がいます。
その圧に押されっぱなしの私は、言われるがままに従ってしまうという非常にストレスを感じる日々を送っているのです。
何が不満なのかわかりませんが、たまに私はその人に無視されることがあるのです。
当たり障りのない距離を保つとかの話ではなく、できれば永遠に距離を取りたい気分なのですが、その人が専門職のためどうしてもコミュニケーションをとらないといけない場面があるわけです。
長年人目を気にして生きてきた身としては、「流せ!」「気にするな!」と言われても気になって仕方がありません。
また4月から新しく赴任してきた先輩職員は私のことを認めていないということをひしひしと感じます。
1度そのように感じてしまうと、その職員さんの顔色を伺ったり、その人のことをすごく気にしてしまうなど、昔からあったこの悪い癖がいま出てしまっているのです。
なんだか悪い流れになりつつあります…。
言われるがまま反論できないことも原因ですが、自力で乗り越えられそうにない壁が立ちふさがっている場合にはどうすれば良いか?
その解決策を発する言葉に求めることにしました。
そんなときこそ、この本に書いてある教えを実践する時です。
「最強セルフイメージのつくり方」坂田幸太郎著(同文館出版)
以前にも実践したことのある手段なのですがそのときは定着しなかったので、再挑戦です。
「およそ、人は幸せになろうとする決心の強さに応じて、幸せになれるものだ」と、アメリカ合衆国元大統領、リンカーンが言っている通り、幸せは心の中からはじまるのです。どんな場合でも、「私は幸せだ!」と決めてしまいましょう。人間の脳は「幸せだ!」と言い切ると、その理由を探しはじめる習性があります。
「最強セルフイメージのつくり方」坂田幸太郎著(同文館出版)
幸せな人生
最近人が怖いと感じています。
対人恐怖症に陥って社会生活が送れなくなった十代の頃に戻ったようで、自分でも驚きです。
だからこそ「俺って幸せ!」と呟くのです。
そして言葉の力を借りて「幸せな人生」と決めるのです。
そう思った後に街中を歩いていると歩行者優先道で自転車をこいでいるお爺さんがオッサンと正面衝突。
「おい!自転車から降りいや!!」
オッサンが吠えました。
押して歩かないといけない場所で自転車を漕いでいるお爺さんが悪いのです。
吠えたオッサンは肩を怒らせたまま足早に私の目の前を歩いていきました。
すると轢かれたてホヤホヤなそのオッサンは数十メートル先を行ったところで、今度は違う自転車に乗った爺さんにまた轢かれていました。
最初は爺さんが悪いと思っていましたが、この短時間で2度轢かれたオッサンの方が前方不注意でなお悪いと思いました。
こんなおいしい場面に立ち会えて私は幸せです。
必ず幸せと言い続けてやります。
言葉を発する有効なタイミング
言葉を自分に根付かせるために有効なタイミングは寝起きの「ボーッ」とした時間です。
朝起きて胸に手を当て「ありのままで完全です」と呟いてみることにしました。
最初は呟くことを忘れてしまい、朝の身支度が終わるぐらいになって「あっ!!!」と何度も思い出すこと数知れず。
思考ができない寝起きに呟くと、言葉がスッと潜在意識にすりこまれると学んだのですが、頭が働かなさすぎて、「ありのままで完全です」を言うこと自体忘れてしまうのでした。
そんなときは前日の眠る直前に「ありのままで完全です」をひたすら呟き続けるのです。
すると意識の中に「ありのままで‥」の残像が残った状態で眠るので、目が覚めたときに意識に「あり‥」が残っていて、なんとなく覚えているものです。
また日中「ありのままで完全です」を繰り返し唱え続けていると、それも頭にこびりつくので朝の目覚めにすぐに唱えることができるようになります。
日頃の積み重ねの賜物ですね。
人の目を気にするということは自分に対する自己肯定感が低いということだと思うのです。
良い言葉を自分に対して投げかけることで、人から嫌われたり、認められなくても「それで良い!」と思える安定した自分になっていこうと思います。