食生活の見直し
肝臓癌からの帰還
少食は健康につながるようです。
今回は1日1食について触れていきたいと思います。
まず1日1食は健康のために取り入れる必要があるということです。
念願だったムラキテルミさんの「世にも美しい病気の治し方」(KKロングセラーズ)読了。
この本は肝臓癌で余命3ヶ月と宣告された著者が、「食べない健康法」(東洋経済新報社)を書いた石原結實医師の存在を知り、本の内容を実践しました。
そして伊豆にある石原医師のサナトリウムで断食生活を送り、それから3年にわたり排毒し続けた経験がまとめられた本です。
結果的に著者は肝臓癌を克服しました。
その過程で取り組んだことは主に3つです。
・1日1食生活。
・体を温める。
排毒が始まる。
石原医師の伊豆のサナトリウムで11日間過ごした間、その期間でももろもろの排毒症状がおきたそうです。
まずは様々な色の排尿と水様便。
また身体中の毛穴からどんどん脂が排出され脂まみれになり、目ヤニ・耳ダレ、鼻水など体の至る所から排毒症状が出たそうです。
排毒症状はそれだけではなく、ありとあらゆるものが姿形を変えて現れたそうです。
その後癌は13ヶ月で治り、もともと著者がもっていた腎臓の病気が治るまで3年かかったそうです。
その間にも血尿や帯状疱疹などの排毒症状は続いたそうです。
人参リンゴジュースとは
なぜ私がこの1日1食生活に関心を持っているかというと、それはツレが難病の多発性硬化症にかかっているからです。
本人は断食に取り組むことを怖がっているのですが、1日1食生活に取り組むと95%の病気が治ると本に書かれているので、実践してみないと後悔すると思いました。
ツレは肝臓癌で余命宣告をされるほど重症ではありませんが、手足に麻痺があって不自由な思いをしているのは確かで、それで人生の選択肢が狭まってしまい自由な人生を送ることができないと傍にいて感じます。
またツレが生活をする上で介助が必要になるということはシビアな書き方をすると、私にも負担がかかってくるからで、ずっとツレの面倒を見れるか?という覚悟の問題も生まれ、それで同居に踏み切れないのです。
奥様が半身不随で車いすユーザーで難病指定を受けている夫婦って世の中にたくさんいるのですが、結婚に踏み切った旦那さんもしくは奥さまは本当にすごいと思います。
だからツレの選択肢云々と言っていますが、結局は私のために病気を改善してもらいたいというのが本音なのです。
話が大幅にズレてしまい、重たくなってしまいました(笑)ここで、本筋に戻って人参ジュースの作り方についてご紹介します。
人参リンゴジュースの作り方
これだけ・・・。
ちなみにこの人参リンゴジュースは朝に飲むものです。
1日1食の内容について
1日に1食、集中して食べると、残りの23時間は、ほぼ断食状態になります。もし途中でお腹が空いてしまったら、チョコレートやキャンディ、クコの実やアーモンドをつまんだりしてお腹の虫を収めています。
「世にも美しい病気の治し方」(KKロングセラーズ)
この一文でチョコレートやキャンディを食べて良いのか!と安心しました。
まっ、きっとそこらへんのコンビニで販売しているチョコとかではなく、無添加のさほど甘みのない高価なチョコやキャンディだとは思いますが・・・。
1日1食または1日1、5食生活を行ううえで人間の体内時計について理解しておく必要もあると思います。
12時〜午後6時・・消化の時間
午後6時〜午前4時・吸収の時間
朝を控える半断食でよく説明されているのが、午前中は排泄の時間でエネルギーを排泄に費やすために食事の摂取を控えるという考え方です。
朝にしっかりと食べてしまうと排泄ではなく消化にエネルギーを費やすことになってしまうので、結果的に体内に老廃物などが残ってしまうということです。
この体内時計のリズムが真実なら消化から吸収の時間に食事の摂取を当てるタイムスケジュールは理にかなっていると思います。
流行していた16時間断食のタイムスケジュールとほぼ同じです。
16時間断食は20時までに夕飯を摂って、翌日の正午まで食事を控えるというものでした。
だから体内時計のリズミにほぼ合致していると思います。
腹八分ではなく腹五分にすると今かかっている病気の半分は消え、1日1食にすると95%の病気が治ってしまうそうです。
半信半疑ではあるものの試してみないことには嘘か本当かわからないところですね。
というわけで朝に人参リンゴジュース。
お昼はごはんの量を半分にする。
そして夜は今まで通りに好きなだけ食べるという1、5食もしくは1食生活が理想的な食生活になります。
病気の原因
病気の原因はこの一択なのだそうです。
それは「血液の汚れ」です。
昔、斎藤一人さんの著書に病気の原因は血液の汚れにあって、そのことを「万病一元論」と称していました。
ツレの多発性硬化症はリーキーガット症候群と呼ばれる症状が原因という説を何かの本で読んだことがありました。
リーキーガット症候群は腸の透過性が高まると本来漏れ出るはずのない物質が腸から外に漏れ出てしまい、免疫機能がその物質を攻撃し始めて暴走を始めるというものです。
物質が腸から外に漏れ出るとそれが血管内に侵入して血液の汚れに繋がるのかもしれません。
そこら辺はよくわからないのですが、腸の機能を正常に戻してリーキーガットを防ぎ、血液をキレイにすることでツレの症状が今よりもよくなるのかもしれません。
↓腸内細菌が機能すると腸壁が守られるというお話。 目次1 食物繊維を摂って、腸内細菌を維持する。1.1 炎症の弊害1.2 体の炎症を防ぐために食物繊維を摂取する1.3 腸内細菌の力について1.4 食物繊維を腸内細菌に与えるためには、何を食べたら良いの ... 続きを見る
食物繊維を摂取することで、炎症を改善する。
リーキーガット症候群や1日1食などエビデンスがあるのか?と聞かれる可能性があるのですが、着々とツレの症状は出会った時から進行しているわけです。
それなら経済的にも実践可能なこれらの方法を試してみても問題はないと考えます。
そこでツレに勧める前に私が自分で実践してみて試してみようと思います。
次に血液が汚れる原因は以下の2つです。
2、(何度も言うけど)食べ過ぎ。
体温が1℃下がると免疫力が30%下がっていくそうです。
だから体温の低下を防ぐためにも腹巻やレッグウォーマーを着用し、重ね着をして体を冷やさないようにする必要があります。
著者のムラキテルミさんは1年中腹巻を2枚着用し、ソックスも2枚履き、そしてレッグウォーマーなども着用して生活をしていたようです。
性格も変わる?
「世にも美しい病気の治し方」の中で16世紀イタリアの貴族であるルイジ・コルナロ氏のお話が紹介されていました。
若い頃から暴飲暴食を繰り返したコルナロ氏は30代で様々な病気にかかります。
それから医師の勧めがあって断食に取り組み始めたそうなのですが、全ての病気が完治して健康体になったうえに性格的に怒りっぽさが消えて、別人のように穏やかになってしまったそうです。

私はこの話を読んでますます断食に取り組みたいと思うようになりました。