お手上げの法則から
いよいよ腹を括らないといけない?
どうしても自分で解決できない悩み事がある場合にどうすれば良いのか?
それは何かというと、ツレが家族から入所を勧められているという件です。
彼女は相当落ち込んでいました。
電話で話を聞きながらきっと私と同居して問題を解決したいんだろうな〜と思ったのです。
しかし私は彼女と同居することに抵抗があるのです。
正直な気持ちを述べると、同居は嫌。一緒になってしまうと私が潰れてしまう可能性がある。しかし、ここで離れてしまうことに相当な感情的な痛みがある・・という心理です。
ツレとのこれまでの色々な思い出を振り返ると、お別れはあまりにも辛すぎるのです。
となるとバリアフリーの賃貸を探して、そこに一緒に住む。
ところが年々ツレの状態は悪くなっているので、就職活動をしてもどこも採ってくれないと思うのです。
そうなると、もしツレが勤めている今の職場を辞めてしまうと、ツレのひきこもり生活が始まってしまうと思います。
仕事から帰って、家にはこもり切って動けないツレがいる。それに私が耐えられるか?という問題なのです。
電話越しについ私は言ってしまいました。


ジ・エンド。
大木ゆきのさんに頼る
今更いい人ぶる必要もありません。
私にはツレを支えるだけの力がないのです。
今後についての正解がわからなくなってしまいました。
そこで私は「お手上げの法則」大木ゆきの著(大和書房)を手に取りました。
今回は本の中で表現されている宇宙の力を活用しようと思いました。
宇宙という表現を使うことに抵抗があると思いますが、この宇宙を活用することで、不安感を払拭できるようになり、人生が好転していく可能性があるわけです。
しかも無料でできることなので、やらない理由もありません。
まずストレスをコントロールする方法として有効なのが、思考を止めるということ。
思考というものは、ストレスを生み出す習性があります。
将来のことを考えると不安になり、過去のことを思い出すと後悔をするという一面です。
不安に囚われないようになるためには、まず思考自体を止めることが有効で、そのために「無」の状態を意識するのです。
ここからがスピリチュアル的な考え方になるのですが、思考が「無」になれば、その意識の空白の部分に宇宙からの情報が流れてくるらしいのです。
そして宇宙は人間に様々な恩恵を与えたくて仕方がないそうです。
「無」の状態になると、様々な恩恵を与えたくて仕方がない宇宙と繋がり生まれ、閃めきが生まれやすくなるということです。
ここで思い付くのが瞑想です。
↓5秒間「無」になることで人生が好転するような・・。
私の場合なかなか瞑想で「無」になることができずに、意識が散漫になってしまいます。
だからこの5秒間「無」になる方法を日頃から頻繁に実践して、まずはこの感覚を自分のものにしておくこと。
そして、それを5分ほどに引き延ばせば、「無」の状態で瞑想ができるようになる・・・という目論見。
実際にやってみました。
これまでとは異なる感覚に入ることができたので、これは効果があるような気がするでもない・・・。
宇宙にアドバイスを請う
また宇宙に向かってアドバイスを直接請うと、その答えが返ってくるそうです。
その方法は、眠る前に「宇宙さん・・〇〇の時はどうすればいい?」と質問を投げかけると良いようです。
宇宙さんからのアドバイスの受け方はイマイチよくわかりませんが、そのアドバイスを頂くときに必要な状態が「無」の状態なのです。
睡眠中もいわば「無」の状態です。
よって眠る前に質問を投げかければ、睡眠中の「無」のときにその問いに対する答えが返ってくるそうです。
やってみなければ実際のところわからないので、今回寝床で宇宙に向かって質問をしてみました。

そして翌朝…。
これが答えだ!という返答が私のもとには届きませんでした。
答えが言葉として届けられるのか、現象として目の前に届くのか、夢として現れるのかはわかりません。
だから宇宙からのアドバイスが頂けるように、何度も「無」になる時間を作っていこうと思います。
と思ったら、反応があった
翌日、職場でツレの話になりました。
一部の同僚に彼女の話をしていました。
その同僚と事務所でふたりっきりとなったのです。

そんな話から会話は始まりました。
その同僚は押し付けるわけではなく、彼女との付き合い方について思うことを伝えてきたのです。

う〜ん・・・振り返って文章にしてみるとかなりお節介な話ですね。
しかし、嫌な気はしませんでした。


話を聞いているときにフッと気づいたのです。
あっ・・・これ寝る前に質問したことの答えだ・・。

要約すると、つまり自分の人生を生きろ!やりたいことをやっていけ!という話でした(と私は解釈した!)。
この話を聞いて、ツレは私にとって大切な人という考えは変わりません。
距離を置くという選択肢も私の中にはありません。
ただし、自分の人生を生きていきたいという欲求は自覚としてあるので、自分を犠牲にしてまで彼女のことを支える気もありません。
2人でそのパートナーという独特の関係を作り出していくしかないのだと思います。
だから傍から見ると私たちの関係性はとても特殊なものになるかもしれません。
ツレですら私に理解を示してくれないかもしれません。
だけど、言葉を尽くして愛を持って伝えていけば理解してもらえる予感はするのです。
自分を犠牲にせずに彼女と楽しい人生を送る。
だから人の力が必要ですし、ある程度のお金も必要になってくるのです。
この自分を犠牲にせずに彼女と楽しい人生を送るということが私たちのオリジナルの関係になっていくと思います。
今夜は眠りにつく前に「自分を犠牲にせずに・・」と尋ねてみようと思います。