本の実践

言葉を変えていったら人間関係が好転していった話。

発する言葉を変えていくということ

焦ったら泥沼・・。

10年以上前に人生を変えていこうと決意し、本に書かれていることを真面目に実践していきました。

しかしいまは、あのときに比べてかなり手を抜いている気がします。

あのころは何としても現状を変えていかないと人生が終わってしまうと思っていたので、とにかく必死でした。

しかし真面目に全て実践すれば良いというわけでもなく、あのころは天国言葉を唱え、ビジョンペーパーを作って将来をイメージし、顔に艶を付けて、鏡を見ては笑顔の練習をし、家に帰ってきては断舎離をするというように息つく暇もなく、余裕がない日々を送っていました。

今の方がサボっているのですが、気は楽です。

脳の特性として、普段感じている感情どおりのことを実生活でも引き寄せるといいます。

息つく暇もない強迫的に取り組む日々はいわば「焦り」の感情です。

焦っているとずっとその息苦しい日常が続いていくと思いますし、いまのようなゆとりを持った生活を送っていた方がこの先もゆとりを持った人生が続いていくのではないかと思うのです。

幸せだと決めること

今回は言葉を変えることがテーマとなっています。

そこで最初に取り掛かることが「幸せである・・」と決めるということでした。

私の個人的な感想ですが、良いワークは実践内容がシンプルであるということが必須だと思います。

方法が具体的であっても、たとえば向かい合わせで椅子を置いてその双方の椅子に移りながら言葉で語りかける系とか、瞑想で手順が多い系などは好ましくありません。

習慣することが必要です。

習慣化には継続が必要で、手順が複雑で難解だと続けることが難しくなるからです。

そこで「幸せだ!」と決めるというタスクをまずは取り入れることにしました。

『「自分史上最高!」になる最強セルフイメージのつくり方』坂田公太郎著(同文館出版)から実践します。

 どんな場合でも、「私は幸せだ!」と決めてしまいましょう。

 人間の脳は「幸せだ!」と言い切ると、その理由を探し始める習性があります。

ふだん気がつかないことでも、幸せの理由を探してしまいます。

「およそ、人は幸せになろうとする決心の強さに応じて、幸せになれるものだ」と、アメリカ合衆国元大統領、リンカーンが言っている通り、幸せは心の中からはじまるのです。

『「自分史上最高!」になる最強セルフイメージのつくり方』坂田公太郎著(同文館出版)

内容がとてもシンプルなので採用しました。

長者番付と呼ばれるものが大々的に発表されていた時代、番付で数年にわたり1位をとり続けていた人が斎藤一人さんという方でした。

斎藤一人さんがとある本で啓蒙していた考え方が、幸せはすぐになれるというものでした。

人は努力や苦しんだ先に幸せになれると思っている人が多く、それは勘違いなのです。

そうではなく人はいますぐにでも幸せになれるのです。

だから今ここで自分は幸せなんだ!と決めることが幸せな人生を生きるコツなのだという考えでした。

「私は幸せだ!」というタスクはそれに通じるものがあると思います。

天国言葉を定着させるためのあれこれ

その斎藤一人さんの著書に書かれていたのが天国言葉と呼ばれるものです。

発した言葉の通りの人生を人はおくるようになるという内容です。

天国言葉は「ついてる・幸せ・ありがとう・許します・うれしい・楽しい・愛しています・感謝しています」の8つが代表的なフレーズです。

これらの言葉を日常的に取り入れていくと人生は好転していくというものなのです。

定着させるためには、その天国言葉を発するタイミングや場所を設定した方が習慣として定着しやすいと思います。

漠然と「愛してる・ありがとう」を100回言おうという設定の仕方だと、単純に言い忘れてしまうからです。

天国言葉を習慣として口ずさみはじめた当初、忘れないように車のハンドルのすぐ横に言葉のリスト書き連ねたA4の用紙を貼り付けていました。

車を持った下戸(私はお酒が全く飲めません)は愛車に人を乗せる機会が多くなります。

するとある日、職場の同僚を車に乗せることになるのです。

先に運転席に乗り込むと、「ありがとう」「ついてる」「強気、強気、強気」と書かれた用紙がハンドル横にで~ん!と貼ってあったことを思い出すのです。

既に同僚が私の車の扉を開けようとしています。

これは!まずい!間一髪で用紙を引きちぎってポケットの中に突っ込みました。セーフ…。

これを見られたら何かの宗教に入っていると思われかねません。

いまは人に天国言葉を聞かれようが、とにかく人生がもっと好転さえしていければ良いと思っているので、あまり言葉を発する場所を選ばなくはなってきました。

聞かれて変人扱いされても良いというわけではなく、昔よりかは人の目を気にしなくなったということです。

天国言葉を発していった結果

一時期私は職場で村八分になっていたことがありました。

村八分になった原因は私にもあって、一旦退職した職場に一年も経たないうちに復職をしたのです。

大々的に送り出されたわけなのに、一年も経たないうちに復職したわけですから、同僚たちの頭の中は「??????」になるわけです。

復職直後から私は総スカンを喰らってしまい、ほぼ職場で中で干された状態になってしまいました。

30代の前半。

この時に私は自分の今までの生き方が間違っていたことを悟ったのです。

苦しんだり頑張ったりした先に幸せがあると思っていた世界観が私にはありました。

そこを変えていこうと思うところから始め、本に書かれていることをひたすら実践していこうと思いました。

本に書かれていることを実践していきいったいどうなっていったか?

村八分になったときに私の存在を無視する同僚が5人いました。

斉藤一人さんの著書で「いやな奴には感謝してます!と伝えると相手の反応が変わっていく」と書いてあったので、ある日意を決してその中の2人(ボス)に試してみました。

 

〇〇さん…いつもありがとうございます

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

立ち止まって無視されました。

そして、もう1人にもトライしました。

 

〇〇さん、いつもありがとうございます!

 

「ありがとうって、主語はなんねん!」

えっ…

 

何に対してありがとうと言っているのか主語を求められました。

さすがにこのときばかりは「感謝で相手の態度が変わるだ~」と書いていた一人さんを逆恨みしたものです。

しかし、実践し始めた1か月後にはそのうちのボスの1人が異動したのです。

そして残りの4人のうちの1人が退職し、1人が働きながら勉強をするということでパート勤務になって顔を合わせることがほとんどなくなり、「主語はなんね!」と怒鳴ったもう1人のボスともう1人が内部の異動となって勤務場所が変わったのです。

たった数か月の間で5人がバラバラになって一緒に仕事をすることも無くなりました。

本当に嘘のような展開でした。

言葉なのか、艶なのか、笑顔なのか、断捨離なのか潮目が変わった誘因は解りませんが「ついてる」としか言いようがありませんでした。

↓斎藤一人さんの中でもっとも私が好きな本です

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