本の実践

炎症改善のため自然に親しむ。

炎症改善編

炎症改善のためのガイドライン

「最高の体調」鈴木祐著(クロスパブリッシング)を引っ張り出して、ちょこちょこつまみ食いで読み返しているということは以前の記事で書きました。

「最高の体調」は進化論(人間の進化に適した)に基づいたテクニックとアイデアによって、体調不良の改善やメンタルの改善方法を紹介した本です。

人間と発展した文明とのミスマッチによって、心身の不調をきたした状態となっているのが現代の人間です。

体調不良を解消する数多くのテクニックを紹介した本の末尾に、テクニックに優先順位をつけたガイドラインというものが掲載されていました。

そのガイドラインを実践してみることにしました。

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炎症改善ガイドラインの概要

炎症の改善についてです。

体内で炎症反応が常時発生している状態を改善するガイドラインが以下になります。

自然との接触を増やす

デジタル断食

友達づくり

食物繊維の摂取

夜中にパソコンやスマホは使わない

睡眠の改善

友達と運動する

発酵食品

プロバイオティクス

呼吸法

リアプライザル

体のケアだけではなく、孤独などの心的なストレスによっても炎症はおこるということです。

心と体はつながっているということです。

自然に触れる効果について

というわけで今回は最初の自然との接触を増やすについてです。

まず2016年のダービー大学の研究では、自然とのふれあいによって、人体の副交感神経が活性化されるという結論が発表されました。

副交感神経は日中にたまった疲れやダメージを回復させる働きを持っています。

副交感神経は30歳を超えると徐々に機能しなくなっていき、交感神経が優位になっていくということを読んでことがあります。

だから意識的に動作をゆっくりとすることで副交感神経を刺激する必要などがあったはずです。

年齢を重ねるほどに自然に触れる機会を増やしていく必要があるということです。

また自然には心や認知機能にも絶大な効果があるそうです。

「最高の体調」の中で紹介された自然に関する3つのステップは以下になります。

自然の写真と音声観葉植物公園にいく

写真音声だけでも効果があるということは偽物の自然でも良いということです。

ちなみに音声は自然音のことで、川のせせらぎや木々を吹き抜ける風の音などです。

アムステルダム大学の実験では、自然の写真を5分間眺めるだけで、副交感神経が活性化し、心拍数も優位に低下していくとのことです。

観葉植物に関しては、身近に置く観葉植物は何でも構わず、好きな植物で良いそうです。

とある国の実験では、オフィスに観葉植物を置くと主観的なストレスが軽減し、仕事の生産性が上がったそうです。

またポトスやガーベラ、ツツジなどは空気を清浄化する働きも見られたそうです。

最後に公園の活用です。

週に1回30分ほど公園にいることでうつ病の発生率が低下し、高血圧も改善されるとのこと。

ガッツリと自然の中で過ごすのも良いのですが、自然音や画像、観葉植物や公園だけでもそれなりの効果があるということです。

ガッツリ自然は日常生活でなかなか足を運ぶ時間がなく難易度が高いと思います。

限られた日常の時間で自然を生活に取り込む工夫が必要になってきます。

だから音声・画像・観葉植物・公園が有効なのです。

というわけで実践です。

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自然に触れてみる

休日の朝。

私は地元の川沿いの並木道に足を運びました。

この時期日本全国を寒気団が覆っており、極めて寒い日だったのでした。

しかし私が森林浴を行った時間だけは、幸運なことに陽がさしてきて日光浴をしながら森林浴もできました。

私は外を出歩くときにはいつもワイヤレスイヤホンを両耳に突っ込んで、漫才師の「金属バット」のラジオ声流電刹を聞くことが多いのですが、自然の音も副交感神経を高める効果があると知ったので、イヤホンをとり、マスクも外して空気中に漂う、自然から発生する有用な微生物を取り込むことにしました。

自然の空気は腸内環境を改善させる効果があるそうなのです。

また日光には幸福ホルモンのセロトニンを放出させる力に加え、視界から取り入れることで体内時計の調整も行い、質の高い睡眠をもたらしてくれると聞きました。

タイマーを5分かけて陽が降り注ぐ間はベンチに座ってジッとしました。

陽が雲によって妨げられると、途端にその場の温度がグッと下がるので、ベンチに座っていられません。

↓座っていると太ももが寒くなってくる。

またまた幸運なことに周囲を見回すと所々にゴミが散在しており、ビニール袋もリュックに入っているではないですか。

これはゴミ拾いをするしかありません。

平日の午前、人の目も気にすることなく思う存分ゴミ拾いができました。

途中で自転車に乗ったおっさんが自転車を停めてゴミを拾う私の様子を眺めていたのですが、目を釣り上げて話しかけるなオーラを撒き散らすことで追っ払うことに成功(これは対人恐怖症の時期に身につけたスキル。だからいつまで経っても人との繋がりが発展しない・・)。

あっという間に5分が経過したので、追加で3分タイマーをかけ直しました。

↓拾ったゴミ。

さて、これで計8分。

週に1回は30分と書かれていたので、あと22分足りません。

この日の私は髭脱毛の予定があったので、お店に向かう途中まで並木道を歩くことにしました。

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残り20分をイヤホンとマスクを外してひたすら歩きました。

マスクを20分近く外して外を歩いたのはもしかすると数年ぶりのことかもしれません。

自然に触れる機会は今後も意識しながら、次はデジタル断食に取り組みたいと思います。

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