本の実践

自分に優しくすることで物事から逃げなくなっていく。

本腰を入れて実践する

やることをまずリスト化する

実践メモの中からいますぐにできそうなことをスケジュール帳にリスト化してみました。

↓こちらが実践メモ。結構な枚数になっている。

忘れないように膨大な枚数のメモから絞ってリスト化してみました。

↓このようなリストを作るのが私は好き。そして実践したらリストに斜線を引く作業もたまらない。

10個の欠点を書く

今回はそのリストの中から2つ取り組むことにしました。

まずは『幸せが無限に舞い降りる「お手上げ」の法則』大木ゆきの著(大和書房)に書かれていた自分の中にある欠点を10個あげるを実践してみることにしました。

その実践方法は、まず欠点と思われる部分を10個書いていきます。

そして、この10個の欠点を排除するのではなく「今はそう思っているんだね」と、受け入れていくというものです。

これは嫌いな部分を無理やり受け入れるわけでもなく、排除をするわけでもありません。ニュートラルな自分の中心に戻る感覚になっていくという意図があるのです。

ニュートラルなスタンスに戻ると心の軸が真っ直ぐなところに戻って、今の自分に何ができるのかに気づけるようになるそうです。

欠点というのは隠すものや直すものではなく、受け入れていくと本物の魅力になっていくそうです。

 

 

 

 

はて、意味がわかりません・・・。

自分の中心に戻るというのは正気に戻る感覚なのだそうです。

何度も本の中の『欠点を10個書き出す』エピソードについて読み直してみたのですが、受け入れることで正気に戻る感覚というものもわかっていないので、実際に取り組んでみるしかありません。というわけで実践です。

欠点を10個書いてみた

自分の欠点を10個書き上げるのは容易なことですぐにできると思っていたのですが、これが思っていた以上に出てきませんでした。

最初はトントンと自分の欠点が出てきたのですが、4つほど書いたところでピタッとペンが止まって何も出てきません。どうやら私は完璧な人間のようです。

まず4つまで書いたところで、自分の本当の欠点というものを考え混んでしまってペンが止まってしまったのです。

何故そうなったかというと、表面的な欠点ではなく、自分を生きづらくさせているような本当の欠点を書かないと意義がない・・・。そうでないと、実践する効果が無いように感じてしまい、次第に書くことにプレッシャーを感じるようになってしまいました。

 

しかし、違った見方をすると、昔なら欠点を10個あげる作業は容易にできていたと思います。

しかしなかなかあげられなくなったということは、欠点だと感じられる点が昔に比べて圧倒的に減ったということです。

それは数年にわたって前向きな性格になるように様々な試みを行なってきたことで、私の意識は変わってきたからかもしれません。

10個の欠点を書き出す途上で、このような自分の変化を感じると、変わろうとする意識を持ち続けて努力をしてきた自分はすごいと思えるようになってきました。

欠点の一個一個はコンプレックスとして確かにあるのですが、それを上回るここまで頑張ってきた凄みが自分にはあります。

だから結局欠点なんて、どうってことないのです(と思えた)。

欠点の内容

ちなみに10個の欠点の内訳は見た目に関することが3つでした。

「人に分け与える意識があまりない」とか、「すぐに妄想に逃げ込む」とかの内面に関する欠点が5つ。

「早寝ができない」という生活態度に関することがひとつ。そしてその他がひとつとなりました。

圧倒的に内面、性格に関する欠点が多いです。

そしてこの欠点を克服するのではなく受け入れる作業です。

欠点を受け入れることで、頭の中で作った自分の理想の中に逃げ込んで人との関わりを避けたり、物事にチャレンジしなくなったり、自分を必要以上に貶めるわけでもなく、より現実的に近い状態で生きていけるようになるのだと思います。

だからこれが正気に戻るということなのではないでしょうか。

受け入れるとは自分に優しくなるということ

本を読み返していると、ある言葉にひっかかりました。

「私が私にやさしくなった分……私の心が温かくなった」

欠点を直すことや隠すということは、その要素を切り捨ててしまうということだと思います。

心に温かさを取り戻すためには、欠点や欠点に対する自身の意識を受け入れて認めるのです。それが私にやさしくなるということだと思います。

私が私にやさしくなるためには、欠点が受け入れられなくても、また直そうと思いながらも直せなくてもそんな自分をも認めるのです。

「果てしなくどんな自分も受け入れ続ける」そんな感覚でしょう。

この『欠点を10個書き出す』作業は、どのような自分の要素も受け入れて認めて自分に優しくなるトレーニングなのだと思います。

目標をパソコンに貼る

次に「目的をパソコンに貼り付ける」を実践します。

これまで長・短の目標を紙に書いて、それを台所の壁に貼り付けたり、目標達成に近いイメージ画像を携帯電話の待ち受けに設定してきたのですが、貼り付けたら貼り付けたで注視するのは最初だけで、さほど私は見ていませんでした。

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これまでは、このように目標や普段から心がけておきたいことを文章にして貼り付けていました。

なんとか継続的に視界に入れるべく、今回は目標をパソコンに貼り付けました。

ほぼ毎日パソコンは開きますし、ディスプレイは必ず見ます。

ディスプレイの下に目標を貼り付けたら必ずと言って良いほどその目標の文面を毎回見ることになるはずです。

これは良い場所があることに気付きました。

毎日目を通すことで、繰り返し脳に文章が記銘されるので意識の中でその目標の重要度が高まっていくはずです。

そして重要だと感じられるようになれば、脳の特性としてそれにまつわる情報を選択するようになっていくようになると思われます。

さてその貼り付ける目標を何にするかという点です。

その目標の内容は?

「最強の成長術」ブラッド・スタルバーグ(ダイヤモンド社)を参考にするとマルチタスクは非効率になっていくそうです。ということは目標を数個書いて貼り付けるとそれはマルチタスク状態になってしまうので、実践するには非効率になるはずです。

目標の種類は2つありました。1つはツレが絡んでいる目標。そしてもう1つは私個人の目標です。

自分の幸せだけではなく、人の幸せが絡んできた方が人間は大きな力が発揮されるようなのですが、迷いに迷った末、私のみの目標を紙に書いて貼り付けることにしました。

理由は、こちらの目標の方が純粋に自分の中から湧き上がった心から達成したいことのように思われてコントロール可能だと思ったからです(といっても、もちろんツレとの目標が心から叶えたいことではないというわけではありません・・)。

この実践が効果があったかどうかは数年後にならないとわかりません。

長い目が必要になってきますが、実現したら皆に勧めてみようと思います。

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