目次
統制感を身につけるためにレジリエンスが必要
統制感を掴み取る
「運は操れる」DaiGo著(マキノ出版)から、コンフォート・ゾーンを一歩踏み出し、人生をコントロールする感覚を身につけることで幸福感が高まるということを学びました。
ちなみにコンフォート・ゾーンとは、落ち着いた精神状態でいられる場所のことを言います。
コントロールする感覚を統制感と言うのですが、その統制感を高める方法として、スリー・グッド・シングスを活用しました。
↓スリー・グッド・シングスで統制感を高める 目次1 仕事でストレスレベルの低い人の特徴1.1 スリー・グッド・シングスの実践1.2 コントロール感覚を高める方法1.3 自己認識を得る1.4 自分がコントロールできる部分を認識する1.5 小さなゴ ... 続きを見る
コントロール感覚が高まると幸福感が増す話。
私のコンフォート・ゾーンは人に意思を伝えずに周囲の意見に流されるということでした。
しかし、それだと人生が他人によってコントロールされてしまうので楽しいと思えなかったのです。
また統制感を身につけながら、もうひとつ必要だと感じたのはレジリエンスです。
今回はそのレジリエンスを「運は操れる」から学びたいと思います。
レジリエンスとは何か?
まずレジリエンスを「運は操れる」を参考にするとこのように定義されていました。
レジリエンスの高い人とは、簡単に言うと「失敗からの立ち直りが早い人」のこと。立ち直りが早いから、何度もチャレンジできるのです。
「運は操れる 望みどおりの人生を実現する最強の法則」DaiGo著(マキノ出版)
またレジリエンスは「ストレスや重圧がある状況でも、柔軟に対応し、失敗や困難を乗り越える力」というふうに表現されていました。
改めてなぜこのレジリエンスが私に必要なのかというと、先ほども触れたように人生を自分でコントロールする力を身につけたいと思っているからです。
繰り返しになりますが、これまでの私はずっと他人の意見に安住し(コンフォート・ゾーン)自分の意見を人に伝えること。また決断することを控えてきました。
しかし自我が芽生えてくると他人の意見に流されていくという状況が次第に苦痛になってきて、仕事が楽しくなくなってきたのです。
だから勇気を出して一歩を踏み出し、意思表示と決断をしていける人間になっていきたいと思いました。
コンフォート・ゾーンから飛び出して意思表明したときに恐れていることが他人との対立です。
他人と対立して傷付くことを恐れているのですが、傷付いてもすぐに立ち直る力があれば人生は前に進んでいけると思うのです。
だからレジリエンスが必要だと思ったのです。
レジリエンスを育む方法
まずはレジリエンスを支えているのは自己肯定感というものであり、それは「ありのままでいい」という自分を大切にする気持ち、自分を受け入れる感情です。それがあれば人間は必ず立ち直ることができるのです。
自己肯定感は大人になってからでも育まれていくそうです。
また自己肯定感は認められた経験や褒められた経験によって育まれていきます。自分を肯定していくことでも自己肯定感が成長していくのです。
自己肯定感というフレーズは私が人生を変えていこうと思ったときに最初に読み始めた本の著者である、斎藤一人さんがよく使うフレーズです。
また不動産の賃貸で不労所得を稼ぐノウハウを多数出版している藤山勇司さんという方の著書である「自分をホメればすべてがうまくいく」(実業之日本社)という本の中でも、著者が鬱病から立ち直った方法は「自分をひたすら褒めた」という体験談が紹介されていました。
↓カバーは紛失してしまいました。
このように自分を褒める、または認めるということは心を安定させるうえで非常に重要なことなのですね。
スモールステップを設定する
「運は操れる」でも紹介されている具体的な方法が自分で目標を設定し、達成したら自分を褒めるというものです。
この目標設定を立てるときのコツですが、人生を通して達成したい壮大な目標とかではなく、少し頑張れば達成できるような小さな目標を立てることが重要になってきます。
小さな・・といのがポイントで、失敗の可能性が高くなる難易度の高い目標だと必然的に褒めるきっかけが減ってしまいます。あえて目標を達成する手前でスモールステップを設定して褒めポイントを増やすのです。
私は将来体験したい目標を紙に100個以上書き出しているのですが、そこに達成するまでのスモールステップを毎日のto doリストに落とし込む作業を行うことにしました。
以前の記事でto doリストは3つに絞った方が行動力が維持できるというものを紹介しました。
↓to doリストの有効な使い方 目次1 本の趣旨について2 to doリストの使い方3 それでは実践の時間です。4 自分の内面変えていく方法 ネットでこの前「夢追い人」ならぬ「夢老い人」という言葉を知りました。 現状では普通に生活で ... 続きを見る
to doリストの有効な使い方。
スモールステップの中から3つに絞って設定すると、迷いう可能性も低くなり行動に移しやすくなるので、「自分ホメ」の機会も増えていきます。
↓というわけで早速3つ設定して付箋に書き出しました。
少し頑張れば達成できるスモールステップを毎日こなしていき、褒め続けていこうと思います。
ネガティブな感情を打ち払う
レジリエンスを高めるというのはネガティブな感情を未然に防ぐということではなく、ネガティブになってもその感情を打ち払うということです。
そのネガティブな感情を打ち払う効果的な方法を3つ紹介したいと思います。これも DaiGoさんの著書である「運は操れる」を参考にしました。
2、ヨガ・瞑想
3、筆記開示
この3つの中の運動について紹介していきます。
運動について
運動は様々な本でお勧めされていますし、そのメリットは多岐にわたります。
レジリエンスを含めた精神面での安定に限定すると、運動は慢性的なストレスからの影響を長期的に緩和し、血糖値も安定するので精神も安定していくそうです。
また運動によって脳の血流が活発になり、それにともなって意欲や学習に関わる脳内物質のドーパミンや気分を高めるノルアドレナリン。また幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを分泌する効果もあります。よってこれらの脳内物質の影響によって、ますます行動を促す効果が生まれるのです。
運動の内容についてですが、脳の血流を高めるという観点からジョギングやウォーキングなどの有酸素運動が良いそうです。
そして1日のうちのどの時間が運動に最適かという問題については、朝に運動をすると仕事の効率化と立てた目標の達成率も高まっていくようです。
というわけでおさらいです。
レジリエンスを高めてネガティブな感情を打ち払う最適な方法のひとつは、朝の有酸素運動(ウォーキングかジョギング)が良いということです。
実践しないと意味がない
とある朝。もう一度ベッドで横になりたいという欲求と私は闘っていました。
もう一度寝たとしてもそれはたった30分弱の時間です。しかしこの30分弱が宝のように貴重なものなのです。
睡魔と闘いながら、この日の私は横になりたいという欲望に抗い続け、ぼーっとしながらベッドに腰掛けていました。今日の私はいつもとは違うのです。すると少しずつ時間の経過とともに眠気が覚めてきました。
「よし・・このまま起きよう・・」
これを人は奇跡と言うのです。
↓誰もいない明け方の夜道を歩く幸福感・・。
ジムの所要時間は20分ほどしかありません。しかし、時間の使い方を変える一歩を踏み出せた高揚感もあって、意気揚々と駅前のジムに行くことができました。
↓夕方の6時半ではなく、本当の早朝6時半です。信じてください。
あれだけレジリエンスを高めるには朝の有酸素であると復習をしたはずなのに、結局ウォーキングではなく私は下半身の筋トレを行っちゃいました。
精神面の安定よりもカッコいい体です。
目に見えないものよりも目に見えるもの。バキバキの体を作ってチヤホヤされたい。これを下世話な気持ちというのだろうか・・。
20分弱しか時間がないので、自分の体に休む暇なんて与えられません。
寝起きでこんなに気張っても良いのか?と不安になるほどに大腿四頭筋や二頭筋に負荷をかけました。いつか頭の血管が切れてしまうのではないか・・と心配になるほどです。
↓下半身トレーニングを行なっている場所からの景色。
たった1回の朝トレでその効果を実感することはできませんが、その日の私はなんとなく冴えていたような気がします。
このように時間の使い方を前倒しできるようになれば人生が変わっていくと思います。誰か私を褒めてください。