本の実践

最強セルフイメージのつくり方。

セルフイメージを高める方法を学ぶ

セルフイメージが低いことが行動できない原因であると気付く

今回は「最強セルフイメージのつくり方」坂田公太郎著(同文館出版)を取り上げます。

セルフイメージとは、「自分とはこういうもの…」という意識のことを言います。

人間はそのセルフイメージに則って行動します。よってセルフイメージが変わると行動が変わっていき、行動が変わると身の回りにおきる現象が変わっていくのです。

これまでの私はセルフイメージがとても低く、20代前半の頃のセルフイメージは「私に働くのは難しい・・」という意識でした。

そのうえ「私は人付き合いもできない・・」というセルフイメージもあったので、働けないし人付き合いもできないと思い込みがあって、このようなセルフイメージでは社会生活がおくれるはずもないのです。

セルフイメージが低いために何に対しても消極的になっていたので、本書を手に取ってセルフイメージを高める方法を学ぼうと思いました。

この「最強セルフイメージのつくり方」にはセルフイメージを高める方法が16個書かれています。

 

ブログを続けているという事実

ブログを始めてすでに3年近く経過しました。これってすごいことだと思います。

ブログ自体の内容のクオリティーが商品紹介よりも日記のようになっています。また閲覧数もほぼ誰も見ていないような状況でもある。このようにほぼ誰の眼にも触れられていないブログですが、それでも3年続けてきました。

質の部分は目をつぶっておいて、毎日欠かさず書き続けているというのは凄いことだと我ながら思うのです。

収益がないのに続けられるというのは、書くことが楽しいからだと思いますし、私は努力が続けられる人間なのだと思います。

 

自分との約束を守る

なぜ、そんなことを言い出したかというと、自分との約束を守るということを続けていくと、セルフイメージが大きく引き上がるからです。

他人との約束を守る事は多くの人にとって、それほど難しいことではありません。

もし、その約束を破ってしまうと相手との関係に支障をきたすので、なんとしても守ろうとするからです。

しかし自分との約束に関しては、最初のほうは絶対に守れる約束を設定することがセルフイメージをあげるコツとなります。

それを何度も繰り返すうち、自分の中で「私は約束を守れる!」と思えるようになって、セルフイメージが引き上がるのです。

何でもいいので1週間、自分の中で今までやっていなかった絶対に守れる約束を設定してみるのです。

絶対に守れるというところが重要です。

小さな約束でもそれを破ってしまうと、セルフイメージにとって大きな損失になるからです。

1週間でも続けてみると、自分の中に自信が芽生えるようになるようです。

自分との約束を設定してみた

私が設定した自分との約束は夜の10時半に寝る事です。

これが1週間続いたら、セルフイメージが高まっていくでしょう。

ただし問題なのは、これまで数年間…いや…、10年以上達成できなかったことが、1週間続けられるのかという問題です。

しつこく何度でも言いますが、この作業のポイントは絶対に守れる約束という点です。

守らなければセルフイメージが崩れてしまう恐れがあるので、この約束の内容は簡単すぎず、かといって難しすぎない微妙なさじ加減が必要なのです。

10時半に眠るという目標をいきなり持ってくるか、それとももうワンクッション間にもっと達成できそうな容易な目標を設定するか悩みどころです。

 

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「最強セルフイメージのつくり方」からその他2つほどセルフイメージを高める方法を紹介してみたいと思います。

恐怖を感じたことに取り組む

まず不安や恐怖を感じることに取り組むことがセルフイメージを変える手っ取り早い方法です。

人間は未知なるものに恐怖心を感じます。

今までの行動パターンを変えるためには、必然的に未知なるものに取り組む必要があります。

セルフイメージを変えることで行動が変わっていくのですが、この場合には行動を変えることで、セルフイメージを変えていくという手段をとります。

恐怖や不安というのは頭で作り出したものなので実態がなく、逃げれば逃げるほど大きくなっていきます。

その大きくなっていく恐怖や不安の唯一の克服方法は、いっぽ前に出ることなのです。

では自分にとって不安を感じることとはいったいなんでしょう。

1、人に対して意思を伝えると言うこと。

2、人の申し出を断ると言うこと。

3、決断をすると言うこと。

4、遊ぶこと。

思いついたのはこの4つです。しかし、これらの4つは抽象的すぎてどうなれば達成かという目安がわかりにくいのです。

よって、もっとわかりやすく具体的にしていく必要があると思いました。

意思を伝えることはツレに対してはできるので、もっとレベルを上げて、職場の中でそこまで信頼関係ができていない人に意思を伝える機会を作ろうと思います。それが不安や恐怖を乗り越えるには良いと思いました。

私からすると、1も2も職場の人間関係に腰を落ち着けて向き合うということです。これは私がこれまで避けてきたことです。

 

ツレ
「人に完璧を求めているよね?」

 

これはツレの言葉です。

 

人が好きじゃない!

 

このように私が電話越しにツレに対してぶちまけると、上記のような言葉が返ってきたのです。

私は自分ができていない事を他人に求めていました。

人の汚い部分。フェアじゃない部分を見るとうんざりするし、落ち着かないのです。

しかし私にも汚い部分はあるし、フェアでもありません。

よって自分にできていないことを人に求め続けていました。

 

これまで目の前の仕事に向き合わず、家族やツレに対しても目を背けて、友達を見下している面がありました。

清廉潔白で心地よい今とは違う理想的な世界があると思っていました。だから意識が理想的なお花畑の世界に向いていて、目の前にいる人たちに向いていないのです。

その部分から改めていく必要があると思いました。周りの人達を大切にしていくことから生き方を改めないといけません。

「恐怖を感じたことに取り組む」という課題と向き合った時に、そのような結論にいたりました。

まさかこんな結論に至るとは・・・・。

 

過去最高の自分を思い出す

本書からの抜粋です。

セルフイメージを引き上げるにはあなたの過去最高の自分を思い出すことです。あなたが最も達成感を感じた瞬間、あなたが最も自分を褒めたいような行動ができたとき、あなたが過去1番流れに乗っていて、何をやっていてもうまくいった瞬間を思い出してみてください。その瞬間をありありとリアルに想像してみてください。

その時聞こえた音、その時見えていた景色、一緒にいた人の表情、その時感じていた感情までリアルに感じとってみてください。

そしてそれができたら、その感覚をさらに強めてみてください。その時見えている景色を大きく拡大して、明るくしてみてください。その時感じた気持ちの良い感情を増幅させてみてください。

その感覚や充実感などを思い出し、自分の中で再生することがセルフイメージを大きく引き上げてくれます。

これまでを振り返って過去最高の自分を感じた出来事は2つあります。

 

①20歳前後の頃にカウンセリングを受けた時の脱力感と幸福感。

②スペイン巡礼から帰ってきて、大阪の夜の街を歩いているときの万能感。

 

この2つです。

①については、社会復帰を名目に数年にわたってカウンセリングを受け続けていた時期のことです。

数年経過しても進展がなかったので、成果が出ないことに苛立ちを感じ、精神療法の先生に向かってつい「これ以上!なにをやったらん良いんですか!?」と声を荒げてしまったのです。すると以下が先生からの返答でした。

 

 

「何もやらなくて良いです…ただ毎週ここにきて座っていれば良いです…」

 

つまり私のままで良いということが言いたかったようです。そのことに気付いた瞬間体から力が抜けて、胸のあたりから幸福感が湧き上がってきました。

脱力したときに体にこんなに力が入っていたことが驚きました。

またこんなに幸せな気分になれたのは生まれて初めてでした。

しかし、ただいるだけで良い…。なんて現実ではあり得ないことだと思いました。だからこの心地良い感覚をすぐに打ち消してしまったのです。

過去最高の自分を思い出す作業をするときには、感覚や充実感を思い出す必要があると書いてありました。

この時の脱力と幸福感は感覚的なインパクトが大きかったので、今でもこの感覚を覚えています。

だから思い出す作業を行うときには最も適切なエピソードだと思いました。

 

②についてはスペインから帰国した夜に大阪で一泊し、晩ご飯を食べに夜の街に出かけたときの感覚です。

スペインでは言葉が通じなくて苦労したのですが、日本なら言葉が通じる。言葉が通じるなら簡単に生きていけるぜい♫ヘイ♪ヘイ♪と、調子に乗っていました。

このときの万能感がスゴかったのです。

それだけ私にとってみたらスペインで巡礼を行ったことはとてもハードルの高い出来事でした。

このときの万能感も感覚的なインパクトとしては大きかったので、思い出しやすい感覚です。

いつ過去最高の自分を思い出すのか?

この過去最高の自分を思い出すときには、思い出す作業と時間や場所を関連づけないと、なかなか習慣化するのは難しいと思います。

そこで習慣化のトリガーとして思い付いたのは湯船に浸かっている時布団に入ったときです。

早速実践してみます。

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