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時間を守るということは時間管理を行うということです。
それは人と待ち合わせをしている時だけではなく、生活事態を意思によってコントロールするということです。
人生を意識的にコントロールするよりも、「無」の状態でひたすら心地よく過ごした方が予想を超える幸運に恵まれるという考え方もありますが(大木ゆきのさん的な考え方ですね)、1人で過ごす時の意図的な時間管理は必要なことだと思います。
今回は週末に取り組んだ10分前行動と日常での時間管理について報告したいと思います。
タイムロックコンテナを玄関に置く
情報は大きな武器になります。
本やネットから学べる情報というのは自分の人生を優位に進め、豊かで心地よくするためのものだと思います。
情報は仕入れた後に試す時間が必ず必要になってきます。
ネット検索や動画閲覧はその時はなんだかよくわからない心地良さのようなものがありますが、それは目先の快楽に溺れているのと変わらない状態です。
大きく人生を変えて最終的に心地よいと思える人生を送るためには、これらのネット閲覧や動画はほどほどに抑えて、時間の使い方の質を意識した方が最終的に満足した生き方ができると思います。
具体的に質を変えるということは、手にした情報を実践して自分のものにするということです。
前置きが長くなってしまいました。時間の使い方を変えるために自分自身を試してみようと思います。
つまり玄関にタイムロックコンテナを置いてみるのです。
↓携帯電話を時間がくるまで取り出すことのできない金庫のようなもの。
それで帰宅するなり、すぐに携帯電話をコンテナに入れられるかどうかを試してみました。ここで入れることができたら私の覚悟は本物です。
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日常生活での時間管理の目的
スマホタイムロッキングコンテナに携帯電話を入れてまで何がしたいか?というと以下の3つがあります。
2、早朝からジムに行く。
3、ブログ作業を行う。
まずは睡眠ですね。このブログの当初からずっと書き続けていることですが、この挑戦に失敗し続けてきました。就寝時間をただ前倒しにして夜中に取り組んでいるブログやジムを早朝に持ってくるだけのことですが、これがいまだにできないままです。
夜更かしの癖は学生時代からで、当時は携帯電話を持っていなかったのでテレビを夜遅くまで観ていました。テレビが携帯電話に変わっただけでやってることはずっと変わっていません。
携帯電話をコンテナに入れても電子書籍や本に手を出してしまっては意味がないので、これらの媒体にも注意が必要です。
そもそも人間には朝型の人と夜型の人がいるようで、私は明らかに夜型だと思うのですが、そんな夜型の私でも朝型生活に憧れがあるので挑戦していきたいのです。とにかく就寝時間を早めること。これだけで私の人生が大きく回っていくと思っています。
さて今日はコンテナが使えるのか?
↓このように玄関前に椅子を置いてコンテナを配置しました。
これは神のいたずらか・・?GYAOという動画配信サービスでこの日からM–1グランプリの3回戦の動画配信が始まったのです。
賞レース好きの私は、M-1の3回戦にとても興味を持っているので、見過ごすことができません。
3回戦の配信に気付いた途端、自分を試すために置いた椅子の上のコンテナは完全スルー。夕飯を作りながら漫才三昧の夜を過ごしました。
ちなみに私が好きなコンビはzumaでした。
ツレとの週末
この日は、とある薬局にツレを連れていく予定がありました。
13時半に予約をしているので、余裕を持って向かおうと思ったらツレの家から12時には出る必要がありました。
私の家からツレの家までが40分。ツレの身支度に時間がかかることを想定して10時には行こうと思いました。
今までだと11時に迎えに行くと宣言したらこのように言われました。

と、これまでの私の実績から(?)ツレは時間を守ることに関しては信頼を置いていません。
そこで「人生改造宣言」ダレン・ミーダナー著(税務経理協会)を参考にして10分前行動をとることにしました。
10分前行動を実践しようとなると、10時着なら本来は9時50に到着しないといけません。そして自宅から40分はかかるので、9時10分に家から出ることを意識すれば遅刻することはないでしょう。
時間を守るポイントは以下の2点です。「人生改造宣言」を参考にしました。
2、到着時間ではなく、出発時間を意識しておく。
内心では9時50分設定でありながら10時とツレには伝えておきます。これで10分の時間のゆとりが生まれるわけです。
前もってツレに10時に着くと伝えておけば彼女はきっとそれまでに準備をしてくれると思います。あとは私が9時10分に家を出ます。
逆算していき朝の身支度に1時間かかるとして8時10分までには起床します。そして前日に7時間睡眠をとろうと思ったら1時10分までに眠ること。ここまで逆算できれば問題はないでしょう。1時10分就寝なんて楽勝でしょう!
週末きっちり時間が守れるような気がしてきました。
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では、実際のところは?
これだけ早く外に出れるなら、午前中に薬局に行く前に一軒カフェに寄れると思います。朝からシャレシャレなカフェでモーニングが食べられるなんて最高な1日の滑り出しです。
さて実際どうなったかというと、1時10分に就寝すると予定を立てていましたが、眠りに就いたのは0時半。
そしてアラームをかけたまま携帯電話をタイムロッキングコンテナの中に収めていたので、明け方の5時半に大音量のアラームが鳴り始め母がコンテナを持った状態で私の部屋に突撃してきました。あっ、ちなみにツレと会うときには実家に帰るので、家に両親がいるのです。


寝ぼけていたので一人暮らしをしている家の感覚が抜けきらず、家に不審者が入ってきたかと思い私は悲鳴を上げてしまいました。
その不審者が母だと気づいたものの携帯電話をコンテナに一度入れてしまうと、解除することはできません(使用当初は5回まで途中解除ができていたのですが、5回を超えると解除できなくなってしまう)。
けたたましく鳴り響く携帯電話を布団の中に突っ込んでコンテナのタイマーが切れて蓋が開くのを待ちました。
おっ・・これはいけるかも・・・。
けたたましく鳴り響くアラームの音源に動揺しながらも、目が覚めたのは8時30分。予定より20分遅れて目が覚めたので一瞬「げっ!」と思いましたが、着る服も決まっていますし、荷物もすでに整理されている状態です。
大阪のハイヒールという漫才師さんが司会をしている「あさパラ」という番組を朝ご飯を食べながら、まったりと観る余裕すらありました。油断さえしなければ、問題なく9時10分ごろには出かけることができそうです。
ツレの家に到着したのが10時5分。この遅刻はまだ許せる時間帯でしょう。しかしツレの準備ができていません。

ツレが化粧をしている間に隣でブログを書くなど余裕があったのですが、疾風の如く時間が過ぎていき、11時半となっていました。
その後にコンビニで所用を済ませていると時刻は12時を過ぎていたのです。
目的の薬局まで想定していた所要時間は1時間。予約時間は13時半。まだ1時間半ありました。これなら間に合うでしょう。
遅刻する星の下に生まれているのかな?
朝のカフェは諦めて高速道路から目的の薬局に向かうことにしました。
途中のサービスエリア手前でツレからトイレタイムの申し出があったので、これで10分間の時間のロス。すでにこのとき時刻は13時となっていました。それでもまだ13時半には間に合う場所にはいたのです(ちなみに人生改造宣言の10分前行動はこの時点で不可能)。
とにかく遅刻さえしなければ良い。その一心でひたすらアクセルペダルを踏んでいると、なんとここで目的のジャンクションを通り過ぎてしまうという痛恨のミスを犯し、オーバーラン!!
そして次のインターで慌てて降りたのですが、到着予定時刻を改めて検索してみると20分オーバーとなってしまいました。
ここからはもう心が折れてしまい気力が失せてしまいました。

そしてあからさまに苛立ち、車内は不穏な空気に。そして下道を通って向かっていると、渋滞には巻き込まれ、再び道にも迷ってしまい、目的の薬局に到着したのは40分遅れの14時10分だったのです。

そんなダサいことを言ってしまう始末。嘘みたいなことが積み重なってしまい、いつもより自宅を早く出たのにいつもより大幅に遅刻をしてしまいました。
この日は夜まで気落ちしてしまい、晩に美味しいお好み焼きを食べるまで気持ちを戻すことはできませんでした。