目次
佐藤富雄さんの本
佐藤富雄さんの11個のプラクティス
佐藤富雄さんのこちらの著書を読了しました。
「たった3年で楽しいお金持ちになる方法 人も運も夢も引き寄せる小さな習慣 」(朝日新聞出版)
3年の月日で『楽しいお金持ち』になれるというのがこの本のテーマです。
そのために著者が数十年かけて身に付けてきた方法(著者の表現を使うならプラクティス)を忠実に実践することで、『楽しいお金持ち』になれるそうです。
この著者の本が好きで、今までよく読んできました。
私の感覚ですが著者の本は読んでいて豊かな雰囲気が文面から滲み出ている印象を受けます。
その豊かさに感化されて読んでいると気持ちが高揚してくるのです。
豊かな雰囲気とは「人生って楽しそう・・」と感じさせてくれる雰囲気ということです。
立て続けに2回読んでみました。
繰り返し読むことでプラクティスを明確にし、それを書き出して1つずつ実践していくことにしました。
内容をザッとあげると「お金の使い方を変える」「早起き(朝3時~4時起き)」「ウォーキング」「夢を語る」「お金持ちのシンボルを持つ」「まくら言葉」「人の幸せを喜ぶ」「ホームバーティーを年6回開く」「おごりグセをつける」「ホメ上手になる」「感謝日記をつける」等が紹介されていました。
本の中では他にもプラクティスはあったのですが、自分にとって必要だと感じたのは上記の11点でした。
3年かけて考え方や体や習慣を変えようと思ったら、腹を据えて本気にならなければならないと思います。
と言いながらも現在時刻は23時を迎えておるのです。これは困った…。
目的達成のプロセス
さて、この「たった3年で楽しいお金持ちになる方法 人も運も夢も引き寄せる小さな習慣」の中に「人生の目標を達成するためのコツ」が書かれていました。
目標を達成するのには自律神経が要になっていきます。
その目標達成のプロセスは以下のようになります。
○自律神経が勝手に動き始める
○目的地に到達!!
このように都合よく自律神経が目的を達成してくれるそうです。
詳細に触れてみます。
網目様神経系によって情報を拾い集める
自律神経は目標を自動的に叶える力があるそうです。
その自律神経への情報提供者となるのが、大脳を包んでいるRAS(網目様神経系)という神経線維です。
RASは脳に入力された欲望を実現するために、必要な情報だけを選別してくれる働きをするものです。
そこから先は自律神経によって、RASが提供してくれた情報を手掛かりとして、欲望を実現するまで導いてくれるというメカニズムなのです。
RASの働きを具体的に例えれば、車を買おうかな…と思ったときに突然他人の車が気になったりとか、引っ越しを考えたときに不動産屋などのチラシが目に入ったりと、周囲から達成したい目標にまつわる情報を拾い集めるのがRASの役割のようです。
RASを機能させるためには、きっと欲望を明確にすることがRASの活性化に繋がっていくのだと思います。
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実現したい欲望について
実現したい欲望を立てた場合、大抵は「そんなことを言っても…」と本心に蓋をする様な常識的な考え方を持ってしまう可能性があります。
以前私は「常識的な生き方をしたくないなら常識に囚われてはならない」と言われたことがありました。
それはツレの難病を治したいという思いを他人に相談した時のことだったのですが、目標を達成したいと思った時には自分の中で生まれる常識的な葛藤を乗り越えていく必要があります。
そういう時に自分の中にある壁を打ち破る成功体験が必要になっていくのかもしれません。
また自分の常識の枠を崩すような非常識的な生き方をしている人との付き合いも有効だと思います。
身近にそのような人がいたら、きっと「自分にもできるかもしれない」と思えるようになっていくと思うのです。
それが自分の中にあるセルフイメージの変更の糸口になると思います。
よって人付き合い(自分より物事がうまくいっている人との付き合い)はすごく大事なのです。
また常識的な考えを持っていなくても、親しい他人からの意見に影響を受けてしまい目標を断念してしまう場合もあると思います。
これはドリームキラーと呼ばれるものですが、願望を安易に人に言わずに伝える相手も選ぶ必要があるということです。
ドーパミンの働きについて
そして、欲望とドーパミンの関係についてです。
1つの欲望が生まれると、脳はそのことを認識してドーパミンなどの快楽ホルモンを分泌するそうです。
これによって快の状態になった脳は実にさまざまな閃きを生み出します。
昔、斉藤一人さんの本で、商品を発明するときのアイデアの出し方という話が紹介されていました。
その方法は以下のようになっていきます。
1、欲しい商品を頭の中でイメージする。
欲望を明確にするということなのでしょう。
これでドーパミンが噴出する。
2、イメージしたらこのことを一切忘れて放ったらかしにします。
3、ひたすら自分の好きなことをやりまくって楽しく過ごす。
再びドーパミンが噴出する。
4、商品のアイデアが湧いてくるそうです。
ドーパミンの快楽ホルモンによって、閃めきが生まれるということだと思います。
無論、閃きを受け取るだけではダメで、アイデアを実行する行動力も必要になっていきます。
行動力が身につけていけば、目標実現に近付いていけるはずです。
まとめ
以上が目標達成に必要なことです。
改めてまとめると、目標達成にはこれらの要因が必要になります。
まず目標の設定です。
するとドーパミンが脳内に噴出していきます。
また「快」の気分に浸ることで快楽ホルモンのドーパミンが再び噴出されていきます。
よって「快」の気分に浸るために楽しいと感じることを日頃から経験することが必要なのです。
ドーパミンは閃めきを生み出します。
その閃いたことを実践する実行力も重要になってくるのです。
この3つが目標達成への最重要事項なのです。