ツレの治療体験と肉体改造

断食のメリット。

断食や少食の効能

『「腸の力」であなたはかわる』

今回は断食の効能についての記事です。

『「腸の力」であなたは変わる』ディビッド・パールマター著(三笠書房)

この本の中で書かれている断食の有効性について改めて触れてみたいと思います。

カロリーの摂取を抑えることが老化を遅らせ、老化に関係する慢性疾患を減らし、寿命を延ばすことは、何世紀も前からいわれている。

ちなみにカロリー制限とは少食や断食のことです。

カロリー制限がアポトーシスを最小限に抑え、ミトコンドリアのエネルギー生産力を高め、ミトコンドリアによるフリーラジカルの生成を減少させることで、神経を保護するという研究だった。

アポトーシスは大まかに言うと細胞を消滅させる遺伝子です。またミトコンドリアは細胞に住むようになった細菌で、細胞にエネルギーを発生させているという役割を担っているものです。

 断食はミトコンドリアの健康や機能を高める以上の効果がある。
 2013年に「ネイチャー」に掲載された研究では、カロリー制限は、寿命を延ばすことに関係する細菌を増殖させ、寿命に悪影響のある細菌を減少させることを示した。

つまり断食や少食に取り組むことによって、細胞にエネルギーを与え、神経を保護するだけではなく、寿命を延ばすという大きな利点があるということです。

はっきり言ってこの本の内容が私には難しかったです。ツレに大きく関わる本なのでなんとか希望を持って読むことができていますが、一般の人は読み切る意欲がなかなか持てないかもしれません。

1年のうち、定期的に24〜72時間の完全な食事制限をする方法なら、とり組みやすいのではないか。
年に4回以上の実施をおすすめする。季節の変わり目に行うことにすれば、続けていきやすい。 

年4回は多い気がするので、とにかく1度やってみてから年4回にするか、その1度きりにしてみるか判断してみようと思います。

現代は少食で事足りるのかもしれない

続いて1日1食については、「手ぶらで生きる」ミニマリストしぶ著(サンクチュアリ出版)を参考にします。

まず江戸時代までは1日1食の食生活が普通で、1日3食は近年になってからのようなのです。

地方の美観地区などに行き、昔ながらの街並みを見たときに塀の低さや家屋の天井の低さなどに驚くことがあります。

江戸時代の人たちの平均身長は現代の人たちよりも小柄で、それは1日2食のうえに今より栄養状態が乏しかったこと(これはイメージです)が原因なのかもしれません。

江戸時代は交通の便も発達しておらず、現代よりも運動量は多かったと推察されます。よって1日2食だと栄養失調になってしまい食事量としては足りなかったかもしれません。

本の中では有名人で1日1食を実践している人が多いと言う記述がありました。圧倒的に江戸時代よりも運動量が多いとは言えない現代では、1日1食で事足りるかもしれません。

「手ぶらで生きる」だけではなく他にも様々な本で、半断食、または16時間断食を勧めているものがあります。

確かに中年太りという現象を見ると、運動量と食事量が合っていないのではないかと疑問を感じます。

私は朝食を抜いた生活を何年も続けているのですが、昼食も極力省いて良いのではないかと思うのです。

食事量を抑えるメリット

少食や断食は食費と時間を浮かせる点でもメリットがあります。

もともと食に対するこだわりが私はほとんどないので、いつも同じものを食べていてもさほど気になりません。また食費を抑えることで時間が増えるというメリットが魅力的です。

時間に関しては、夕飯を作ると食べた後に洗い物をし、翌日のお弁当の準備もしないといけません。

また食欲が満たされて一息ついてしまうと、つい1時間位YouTubeを見てしまいます。

そのあとに動き始めると眠る時間がその分を遅くなってしまうのです。

食を満たしても睡眠不足だと本末転倒だと思います。晩ご飯を充分に食べたいのなら、お金がかかっても外食やスーパーの店屋物、それか出前などをフル活用し、無理のない範囲での自炊生活を送ればいいかなと考え方を変えようとしているところです。

間食が止められない。

3日間水だけで過ごす断食にゴールデンウィーク期間中に取り組みました。

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その時に感じたのですが、辛いのは空腹よりも味覚の刺激がない事です。断食期間中、何度も甘いものや味の濃いものを求めて、それが相当なストレスとなっていました。

今でもそうです。特にお腹が減っているわけではないのに私の場合はチョコレートなどのお菓子を食べてしまうことがあります。

ケチ臭いのですが、お菓子を止めるだけでも食費がいくらか抑えられて可処分所得が増えるのです。

ストレス発散や喜びのために食べる食事は大事なので、そこまでストイックに行う必要はないとは思いますが、間食を押さえたほうがメリットは体とお金の面で充分にあると思います。

具体的にどうするか?

職場の昼ごはんに手製のお弁当を持って行っているのですが、それがやめられません。やめられないその理由がお弁当を作って持っていったときに、1回職場の同僚に「えらいね〜」と褒められたからです。

褒められることってなかなか普段はないので、見栄のためのお弁当作りが止められません。とにかく見栄です。

お昼のお弁当の代わりに、職場でプロテインを飲むことを考えました。

しかし「何それ?」と同僚に聞かれ、プロテインを飲んでいる事を一旦でも注目されてしまうと、体調崩した時に「ご飯も食べずにプロテインを飲んでるから体壊すんよ…」と陰で言われてしまいそうなので、やはりプロテインは晩御飯に食べることとします。日本社会は面倒です。

食生活が少ない分晩御飯の内容には注意を払う必要があると思います。

「なぜ粗食が体に良いのか」帯津良一著(三笠書房)

この本では医師である帯津良一さんが難病を改善させるためにアプローチの1つとして食生活の改善をあげており、その中でご飯・味噌汁・漬物・お茶が食事の基本であり、1日1食が日本人にはベストと述べています。

1日1食を実践するとつい晩ご飯を無秩序にどか食いをしてしまうので、ここは細心の注意を払う必要があると思います。よって自炊をするときには上記のようにご飯・味噌汁・漬物・お茶をメインにした食事内容を参考にしていこうと思います。

食事に関して今後模索が必要なようです。

 

 

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