人間関係

ドキドキしながら断ってみた。

断ってこその自立

なぜ断れないのか?

久々に「人生改造宣言」タレン・ミーダナー著(税務経理協会)の実践です。

1番から順番に「人生改造宣言」で提案されている課題を実践しているのですが、現在やっと18番目まできました。

ちなみにこの本は101個の課題が提案されているのですが、まだまだ先は長いのです。全て終わらせた時には自分がどのように変化しているのかが非常に楽しみです。

きっと、書いてあることを全て実践している人ってそんなにいないと思います。作者ですら取り組んでいない可能性が考えられます。

何度も紹介させて頂いた本ですが、101個の課題を提示しているだけあって、350ページ以上に亘る分厚い本となっております。

個人的に1冊にあれやこれやと情報を載せすぎな本や、やたらとワークが出てくる本より、1つか2つにテーマを絞った本の方が、実践しやすく達成感が生まれやすいので好みではあります。

しかし「人生改造宣言」の場合、課題は多岐に亘るのですが、1つ1つの課題が高くなく、ハードルが低いので受け入れやすい内容となっています。

さて18番目の内容は「頻繁にノーと言う」です。

反対意見を言う…断る…苦手です。

特に内心ビビっている人に対して私は顔色をうかがって迎合する傾向があります。大抵の人はそうなのでしょうか?

迎合している時は愛想笑いのオンパレードになるのですが、内心では嫌がっているので一緒にいて苦しくなってきます。だから基本的に1人でいる方が気楽なのです。

さて、どんなことが書いてあるか読んでみたいと思います。

1週間のあいだ極端に走り、どんなオファーやリクエストにもノーと言うことです。最初にノーと言ったとしても、あらためてイエスと言えばいいのです。

ノーと言っても、友だちに見捨てられたりはしないし、飼い犬には相変わらず愛されるでしょう

ノーと言っても友だちに見捨てられない?本当か?

(断る時には)嘘はつかなくてもいいし、理由や根拠を言う必要もないのだと言いました。やりたくないというだけで十分な理由です。

同僚の滲み出てくる人を見下す態度。権利を守るには必要だとは思われるが本心では不毛だと思っている組合活動への参加。この2つが今のところ最優先でノーを突きつけたいものです。

しかしノーとは思うのですが、実際その態度を目の前にしてみたり、活動への参加を促されると、断ったときに村八分やモメるなどして痛い目に合う可能性が頭を過ぎってしまい「ノー」とは言えません。

そして、そもそも断るという選択肢が私の中にはなくて脊髄反射的に従ってしまいます(ノーが言えない分黙りこむということも頻繁に行う)。

友人の面目をつぶしたくはない、でも自分の人生に振り向ける時間も欲しいのです

他人のために時間を割くより、自分自身の面倒を見る必要がありますね

つまり以上2つの文面から、結局「ノー」ということは、自分の時間を取り戻す(守る)行為なのだと思います。

1週間でどんな誘いにも「ノー」と言うのか…そっか…。現場で何か頼まれたときに「ノー」と言えば良いか………ドキドキ…緊張してきたな…言えるかな…。

そんなことを思いながら結局何も起こることなく1日が終わってしまいました。ただほんのりと緊張していただけでした。

これが身に付いたら私には大きな一歩になります。

 

「ノー」は時間泥棒から身を守る

時間泥棒という言葉があります。

人の貴重な時間を奪う行為を働く人を揶揄して使われる言葉ですが、年齢を重ねてきたせいでしょうか、また自分のやりたいことが少しずつ形作られてきたせいか、以前より私は時間を意識できるようになってきました。

だから仕事の優先順位を意識するようにもなったし、不必要に質問する人や相談する人に苛立ちを感じることが増えてきました。

さて職場で会議が終わった後に、先輩職員が案件を抱えており、その案件に関わる人に連絡を取らないといけないことになりました。

私もそのことは全く無関係ではないので、連絡を取って話が終わるまで退社せずに他の仕事をしながら待っていました。すると他の同僚が突如自分の仕事の相談をその先輩職員にし始めたのです。

具体的に書けないので解りづらいと思いますが、先輩職員がこれから連絡を取らないといけないことを知っているはずなのに、自分の話をひたすら行うのです。

私は関わり合いになりたくないので距離を置いて作業をしていたのですが、その話し合いがいつまで経っても終わりません。

先輩職員さんはとても優しい人なので自分のことは棚に上げて話を聞いてあげていました。

しかし、連絡を取らないといけない相手側にも時間は限られているし、遅くなるほど連絡が取れなくなる可能性がありました。また、その話は今することではないとも思っていました。

「早く終わって・・」そう思いながら距離を置いていたのですが、もう1人の同僚がその話に入って3人で話し込み始めたのです。

「な、なにーーーーー!」

気付くと輪に入っていないのは私1人。

流石にこれはドライ過ぎるかなと思い、渋々その輪の中に入ることにしました。

しかし不本意な話し合いなので次第は苛立ちが高まっていき、ついキャラに無いことを口走ることになりました。

「あの…、そろそろ電話しないと…時間も時間だし、繋がらなくなりますよ…」

消え入りそうな声で言ったのですが、話し合いはその一言で終わることになりました。

自分なりによく言えたと思います。やんわりと「ノー」が言えたと思っています。言い終わった後にちょっとドキドキしていました。

他人の時間泥棒に自分がなっていないか?常に省みる必要もあると感じた日でした。

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