本の実践

愛部屋に「行ってきます!」

部屋に対する愛情表現


私はあれ以来、部屋に対して「行ってきます!」と「ただいま!」の、挨拶をするようになった。それをすることが、いつも私を見守ってくれているお部屋さんに対して、私が毎日できる愛情表現だと思ったからだ。

「座敷わらしに好かれる部屋、貧乏神が取りつく部屋」伊藤勇司著(wave出版)

部屋をただ綺麗にするだけではなく、部屋を通して自分の心を育てていくこと。

その心を育てていくためには部屋に愛情を持って関わることが必要なのです。

断捨離はそのひとつです。

(↓以前の部屋)

(↓現在)

極力家の中にある所有物を減らし、生活を豊かにするために「ロボット掃除機」や「食洗機」などを取り入れてきました。

そのお陰でいまは生活することがとても楽しいのです。

室内はこれまで行動して変えてきた成果が表現されている場所です。

だから帰ってくるたびに部屋を見ると誇らしい気分になりますし、居心地も良いので自然と我が家に愛着が湧いてくるのでした。

より愛情を持って部屋に関わるために、部屋に誰もいなくても出かけるときには「行ってきます!」と言い、帰ってきたら「ただいま!」と挨拶をすることにしました。

実践してみる

では早速実践です。

やってみようと決めてみたものの、朝は出勤時間でバタバタしていることもあってまだ一度も「行ってきます!」が言えたことがありません。

また帰宅したときには気が緩んでいるせいか、「ただいま!」も一度も言えたことがないのです。

寝起きの「ありのままで完全です」パターンと全く一緒。

頭の中にこの習慣を身につけるということが取り込めていないから、忘れてしまうのです。

この場合、考えられる手立ては2つあります。

1、決まった場所や、習慣を行なっているときに実践する。

忘れないために新しい習慣と場所を紐付けるのです。メリットとしてはその場所に行くと思い出すという効果があります。

ただ今回の場合は、玄関という場所が確定しているはずなのですが、一度も思い出すことができないままに毎日が過ぎています。

だから場所で思い出して実践するだけでは見込みが無さそうです。

2、貼り紙などで可視化する

というわけで可視化してみました。

玄関にA4の紙を貼ってみました。カンニングペーパーです。

これで出かけるときに「行ってきます」を視界に取り入れることができるはずです。

これで忘れることはないと意気揚々と朝を迎えたのですが、いつものように玄関を素通りし、外に出て駅に向かって歩き始めたところで言っていないことを思い出しました。

マンションに住んでいるのですが、忘れたことを思い出したときに1階から見上げて、僕の家のテラスに向かって「行ってきます・・・」と心の中で呟きました。

今回の敗因は、きっと張り紙が視界に入っていなかったという点でしょう。

もしこの事態が続くようなら、文字を太文字のマジックで書き直すか、A4の紙を色紙に変えるなど何とか目立たせる手を打っていきたいと思います。

 

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