本の実践

愛のコーヒーカップ理論の再々・・・・。

愛のコーヒーカップ理論

改めて仕切り直す

2022年も早くも半分が経過しました。皆さん理想通りの生活がおくれていますか?

私の場合は2022年の計画が実行できたりできなかったりで、1日1食生活や室内の環境づくり、そして節約生活や少しずつ投資活動もできてきたのですが、当然ながら思い通りにできていない分野もありまして、そのうちのひとつが「愛のコーヒーカップ理論」の実践なのです。

これは「幸せな人生に変わる 自分を愛する習慣」中野裕弓著(日本文芸社)に書かれていた考え方です。

初めてこの言葉を目にする人に端折った説明をすると、まず表現の前提として自分の心の器をコーヒーカップに、また愛情をコーヒーに例えます。

必要なことは自分のコーヒーカップの中身がない状態で人にせっせとコーヒーを注ぎ続けるのではなく(自分もそうでした。こういう人って結構いると思います)、自分のカップにひたすらコーヒーを注ぎ続けるということを重視するということです。

そうすると人のカップにもコーヒーが注げるようになって、自分も人も幸せになれて結果的にそちらの方が世の中がうまくいくようになるということなのです。

つまり、愛情の優先順位を自分を1番に持ってくるということです。

↓愛のコーヒーカップ理論の記事。

2022年になってこの「愛のコーヒーカップ理論」をもとにした、「10のメニュー」を実践しようと息巻いていたのですが、1週間ほどであっという間に頓挫。理由としては自分を楽しませる時間がないということでした。

「10のメニュー」を説明すると、まず自分が好きなことを1から10までリスト化します。そしてそれを1日ひとつずつ取り組むことを3週間続けるというものです。

もしその日にメニューにあげたことができなかった場合は、全く違うメニューを実践するのではなく、それに近い代替案を考えて取り組みます。

「10のメニュー」は自分が取り組んでいて楽しいことなので、やることは苦ではないのですがとにかく時間がない。

例えば「ネットカフェで漫画を読む」ということをメニューのひとつにしているのですが、仕事終わりに時間がないとネットカフェに行けません。

かといって自宅にも漫画はない。そうなると電子書籍で漫画を購入して読むことになるのですが、時間がない状態で無理やり漫画を読む時間をぶっ込んでも気分が落ちつかないだけで喜びがないのです。

初期の頃に「10のメニュー」を失敗した原因はこのリスト化した10のメニューの難易度の高さでした。

メニューを設定するときのポイントは疲れ切っていても取り組めること。そして代替案を設定しやすい内容にすることなのです。

だからメニューに「映画を観る」なんて設定したらすぐに無理が出てきます。

自宅の近くに映画館はあるのですぐに観にいくことはできますが、その時に観たい映画があるかどうかわからない。

そしてAmazon primeなどで自宅で観るとしても最低でも2時間近くかかるわけですから時間管理も難しくなる。

だからこの場合は「動画を観て過ごす」など幅を広げた書き方をしておくと実践しやすくなることを学びました。

10のメニューの再チャレンジ

2022年になって取り組み始めた「10のメニュー」が自然消滅していたので、これではいけないと思い再々チャレンジをすることにしました。

いくら「愛のコーヒーカップ理論」が自分に愛情を注げば良いというものでも、3週間継続して取り組んで達成するという「がんばり」の部分も私は大事だと思います。

しっくりこない時にやめる決断をとるのも大事ですが、3週間本腰を入れて頑張ってみることで自分の人生を変えていく自信も育まれていくと思うのです。

というわけで「10のメニュー」の内容を改善し直しました。

取り組むハードルをなるべく低く。そして喜びを感じられることを意識しました。

そして設定した10のメニューを常に意識できるように、マンスリーのスケジュールにメニューの内容を書き込んでいきました。

達成感を得るために取り組めた日には大きくスケジュール帳に○をつけます。これでパッと見た時に達成度が目から入ってくるようになりました。

↓メニューに1から10まで番号を振り、デイリースケジュールのマスには番号を書き込みました。

正直に話をすると毎日メニューをこなせたわけではありません。

忙しい日には「マッサージ」に行くことはできませんでしたし、疲れてまっすぐ帰宅したい日に「外食・テイクアウト」もできませんでした。

それでも1週間のうち5日は「10のメニュー」を取り組むことができています。まだ実践途中ですが今のところ2週間は継続できているので、残り1週間も継続できると思います。

10のメニューの本質とは

楽しいと感じる好きなことを3週間続けるということは結局のところ「自分の気持ちを大切にする」ということだと思います。

「10のメニュー」に拘らず、言葉や振る舞いひとつずつでも自分に愛を注ぐことはできます。

それだけではなく部屋をきれいにする。身形をきれいにする。好きなものを食べる。睡眠をとって自分を労る。これらも自分の中のカップにコーヒーを注ぐ作業なのです。

仕事で追い詰められていた時、私は気持ちがギスギスしていて人に対する温かみが全くありませんでした。

こんな状態で人に優しくできるはずもないし、関係も築くことなんてできません。顕著なのが睡眠が不足している時には人とのコミュニケーションを避ける傾向が私にはあり、自分から孤立していこうとするのです。

本やネットから人生を変えていくための実践方法を学んでいるのですが、すべては自分に愛情を注ぐ作業であり「愛のコーヒーカップ理論」につながっていくのかもしれません。

そうなると2022年になって実践し始めた1日1食生活は自分の健康のため。室内の環境づくりは節約や居心地を良くするため。節約はお金を増やして自分の好きなことにお金を使うためでもあります。また投資もその一環なのです。全部自分に愛情を注ぐ作業なのです。

「愛のコーヒーカップ理論」は「10のメニュー」のみに限定されるものではなく、もっとスケールの大きいものであり、結果的に自分に愛情を注ぐことは人に愛情を注ぐ余裕も生み出すのです。よって自分優先は単なるワガママではないと思います。

-本の実践
-, , , , ,

© 2025 元ひきこもりで彼女が車いすユーザー。そして何とか成長しようとあがく男のブログ Powered by AFFINGER5