目次
セルフイメージを高めることで「できる」と思えるようになる
変わろうと思った日のこと
30歳を超えた頃、私の人生はまったくうまくいっていませんでした。
マッサージ師になろうと思い、とある方にお金を払って技術を学び、その方のお弟子さんのお店でお世話になることになりました。
しかし日が経つにつれてこの選択は間違っているのではないかと不安感が頭をもたげ、とうとう私はこの環境に耐えきれずに逃げ出してしまったのです。
それから1度やめた職場に非正規雇用で出戻りをしたのですが、すぐに復職したことに元の同僚達は難色を示し、それと共に職場の同僚だったツレとお付き合いしていることが皆にバレて、2人仲良く村八分になっていきました。
挙句にはストレスからツレの病が進行するという最悪の状態になったのです。
ここまで落ちてやっと私は気付きました。
あっ…俺の人生間違ってるな…。
それまでは苦しい経験を積むと、それが糧になって人間的に成長できると思っていました。
そのスタンスが間違っているということに気付いたのです。
そうではなく幸せな人生を歩もうと思ったら、その場で幸せになる選択をしていく必要があるのです。
生き方を変えていかないといけないと思いました。
それから本に書いてあることをひたすら実践していく日々が始まったのです。
↓実践することはwこのようにメモってる。
すると1年足らずで成果が出て、私たちを村八分にしていた職員さん達が次々と職場から去っていき、正規職員で働ける職場にありついて給料が大幅にアップしたのです。
我がことながら奇跡としか思えない流れでした。
この成功体験はとても大きくて、それから私は情報を集めて実践していくことに積極的に取り組むようになりました。
ツレが意欲的にならない問題…。
なぜそのようなことを書いたかというと、ツレが自主的に筋トレやストレッチを行わないという問題が発生しているからです。
2月の終わりから5月の下旬まで、ケンカ&新型インフルエンザの都合で私たちは顔を合わせていませんでした。
久々に顔を合わせてストレッチをしてみると、あらびっくり…股関節と膝がバキバキに硬くなっており、真っ直ぐ伸ばせなくなっていたのです。
山元式頭針療法の先生の治療を再開してからも、日頃ツレが筋トレとストレッチをあまりやっていないということが薄々先生にもバレてしまうのです。
ツレの名誉のために言いますが、今まで行うことは無かった断捨離や同じく難病経験者の話を聞きに行ったり、食物のアレルギーの検査や、遠のいていた整体やステロイド断ち、また以前よりも意思を言葉にして伝えてくるようになったりと彼女の行動はここ数ヶ月で大きく変わりました。
またこれまではストレスを感じても黙り込んでじっと耐えるような性格だったのが、言い返すようにもなってきたのです。
それだけ行動的に自分を変えようと思っているのに、なぜかストレッチと筋トレに関しては消極的なのです。
成功体験の重要性
頭を抱えるような状況ですが、これは見出しの通り成功体験の問題だと思います。
私は30代の頃のうまくいかなくなった時期に、行動して成果がでました。
それから意欲が湧いてきて、より果敢に行動的になったと思います。
だからツレもストレッチや筋トレを行って目に見える成果が出ればもっと意欲的になるのではないかと思うのですが、その最初の第一歩を踏み出すためには何が必要かを考えないといけません。
一歩踏み出す人とそうでない人との違い
私は十代の頃から二十代前半にかけて「社会的ひきこもり」を経験していました。
それからひきこもり経験者の人たちが集まるフリースペースに通い始め、社会に出て仕事にありつくことができました。
その時期は、常々フリースペースに通う他のメンバーたちがなぜ行動をおこさないのか不思議に感じていました。
私はフリースペースの中ではいち早く社会に出ることができました。
スタッフさんから提示された情報、つまり選択肢に対してとりあえず何でもやってみようというスタンスがあったからです。
圧倒的に行動をおこしていたと思います。
その差は「私ってこういう人…」というセルフイメージの有無だと思います。
私のセルフイメージを言語化すると、「このままでは終わらない」「特別な存在」「いずれうまくいく」という意識がどこかにあったのです。
ある程度窮地に陥った方がいい
苦しい状況に陥いらないと行動をおこせない人はいると思います。
苦しい状況が考え方や生活習慣を変える契機になる場合もあるからです。
ただし、どれだけ苦しくなっても「変わろう…」という選択肢が思い浮かばない人っていると思います。
そのような人は不満を抱いていても、そこで何をしたら良いのかわからないので、無力感に苛まれながら現状維持となっていくと思います。
「やってみようかな…」と思えるのは意識のどこかに「私ならできる…」と思っているからです。
「私ならできる…」はセルフイメージや自己効力感の問題です。
ちなみに昔のツレの口ぐせは「どうせ…」でした。
この「どうせ…」のあとに前向きな言葉がくることはなかなかありません。
セルフイメージは変えられる
「自分の人生はこんなもの…」
このような低いセルフイメージで行動ができない人、そして行動できない自分を変えたいと思っている人は、セルフイメージを高める作業をすれば良いと思うのです。
そこでこちらの本の登場です。
「最強セルフイメージのつくり方」坂田公太郎著(同文舘出版)です。
タイトル通り、セルフイメージをあげる方法を紹介されている本です。
それは簡単ですねと答える
なにか問題が現れたときに、つい「大変だ〜」とか「難しい〜」言ってしまうことがあります。
そんな時はグッと耐えて「簡単ですよ!」と言い切ってしまうのです。
これはなかなか難易度が…いや、簡単ですよ!
※私の場合、「大丈夫!」と口にするようになりました。
自分との約束を守る
決めたことが達成できると、それでセルフイメージが高まるそうです。
私の場合は就寝時間ですね。
これがなかなか…いや、これも簡単ですよ!
-
-
睡眠を真剣に考える
目次1 睡眠について真剣に考える1.1 休息をとると翌日は頭も冴えるし体もよく動く1.2 クリロナもすごく寝てる1.3 時間管理が問題2 就寝までの時間の使い方を振り返ってみる2.1 帰宅から夕食の準 ...
続きを見る
恐怖を感じたことに取り組んでみる
苦手なことや、初めてのことに取り組むときに人は恐怖や不安を感じます。
そこをあえて取り組んでみて、成功体験を積んでいくのです。
↓人に意思を伝えることも私にすれば恐怖や不安を感じる行動でした。 目次1 セルフイメージを高める方法を学ぶ1.1 セルフイメージが低いことが行動できない原因であると気付く1.2 ブログを続けているという事実1.3 自分との約束を守る1.4 自分との約束を設定してみた ... 続きを見る
最強セルフイメージのつくり方。
私の場合は自力でお金を稼ぐことも恐怖や不安を感じる行動のひとつです。
クラウドワークスやnoteに挑戦してみようかな…と考えています。
セルフイメージを意識してみると、どのような人生観や自己意識をもっているかがすごく重要だとわかりました。
これをマインドセットと言うのでしょう。
私は無意識のうちに物事は簡単にいかないというマインドセットがあることに気付きました。
だから最初から物事がうまくいかないのです。
ツレにもセルフイメージを高めてもらいたいです。
彼女にこれまでの成功体験を振り返って伝え、励ましていく働きかけが必要だと思います。
※そもそも人を変えようという発想が間違っていることに気付いたので、基本的にツレのことを見守っていこうと思います。