怒りは自然な感情・・と言っても・・。
週末家にツレがやってきました。外にいる時には感じないのですが、自宅に戻ってからのツレの要求攻勢に不安や苛立ちがこみ上げてきます。
「背中に薬塗って!」「お水入れて!」「スプーンちょうだい…」「ズボンとって…」「‥‥‥トイレ」
そしてトイレに行く時には、床に座るツレに向かい合って彼女の体を支えて床から車いすへと立ち上がるのを手伝います。
その時にツレがバランスを崩すと、片手にツレの体重がのしかかってきて、私の体の半身に痛みがはしるのです。
「あっっっ!!もうっ!(怒気をこめて)」
怒りまじりに痛みをアピール。すると、私のその様子を見てツレが顔色を伺うようになるのです。
私は未熟な人間です。でもツレが幸せそうにしている姿を見ていきたいという思いはしっかりあるので、なんとか一緒に過ごせる方法を考えるしかありません。
離れようと感じるときは2人の将来を悲観したときです。しかし、それは頭の中で作り上げたものなので、現実の話ではありません。
悲観や期待は現実を上回るそうです。
思いがあるのに悲観で潰れてしまうのはもったいない。なぜならその悲観は現実のものではなく、頭の中でつくりあげられたものだからです。
多くの人たちを巻き込んででもツレを中心としたチームを作るしかないのかなと思います。それなら私1人に負担がのしかかってこないため、不安で潰されることはないと思うからです。
チームを作るにしては私の性格はあまりにも閉鎖的すぎます。そんな人との関わりを持とうとしない性格を変えるしかありません。
だからまだまだ道半かもしれません。その前に悲観的になりやすい意識を改善しようと思います。
というわけで悲観的な意識を改善するために、これから私が取り組んでいけることをあげていきたいと思います。
睡眠をしっかりとる。
「心を壊さない生き方」testosterone著(文響社)
この本の中で睡眠時間の確保が不安感を低減するという説がいくつかの実験結果のもと、あげられています。
著者は7時間睡眠の死守を謳っており、1日は24時間ではなく、睡眠時間を差しひいた17時間であると考えろ!!と言っています・・。
私は6時起きの生活を送っているので、23時に眠ったら7時間睡眠が可能となります。まったくもって不可能ではない…。
「毎日を好きなことだけで埋めていく」本田晃一著(祥用伝)
この本の中ではたっぷりと睡眠をとる生活を最低でも3日続けることを勧めています。
するとギスギス感が無くなって心が安定するのです。
こんなことで不安感やギスギス感が低減して心が落ち着くなら、絶対に実践しない手はありません。
そう思ったからか、ここ2日(たった2日?)は6時間以上の睡眠時間が確保できています。
それだけでも大きな進歩!おかげで体が軽いし、日中に睡魔に襲われることはありません。
そんな当たり前のことが最近やっとできるようになってきました。
筋トレをすべし!
また「心を壊さない生き方」testosterone著(文響社)では、筋力トレーニングが不安感の低減に効果があるということが書かれています。
紹介されていた実験結果では、週に3回筋力トレーニングを30分行うだけ(意外と少ない)で、不安感の軽減に効果があるとのことでした。
さてここから問題です。筋トレを日常に取り入れようと思ったらいつその時間を確保するのか?…ということなのです。
仕事が終わって眠るまでの時間は、本を読んだりする勉強に最低1時間は使いたいので、夜のジム通いは流石に避けたい。
それなら7時間睡眠を確保するために、9時半には寝て4時半に起きて45分のトレーニング時間を確保する。
これなら6時半の出勤に余裕をもって出かけられる……ってそんな薔薇色のスケジュールを想定したのですが、これって可能か?って話なのです。
可能かどうかは、どれだけ本気になってライフスタイルを変えられるかだと思います。
断捨離
不安感を軽減して心を安定させるということとやや無関係ですが、徹底して断捨離を行なって必要最小限の荷物で生活していこうと思いました。
家の中にあるものを最小にしようと思った動機は、ツレと今後一緒に生活するときに備えて物が少ないと引っ越しがしやすくなると思ったからです。
今後のライフプランははっきり言って未定です。ツレがいまの職場から離れないようにするためには私が引っ越す必要がありますし、バリアフリーの賃貸物件を探す必要があります。また家のなかで車いすを使おうと思ったら、余計なものは家の中に置けません。
これらを考慮すると、家の中にあるものを極力少なくした状態にしておく必要があると思ったのです。
また私は自宅でロボット掃除機を使っているので、導線が確保できて掃除がしやすくなるという利点もあるのです。
↓ブラーバを取り入れて感じたこと
https://hgtkni13kg.xsrv.jp/ブラーバについての総評%E3%80%82/3991/
↓ロボット掃除機ブラーバ
発する言葉に気をつける
現在ツレはステロイド断ちをしているため、体全体が赤くなり、そのうえ痒みで掻き毟ってしまうので、顔を含めた全身が傷だらけになっています。
また家族関係も私の家ほど恵まれていませんし、全身の麻痺で思うように体を動かすことができません。
どうみても今の状態が恵まれているとは思えないので、ツレと顔合わせると「ついてる!ついてる!」と言い合うようにしています。
私が強運の持ち主なら一緒にいるツレもその恩恵を受けられると思うので、とにかく「ついてる」を私だけでも言い続けようと思いました。
というわけで今後は睡眠と筋トレ、断捨離と発する言葉に力を入れていこうと思います。
これで心が安定し、人生のフットワークが軽くなって、前向きな意識が芽生えていけばと思います。