ついにデジタルデトックスに挑戦する
「シリコンバレー式 超ライフハック」
前から取り組もうと思っていたデジタルデトックスに初めて挑戦することにしました。
スマホに私は人生の主導権を握られているといっても過言ではありません。
ネットの閲覧には中毒性があります。
そして人を不幸にする力もあるのです。
物理的に時間を奪われてしまうのは当然として、各媒体から様々なプチ成功者たちがライフスタイルを見せつけてくるのです。
あまり自覚がなかったのですが、私はその動画やネットの成功者たちと自分の日々の生活を比較しているのです。
すると自分の人生がつまらないもののように思えてきて、もっと華やかな楽しい世界が自分にはあるのではないかと思うようになってしまうのです。
皆さんネットとどのようにお付き合いをしているのでしょうか?
「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)を読み進めてみると、デジタルデトックスについて実践した人の逸話が掲載されていました。
ジュシュワ・フィールズ・ミルバーンさんは著名なミニマリスとなのだそうです。
彼は所有物を捨てる経験を通して、所有している物の本来の価値が大きくなっていったことを実感していったそうです。
1ヶ月携帯電話のない生活をしたそうです(私には無理かもしれない・・・)。
そして、ネット断ちを経た後に生活に携帯電話を取り戻すと、貴重な時間やエネルギーを奪っていることを自覚したうえで、以前より思慮深く意識的な使い方ができるようになっていったそうです。
つまりダラダラと弄って無為に閲覧をしなくなったということだと思います。
私はこれまでネットを通じて様々な情報を得てきましたし、それらを活用して生活が豊かになったという自覚もあります。
だからスマホの使い方に問題があるのです。
ドライブレコーダーに写った事故映像や喚き散らす撮り鉄たち。またエロサイトを観ている場合ではありません。
いい加減このようなものを観て、ほくそ笑んでいる時間をもう少し違ったことに使っていけば私の人生はもっと有意義なものになるかもしれない・・・。
そのような思いがあって、今回デジタルデトックスに取り組むことにしました。
1日デジタルデトックにトライ
デジタルデトックスを行うにあたり、仕事のない週末に実践することは避けることにしました。
またスマホに機能を集約させているので、腕時計と現金を持ち歩くこと。
そしてスマホをこの中にぶち込んでおくことを意識しました。
↓それがスマホ用のコンテナです
これまで度々使ってきたのですが、スマホとほぼ同等の大きさのコンテナであり、この中に入れて蓋をしてタイマーをかけると設定した時間が来るまで取り出すことができないという商品です。
コンテナに入れた状態のスマホを鞄に入れた状態で出勤をしました。
デジタルデトックスをするならスマホを自宅に置いておけと思われるかもしれませんが、もし家族やツレから緊急の連絡があった場合にスマホが手元になければ連絡がとれない危険があるので、携帯することにしました。
もし連絡があれば職場の電話を使えば良いのです。
スマホ以外のモバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホン、そしてスマホの充電器などのデジタル機器はごっそりとそのまま自宅に置いておくことにしました。
そしてコンテナのタイマーを16時間に設定。
スマホをコンテナに入れた時間が早朝の6時45分とかだったので、16時間後となると、およそ23時までスマホを使うことができません。
↓久々に腕時計を装着。
ちょっぴりドキドキしながら出社です。
仕事中は平気
スマホを持たないということは空き時間との戦いになっていくというわけです。
電車に乗っていた40分間、私は本を読み、ヴィム・ホフさんの本から学んだ呼吸のメソッドを座したまま密かに実践しました。
↓ヴィム・ホフさんは私の冷水シャワーの師
早朝はエネルギーが満ちているので、学習意欲も高いので本を読む元気があります。
お昼の時間はスマホをいじりながら食事を摂るのですが、本日はスマホ代わりに青空を眺めながら食事を摂りました。
特にそれが暇だとも思わず、それでいて有意義な時間を過ごしているなとも思いませんでした。
つまり違和感がないということです。
↓食事はいつも外で食べている。
夜になると寂しい
さて問題はここからです。
終業時間となり、帰宅の途につくわけですが、このホームで電車を待つ間、そして電車に乗った後にスマホをいじりたくなってムズムズしてくるわけです。
仕事が終わって私は燃え尽きていました。
そんなときは何も考えずに気分を盛り上げるような音楽が聴きたい。
もしくは何も考えずにお笑いなどの動画を観てニヤニヤしたい。
そこに高尚なものなど必要ありません。
とにかく何か欲求不満が晴れるようなものが救いとなるのです。
コンテナの画像を改めてご覧になっていただくと、プラスチックの蓋の部分に小窓が3つあるのがお分かりだと思います。
この窓から指を突っ込んでスワイプをすると、かろうじて音楽などは聴くことができるわけです。しかし・・・。
し、しもーた!!!イヤホンがない!!!!
思い切ってワイヤレスイヤホンまで自宅に置いてきたことを後悔するのでした。
欲求不満の影響でしょうか。
その後甘い物が食べたい衝動に駆られてしまい、携帯していたナッツをかじって飢え(?)を凌いだのです。
1日挑戦してみた結果・・・。
あまりにも機能が携帯電話に集約させすぎているので、使えないと不便で仕方がありません。
しかし、無いならないで生活の面はなんとかなるものです。
そしてコンテナの小窓からスマホの画面を弄ってLINEをみるなどの細やかな抵抗を行いました。
このような欲求不満はありましたが、もう金輪際デジタルデトックスはやりたくないとは思わなかったことが意外で、また翌日も実践して良いとさえ思いました。
ただその時はワイヤレスイヤホンは持参して、音楽だけは聴ける余地を残しておこうと思います。
今後も1週間に1日は続けていくつもりです。