本の実践

寝る前に空想して幸福度を高めながら問題を解決する。

睡眠を活用して幸福を掴む

「シリコンバレー式 よい休息」アレックス・スジョン-キム・パン著(日経BP社)の中の「睡眠」の章を読み返しました。

この本を読み返そうと思った理由は効果的な睡眠の取り方を学ぼうと思ったからです。

私は意志の弱さもあって絶対的に睡眠時間が短いまま十数年過ごしてきました。

これだけ長い間早寝ができないのなら、早寝をすることは一旦諦めて、短い睡眠時間で疲労やストレスを取り除く方向にシフトチェンジしようと思ったのです。

結論としては、本の中にはどのような睡眠の取り方をとると効率的に疲労やストレス発散ができるかということは書かれておらず、睡眠についての効能がメインとして書かれているだけでした。

睡眠不足は、反射能力や意思決定や学習能力を損なうだけではなく、身体にも悪影響を及ぼす。免疫力を低下させ、感染症と戦う力が失われていく。

「シリコンバレー式 よい休息」アレックス・スジョン-キム・パン著(日経BP社)

 

睡眠が足りない自覚もあるわけですから、いかに睡眠不足が体に悪いかを説かれても「はい、はい、わかりました・・。」としか言いようがありません。

若干期待外れな感じを抱きながらパラパラとページをめくっていると、目に止まる一文がありました。

問題の解決策を睡眠に求める

睡眠は疲労回復、認知症の予防、また記憶の定着だけではなく問題を解決させる効果もあるようです。

量子化学者にして生化学者のライナス・ポーリングは「ベッドに身を横たえ、眠りに落ちるまで、科学的問題について考える」ことにしていた。数週間から数ヶ月かかることもあったが、最終的に答えが「いきなり意識の中に浮かび上がる」のだった。

「シリコンバレー式 よい休息」アレックス・スジョン-キム・パン著(日経BP社)

この一文から私ができることは、人生の中の解決したいことや悩みを眠る前に意識すること。また答えが出てくるまでに数週間から数ヶ月かかることがあるわけですから、その間ずっとその問いを繰り返し続けることです。

「シリコンバレー式 よい休息」を読んでいると、解決策としての答えが夢の中に出てくる人もいるそうなのですが、それはとても稀なことで、大抵は睡眠から覚めた後の覚醒しているときに何かの拍子にフッとひらめきを得たりするそうです。

そして眠る前に問題を意識するということは睡眠中の思考の準備をするためなのです。

そう思うと意識の力はすごいですね。

私が昔カウンセリグを受けていた時期によく医師に言われたことがあります。

相談者
どうしたいか、自分に問いかけてごらん・・。

(アイコンは女性となっているが、実際は男性)

どうしたいか・・・?はあ・・・。
相談者
言葉で自分に対して今何がしたいかって聞いてみるんだよ。
・・・・・・。仕事しようと思います・・。
相談者
ほら、答えが出てきたじゃない。それで仕事するなら何したら良いと思う?
はあ・・・。

結局わたしはこの後にパートの仕事を始めることになりました。

自分自身に対して言葉で問いかけることによって、時間がかかっても自分なりの答えが出てくることをこのときに学んだのです。

意識の力というのは凄いもので、問いかけてあとは信頼して待てばフッとひらめくのです。

余談になりますが、人に相談をする効果もあると思います。

自分1人だけなら答えが出る前に面倒になって言語化することを断念する可能性があるのですが、この場合は目の前にカウンセラーの医師が答えを出すのを待っているわけで、必ず何かしらを捻り出さないといけなくなるわけです。

このように人の目という適度な圧があることで答えを出すことができるようになると思っています。

しかし、親しい間柄だとそこでも甘えが出てくるので断念する可能性が高まります。

よって悩み事や希望を否定しない信頼できるけど、少しだけ距離が離れている人が相談相手としては適任ではないでしょうか。

ひらめいたその答えが正しいか正しくないかは実際に試してみないことにはわかりませんが、何か解決策を導き出そうと思ったら、人に聞いてもらった方が答えを言語化しやすいと思います。

その人の人生の問題はその人でないと答えは導き出せないと思います。

だから人生相談というのは、結局意見やアドバイスをもらうものではなく、他人に言うことで適度な圧を感じて答えを捻り出す環境を作るためのものだと思います。

 

話が逸れてしまいましたが、言葉で自分に説いて、答えが出るまで待ち続ける。それで思い出した人がいて、「お手上げの法則」(大和書房)などを著した大木ゆきのさんなのです。

大木ゆきのさんの本の中には宇宙に対して「〇〇を教えてほしい」と問いかけたり、指示を出すことで人生が好転していくという方法が紹介されています。

そして、その問いかけるタイミングがこれも眠る前なのです。

宇宙というフレーズを使うことで超常的な印象を与えますが、要するにこれは言葉で自分の脳に問いかけて、眠っている間に記憶を整理して答えを導き出す方法なのだと思います。

補足になりますが「お手上げの法則」では瞑想などに代表される「無」になる時間を大切にしています。

刺激を入れることも大切ですが、何も考えない「無」の時間を確保することでひらめきを生み出す頭の空白を作っているのだと思います。

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眠る前に空想する

眠る前にやることがたくさんありますね。

少し前から取り組み始めたことですが、「99.9%は幸せの素人」星渉・前野隆司著(KADOKAWA)から幸福度を高める方法として、「翌日おこるかもしれない、いい出来事」を空想するという方法を試しているところです。

私の場合は明日おきる良いことではなく、将来おきる良いことを空想するようにしています。

↓空想しようと思って目を閉じた途端に眠ってしまう・・。
https://hgtkni13kg.xsrv.jp/空想・妄想で幸せになれるという話/10350/

そして空想をするときにイメージしていることは仕事でおきるいい出来事です。

 

私は今の仕事がそれほど好きではないので、空想して仕事のいいイメージが持てるようになれば、それで仕事への幸福度が高まって、仕事が好きになるのではないかと期待しているのです。

この眠る前の空想と問題解決をするための自分への問いが繋がらないものかと思っています。

まず寝る前に将来の「いい出来事」考え続けることで幸福度を高める。

そして、どうしたら空想に近い人生がおくれるようになるかを自分に問い続ける。

そうしたらいずれ具体的な方法がひらめくようになるかもしれません。

 

当初は空想は2週間限定でしたが、理想の人生が叶うまで続けていこうと思います。

 

 

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