衝撃を受けたときに人は自分と向き合い始める
2022年初頭。クレジットカードの月の利用金額が2度見するほど、まあまあ高額になっていました。
その衝撃で年度始めからお金について考えるようになりました。
現在私は積み立てNISAとiDeCoで投資を行っています。
そして、もう少しお金を投資信託に回したいと思いました。
これまで銀行の積み立て定期を愚直にコツコツと溜めていたのですが、大手の銀行にお金を預けても金利が全くつかないので、あまり預金をしても意味がないと疑問をもつようになりました。
それなら今まで積み立てていたお金を投資に回した方が少しずつでも資産が増えるのではないかと思ったのです。
子供の頃から植え付けられていた銀行に預金をしていたら大丈夫という洗脳が、この年まで業のように自分の頭の中にこびりついていました。
マネーリテラシーをもう少し若い頃から身につけておけば良かったと今更悔いてもどうしようもありません。
すでに遅いのかもしれませんが、何もやらないよりマシです。
人生って不思議なもので軌道修正をとって正しい行動ができれば、年を重ねていてもやり直しが効くという信念が私の中にはあるのです。
人には人の幸せを感じる尺度というものがありますから、他人からすると物足りない境遇に見えても、私からすると満足できるような境遇というものがあるのです。
だから諦めずに自分なりに真摯に人生を良くしていく努力をする必要を感じています。

そんな決意をしたところで、この年からお金について考えてみます。
収支の把握から
まず1ヶ月の収支の管理を行うところから始めます。
つまり家計簿をつけるということです。そこから無駄な支出がないかを把握して節約します。そして余ったお金を投資に回していくということです。
収支の管理として使おうと思ったのが家計簿アプリのマネーフォワードMEというものです。
ここ最近物を買うときはほぼ電子決済によるクレジットカード払いなので、現金を使う機会が無くなりつつあります。
クレジットカードだと毎月決められた日にメールで1ヶ月の支出の明細が届くので、それで把握ができるのですが、全体の資産の把握やクレジットカード以外での支払いの把握をマネーフォワードMEで網羅することができます。
↓このように銀行・カード・証券・電子マネーなど様々なものと連携することができるので細かい資産管理ができるのです。
サブスクすら把握していなかったので、マネーフォワードの支出を振り返って、あまり利用していないサブスクを解約することにします。
ちなみにサブスクとはサブスクリプションの略で、料金を支払って一定期間サービスを受けるというものです。
私はプロレスが好きなのでニコニコチャンネルのニコプロレスというものに加入していました。
しかし、これもごくたまに観るぐらいなので解約しても良いと思います。
微々たる金額ですが、1年間で計算したらそこそこの金額にはなるので、バカにはできません。
サブスクの解約
家計簿をつけて支出を把握することはとても大事だと痛感させられました。何にお金を使っているか把握しきれていないことに今回気付いたからです。
マネーフォワードMEのお陰で、どれだけサブスクにお金を使っているか把握することができました。
ニコニコプロレスチャンネルに続いて、まず値上がりする予定のDAZNの解約も3月いっぱいに行うことにします。
もうひとつ月々Amazon primeも支払っているのですが、これは動画を観ることがあるので継続します。
支出の内容を変える
私はメイン銀行を現在ゆうちょ銀行にしているのですが、ゆうちょの普通預金しかマネーフォワードに反映されず、自動積み立て定期貯金の連携ができません。なので正確な資産が把握しきれていないのです。
これは私が操作方法を知らないということが原因なのかもしれませんが、ネットでいろいろやり方を調べてみてもその方法がわからないのです。
現在どれだけの金額が積み立てられているか把握できていませんが、自動積み立て定期貯金の金額を減らして、それを投資に回していこうと思います。
また楽天銀行をメインバンクにして、楽天ポイントのアップと金利を狙っていこうと思います。
私の家の近所のスーパーが楽天ペイが使えるので、ポイントが貯まると食材をポイントだけで購入することができるのです。
またこれは交渉になりますが、給与振り込み先を楽天銀行にすればハッピープログラムで、楽天ポイント(1〜3ポイント)が貯まります。
また、楽天証券と楽天銀行を紐付けるマネーブリッジというものを行うことで、楽天銀行の普通預金金利が0.10%になるそうです(4月からこの優遇金利が引き下げられるので改悪と言われている)
積み上げられるポイントは微々たるものですが、チリも積もれば山となる。何もしなければ更地のままということで、ポイントの貯まる仕組みを作っていこうと思います。
今回マネーフォワードMEを開設することで、小額の銀行口座をポロポロと開設していることに気付きました。
改めて見返すと私は銀行口座を5行に7つ開設していたのです。
このように小額の預金を分散させても金利の効果がますます薄くなるので、少しでも金利の高い銀行口座にまとめて置いた方が得だと思いました。
生活防衛資金の預貯金は1年分の生活費と聞きます。
およそ1年分貯めたら後は預貯金を5行7口座に分散させずに、金利の高い銀行にまとめておいた方が後々の資産形成には適当かと思います。
月にいくら投資に回すか?
手取り給料から1ヶ月の投資金額を引き、それに家賃も引いた残額内で毎月やりくりしていくことが大事です。
さきほど楽天銀行に他行の口座のお金を集結させる話をしましたが、その理由は他にもあって、マネーフォワードMEの口座(銀行だけではなく、証券、電子決済、現金などを含む)の連携は10口座までとなっているからです。
11口座以上作ろうと思ったらそこから有料になってしまいます。
だから10口座以内に整理して収めることができたらより正確に資産が把握できるという意図もあります。
電子決済はモバイルSuicaにPayPay。そしてQUICPayに楽天ペイの4つ使用しています。
こんなに必要ないと思っていたのですが、きちんと使い分けを行なっているので、増やすことはなくても減らすことは案外難しい…。
クレジットカードも3つあります。2つあれば充分かな…。
口座・クレジットカード・電子決済の整理
さて、おさらいです。まず不要なサブスクの解約をします。
そして給与振り込みを楽天銀行にできないか交渉します。
またガス、水道、電気などの公共料金(に加えて家賃も)楽天銀行から支払う手続きを行いました。
楽天カードの口座振替設定をこれまでゆうちょ銀行にしていた状態から楽天銀行に変更します。
改悪と言われている真っ盛りに今更ながら楽天経済圏の住民にになっていっている・・。
住民になっておきながら何ですが、楽天ポイントを得るために血眼になってはいけません。
楽天市場はAmazonと比較したときに販売価格が比較的高いのです。だからポイントにつられて無駄な買い物をしないことが重要で、お金を貯めるためにポイントを集めているのに、ポイントのために無駄な出費をしてしまうのは本末転倒なのです。
ひとまず上記のお金に関することを実践していきます。