本の実践

家計簿を付けてお金について考える。

Loft PlusOne West

象牙のお話

月曜の朝に大阪から帰ってきました。夜行バスの中で2泊しました。

そしてほぼ大阪滞在中は宗右衛門町にあるPLUS ONE WESTというトークライブハウスに恥ずかしくなるぐらいに入り浸っていました。

写真は『牙:アフリカゾウの「密猟組織」を追って』刊行記念イベントin大阪』においての写真です。

写真のトークライブの内容はアフリカゾウが絶滅危機に陥るほどに激減しているという話で、その激減している理由は象牙にありました。

そして象牙は何に使用されているかというと周知だと思いますが印鑑なのですね。

現在象牙を最も消費している国は察しの通り我が国「日本」なのです。またアフリカゾウを密猟したときにその収入はどうなっていくかというとテロリストの活動資金に流れていっているそうです。

会場ではテロリスト達が地元の学校を襲って教室が生徒たちの死体で溢れかえっている写真や、象牙を獲得するために顔を抉られた状態で息絶えている子どものアフリカゾウの写真などショッキングな映像が映し出されていました。

象牙の乱獲を禁止することに日本政府は難色示しているそうで、地元の人たちは日本から流れる象牙の収入がテロリスト達に流れているということを知っているために「日本」という国に対する印象もそれによって宜しくない状況になっているみたいです。

いまアフリカでそんな状況になっていることなど知りませんでした。アフリカの1件からジャーナリスト在り方についての話に広がり、結局組織という縛りによって記者たちのフットワークが重たくなっている云々もあるけど、個々の記者たちの力量の問題、覚悟の問題ではないかという話になっていきました。

印象的な言葉は「表現するということは必ず誰かを傷付ける」という言葉でした。

僕は自分の意見を周りの顔色を窺って言えないことが多々あるので、ジャーナリストの話が全く持って他人事ではなかったです。

とにかく、このトークライブ1つだけでも大阪まで行った甲斐があったなと感じました。

トークライブの主催者である三浦英之さんの「牙」という本です。1人でも多くの人に読んで頂き、アフリカゾウの現状などについて知ってもらいたいと思いました。

大阪旅行の隙間時間に読書

さて、大阪滞在中の空き時間にこの本を読んでいました。

「イヌが教えるお金持ちになるための知恵」ボード・シェーファー著(草思社)

お金にゆとりを持った生活を送りたい。でも、今回のように大阪にも行きたいし、東京にも行ってトークライブを聞きたい。そのうえツレとも幸せな家庭を築きたい。そう思うともっと真剣にお金について考えていかないといけません。

本の内容は主人公の少女が飼っている人間の言葉が話せる犬に、お金についてのレクチャーを少女が受けながら成長していくというお話です。

知恵を絞って手にしたお金を、貯金と目標を達成するための資金と、その月に使うお金の3つに分けて少しずつやりたいことをしながら資産を増やしていくというお金の使い方を学んでいく内容でした。

このお話にモロに感化。早速毎月の給料の30パーセントを家賃。25パーセントを定額貯金として引き落とし、25パーセントを生活費。残りの20パーセントを目標を達成させるための資金に回そうと思いました。

家賃と、毎月の引き落としによる定額貯金は既に実行しています。いまは25パーセントを占める生活費をどれだけ押さえられるかが勝負です。僕は朝は食べません。また昼食は必ずお弁当を作り、夕飯も自炊します。それで少しでも食費を削っていこうと思います。

 

支出を管理する

家計簿を購入

 

月に生活費をどれだけ使っているかを把握することが大事です。だから購入しました。

月曜から家計簿を付け始めました。自分の将来のためにお金に向き合おうと思います。

 

 「 入門お金持ち生活のつくり方」佐々木裕平著(こう書房)から抜粋します。

 

あなたは家計簿を正しくつけていますか?家計簿はいわば企業の決算書にあたります。自分の決算書である家計簿をないがしろにするわけにはいきません。仕事のデキる人やお金持ちの人ほど、お金の数字にうるさいものです。無駄があれば削り、常に数字の動向を把握しておかなければなりません。特に普通のビジネスパーソンがお金持ちになろうと思ったなら、支出の管理能力をあげることが近道です。

 

重要なのは、(家計簿を)記入するだけで終わるのではなく、出費に関する参照点を『把握して固定する』ことです。すなわち、お給料が増えても、自分で決めた月の出費の上限を変えないことです。

参照点を固定できるかどうかが、お金持ちになれるかどうかを大きく左右することはすでに述べたとおりです。

「 入門お金持ち生活のつくり方」佐々木裕平著(こう書房)

 

参照点とは平たく言えば、移動する基準ということです。収入が上がればそれに伴って支出が上がってしまいます。これが参照点です。だから、収入が増えた時にどれだけ支出額が固定できるかがお金持ちになるかどうかの分岐点になります。

家計簿を付けることで普段僕がどのようにお金を使っているかを客観的に見て、無駄遣いをしている部分を意識して、削れるところは削っていこうと思います。

この2日間で使ったお金を見てみると、7月に東京に行く予定なのですが、そのときのチケット代の2000円。そして、本日は神棚を購入したのでその代金の3000円を消費しています。

無駄遣いとは全く思ってはいません。ただ生きるのではなく『豊かに』生きようと思ったらやはりお金っていりますね・・。

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