以前、家事削減についての記事を書きました。今回は実践編です。
洗濯後の家事を削減
まず洗濯後をしたタオル、靴下、パンツを畳まずに衣装棚に放り込むことから実践します。
洗濯物を畳むのはそれほど嫌いなわけではないのですが、好きでどうしてもやりたいわけではないので、それなら畳む時間を削減して、好きなことに時間を使った方が良いと思います。大事なのはその時間が「好きなこと」か「楽しいことか」ということなのです。
2022年になって中野裕弓さんの「自分を愛する習慣」(日本文芸社)で紹介されている「愛のコーヒーカップ理論」というものを実践しています。
つまり愛情を向ける順番を周りの人よりも自分に優先して注ぎましょうということなのですが、時短を行って浮いた時間ができてもその時間に自分が苦しいと感じることに費やしても意味は無いと思います。それならまだ嫌いではない家事に取り組んだ方が私は良いと思います。
というわけで「好き」とか「楽しい」という感情を大切にすることを念頭に置きながら時短家事の実践です。
タオルはバスタオルが数枚自宅にあるのですが、私の場合バスタオルは必要なくフェイスタオルさえあれば良いのです。ただツレが家に来たときにフェイスタオルのみだと不十分なので棚の中に3枚ほどバスタオルが残っています。
彼女も髪を拭くだけならフェイスタオルだけで充分なのだと思うのですが、車いすに移動する時に座面と背もたれ部分が濡れない様にバスタオルを敷く必要があるので、残しているというのが現状です。
私たちの状況が特殊なのでバスタオルを活用していますが、一般的にはタオルはフェイスタオルさえあれば事が足りると思います。
ちなみにタオルはパラソルハンガーからタオルを引っこ抜いて、それを写真のように棚の中に放り込むだけ。所要時間は5秒ほど。とても楽です。
そしてパンツも同じ様に畳むことはありません。パラソルハンガーからパンツを全て引っこ抜いて棚に放り込むだけ。時間は5秒ほど。これも楽です。
そして靴下については今まで靴下をペアにして畳んでいたのですが、それも一人暮らしなら必要ないので、ハンガーから抜き取ってそのままケースに放り込むだけで済むようになりました。
写真を見ていただくと伝わると思いますが、靴下自体がカラフルで違いが明白なので、朝の急いでいる時でもケースを開いてすぐにペアを見つけ出すことはできます。
よく長い靴下とくるぶし丈の靴下を10足ずつ同じ種類と色で揃えて・・ということを他の方が「時短家事テクニック」で紹介されていることがありますが、その必要はないと思いました。
食洗機を使用する
かれこれ食洗機を使い始めて1年半経過します。
我が家の食洗機は一人暮らし用で容量自体がそれほど無いので、ステンレス鍋を食洗機に入れると炊飯器のお櫃などは入れられなくなります。大物が洗えないという欠点が我が家の食洗機にはあるのですが、それでも食洗機があるというだけで気持ち的には随分と楽になりました。
↓据え置き式のため、キッチンに置き場所はなくスチール棚を購入しました。
食洗機にピッチャーのようなものが付属で付いており、そこに水を汲んで食洗機の背面にあるタンクの中に注ぎ込みます。またこのタンク自体も食洗機から外すことができるので、直接水道からタンクに水を注ぎ込むことが可能です。
↓背面のタンクです。
背面のタンクはなかなか容量があるので、重みで装着する時にひっくり返す恐れがあります。私はそれもあってタンクの取り外しはほとんど使っておりません。そこで毎回ピッチャーで水を注いでいるのですが、2回に1回ぐらいのペースで水をタンクからこぼしています。それが欠点と言えば欠点かなと思います。
食洗機には食洗機用の洗剤というものがあります。私が使用しているのがこのタブレット式なのですが、このタブレットを毎回1個使用しています。
鍋やお櫃を入れた時には食洗機内がいっぱいになるのですが、大物が無い時には一度使用した茶碗や汁椀などを手洗いをして翌日使用しています。洗い物を溜めてから食洗機を回すのでだいたい2日に1回のペースで使用しています。
また食洗機には乾燥機能が付いています。この機能によって洗いが終わった後も乾燥は続きます。ただこれには問題があって、乾燥機能が自動的に切れることはなく1度回すと手動で乾燥を切るまで乾燥し続けているのです。
今までも夜に食洗機をかけてそのまま眠り、翌朝乾燥の切るボタンを押し忘れていたため仕事が終わって帰宅して始めて乾燥機が回っていたことに気づくことも1度や2度ではありません。
食洗機自体の洗浄力については、お櫃に残ったお米の跡や卵かけご飯を行った後の茶碗にこびり付いた卵の跡はそのまま食洗機にかけても残ったままになっています。また鍋にこびりついた焦げなどはもちろん取れません。なので洗浄力にも限界があるので、前洗いをしておいた方が良いと思います。
このように色々とデメリットはあるのですが、それを差し引いても私は食洗機ライフを謳歌しているので(自炊ということも大きい)、1人暮らしでも購入して損は無いと思います。
ロボット掃除機
ロボット掃除機は水拭き掃除機のブラーバを使用しています。
それほど長持ちしないので、購入した時の付属品バッテリーに加えてもう一つAmazonでバッテリーを購入しました。
そしてブラーバで掃除を行う時には裏面に貼り付けるパッドが大きく無いため、埃や髪の毛などのゴミはある程度はすくってくれはするものの、床にまだまだゴミが残ってしまいます。
1度ですくい取れるゴミの量が少ない分、毎日ブラーバを動かして回数でカバーしています。
↓ブラーバの裏面。青いのがパッドです。
またブラーバの良さは寝ている間にも勝手に掃除をしてくれるという点が挙げられます。
ただし障害物を感知するセンサー機能があっても、玄関のたたきに落ちていることもあるし、ベッドの下に潜り込んだまま戻ってこれなくなることもあります。
だから自宅を不在にしてブラーバに全て任せきりにしても、帰宅してみるとコードに絡まって動けなくなっているブラーバを発見!という可能性も充分にあるわけです。
またパッドは大まかにゴミを取り除いた後に洗濯機で回して使い回しているのですが、そのゴミを取り除く作業が結構面倒なので、勝間和代さんの著書「勝間式超ロジカル家事」(アチーブメント出版)で紹介されていた、クイックルワイパーのシートをパッド代わりに使用して使い捨てにするという方法を試してみようと思います。