マインドフルネスとは
最高の体調から
「最高の体調」鈴木佑著(鉄人社)のコミック版をKindleで読みました。
紙の「最高の体調」も持っているのですが、著書の鈴木佑さんは具体的で有益な実践方法を本の中で数多く紹介されている方なので、今回は実践するためにもコミックを読み直しおさらいをすることにしました。
まず本の中で触れられている瞑想の効果についてです。
マインドフルネス瞑想を実践すれば、不安、抑うつ状態、慢性痛がほぼ確実に減る
ジョンズ・ホプキンス大学のメタ分析より
しかしこの説で紹介されている瞑想の時間なのですが、なんと1日に30〜40分を8週間という長期にわたって行わなければならないのです。
いかに言ってもこれは長い・・。はっきり言って「ああ・・無理・・・」と思いました。
出勤で電車に乗っている時間が片道40分なので、朝の出勤時間をまるまる瞑想に当てたら実践は可能ではありますが、おそらくそんなことしてたら寝てしまいます。
また僕はいろいろとやりたいことがあるので、瞑想に30分以上時間を費やすことはかなりストレスを感じてしまうので途中でバカバカしくなって、放り出してしまう可能性が高いのです。
習慣を継続するうえで大事なのは、ある程度短期間で成果を感じられるもの、そして取り組み始める時にはよっぽど追い詰められていて藁にもすがる様な状態であることだと思います。
習慣を継続させる方法とは
大変ありがたい話なのですが、いまは精神的にそれほど追い詰められていません。なので短期間で成果(手応えでも良いと思う)が感じられるものでないと意欲を維持するのは難しいと思います。
またはこの習慣を実践したときの報酬をリアルにイメージできさえすれば、実践が継続できる様になるかもしれません。
一時期早寝ができる様になっていたのですが、また最近は眠る時間が遅くなってしまい、睡眠時間が全体的に短くなっています。原因はネットです。再びネットを見ることが止められなくなっているのです。
なぜその様なことになっているのかと言うと、生活の中からネットの閲覧を排除して、それで早く寝たときのメリットが僕の中でイメージできていないからだと思います。
寝不足の状態で仕事に行くのは辛いということは理解できているのですが、しっかりと睡眠をとって心地よい心身で仕事に行く良さが理解できていないのだと思います。
だって仕事に行くこと自体がストレスになっているわけですし、そのうえ仕事に行くことよりもネットを見る快楽が大きいのですから止めることはできないのです。
ネットに勝る快楽を実生活で見つけることができれば良いのですが、それが見つかれば端から悩む必要なんてないわけです。
ここからは試行錯誤です。ネットを止めて早く寝るメリットを想像してみます。早く寝ることができたら朝早く起きることができます→→→早く起きた時間でブログを書くなり、筋トレに行くことができる様になります→→→となると夕方に行っていたこれらの作業分の時間があきます→→→副収入を稼ぐ作業を夕方に回すことができる様になる→→→副収入が増える→→→本業の収入を超える→→→仕事を辞めることができる。
本業の仕事を辞めることが必須というわけではありません。ただ仕事を行っている時に辛い状況になった時に「辞める」という選択肢が増えるということです。10年近く働いていて、辛そうに仕事をしている人を見る機会が度々ありました。
40代、50代になって仕事をやめてしまうと再就職先が見つからないので、辛くても皆さん職場にしがみ付いてしまうのです。
同僚たちのように病気休暇をとりながらちょこちょこ仕事をしたり、円形脱毛症を作りながら仕事をしたくありません。
最初から悪くなることをイメージしながら仕事をするのもあまり良くないと思いますが、もうひとつ収入源があれば人生が相当に楽になっていくと思うのです。だから僕にとって副収入が必要だと感じるわけです。
マインドフルネスに関する大きな勘違い
大きな勘違いをしていました。
そもそもマインドフルネス=瞑想だと思っていたのです。
つまり瞑想の別名がマインドフルネスだと思っていたのですが、どうも「最高の体調」を読んでいるとマインドフルネスとは「自己を観察する」感覚ということなのです。
それは「今の状況に集中する」「そのときの感情を自覚している」「常に自覚的に作業を行う」という状態なのです。
瞑想はマインドフルネスを行うための手段のひとつで、瞑想をしなくてもマインドフルネスは実践できるのです。
そこで「最高の体調」の中で紹介されていたのが、「家事」と「食事」と「運動」なのです。
生活でもマインドフルネスは可能
「家事」「食事」「運動」をマインドフルネスを意識しながら取り組むということは、わかりやすくいうと「ながら家事」「ながら食い」「ながら運動」を止めるということです。
例えば洗濯物を干す時には「洗濯して湿った衣服を手に取った時にその手の感覚を意識しながら干していく」ということです。
また食事に関しては僕はいつも動画を見ながら夕飯を食べてしまうので、それを止めて食事に集中するということで、作業を行う自分を観察することで不安などの感情の波に飲まれそうになっていくというのを防ぐのです。
10分の瞑想に加えて、洗濯物を干す時には動画を流さない。そして昼食を食べる時にはネットを見ないところから実践していこうと思います。