祝!手放す練習の出版!
ミニマリストしぶさんから私は多大な影響を受けました。
知ったのはYouTubeのチャンネルを見たことがきっかけでした。彼の個性的な部屋のサムネイルに釘付けとなり、様々な工夫を施している彼のライフスタイルに刺激も受けました。
当時はミニマリストへの憧れとか、節約生活に興味があったわけではありませんでしたが、彼の真似をしてロボット掃除機の「ブラーバ」やconverseのスニーカーを購入したものです。
そのしぶさんが本を出版したので早速購入しました。
「手放す練習 ムダに消耗しない取捨選択」ミニマリストしぶ著(KADOKAWA)
電子書籍を購入してから紙の本は基本的に買わなくなったのですが、この本はなぜか紙で購入しようと思いました。
自分の中でそれだけ思い出深い人なんだと思います。
手ぶらスタイルの良し悪し
ミニマリストしぶさんの本を購入したことがきっかけで、「手ぶら」スタイルへの熱が再燃してきました。
子供の頃から私はカバンにパンパンに荷物を詰め込んで出かけるタイプの人間でした。
それは出かけた先にどの荷物が本当に必要か吟味する「選択する技術」がないことが原因でもあるし、手ぶらに憧れながらできないということは、私に決断力がないということだと思います。
一方で荷物として備えられるということは、それだけマイナスの出来事に対する想定力があるということです。
想定した時にきちんと対策をとれていれば、その思考の癖は大きな武器になると思います。
何も考えずに「手ぶら」で出かけている人と、考えた上で無駄なものを削ぎ落として「手ぶら」に至った人には当然ながら大きな違いがあると思います。
考えた上での「手ぶら」の場合、まず無駄なものを徹底して削ぎ落とし、必要なものでも現場で他のものを代わりに使えると踏んだうえで削ぎ落としているので、本質を見極めて工夫する知恵がその人にあるのです。
例えばいつも職場に水筒やペットボトルを私は持っていっていたのですが、コーヒーを淹れるために職場ではいつもお湯が沸いています。
だから、わざわざ自宅から水筒を持参して荷物を増やす必要はなく、喉が乾けば白湯かコーヒーを飲めば良いのです。
また私はメガネを2つ持っており、職場と私生活でメガネを使い分けています。
それなら毎日メガネをリュックに入れて持ち運ぶ必要もなく、職場に置いておけば良いのです。
このように自分が普段持ち歩いている持ち物を吟味し工夫していけば、物を減らしていくことは可能になっていくのです。
立ち止まって吟味をせずに惰性で生活をしているから無駄なものを削ぎ落としていく習慣が身につかないのだと思います。
また目的を持って物事に取り組んでいく時には、マルチタスクよりシングルタスクの方が効率よく目的を達成できるようになると「最強の成長術」ブラッド・スタルバーグ/スティーブ・マグネス著(ダイヤモンド社)という本に書いてありました。
私はこの本を読むまではマルチタスクの方が集中力が持続できると思い込んでいました。しかし、どうやらそうではないようです。
試していないので実際のところはどちらが効率よく物事が達成できるかわかりません。
しかし労力を絞る方が達成する可能性が高いという説があるなら、絞る技術や習慣を身につけた方が良いと思います。
手ぶらを実践!・・を考えてみる
仕事で出勤するのに手ぶらで行くという夢の様なスタイルを実現するため。モバイルバッテリーを購入しました。
↓充電用のケーブルで右往左往したお話。
https://hgtkni13kg.xsrv.jp/cioのモバイルバッテリー「smartcoby-pro」購入%E3%80%82/11835/
購入するまでが以前のお話で、今回はいよいよ手ぶら外出の実践です。
携帯電話があれば大抵のことは電子決済で支払いが可能です。
だから出かける時はiPhoneとモバイルバッテリーがあれば充分なのです(厳密に言うと家の鍵も必要)。
職場への通勤となるとプラスして、定期券に車の運転に必要なメガネ(しかしメガネも置いておけば良い)。そして仕事着になるジャージ。また電車の中で動画を聴くためのワイヤレスイヤホンも必要です。
完全な手ぶらを考えると、仕事着が大きな足かせになってきます。
衛生上ジャージのまま職場に向かうわけにはいかないので、どうしても着替える必要が出てきます。
ジャージは冬ならコートの下に着て出勤をすれば着替えを持ち歩く必要もないとは思いますが、問題は春から夏の暖かくなってきたときの対応です。
あれあれ?すでに手ぶら出勤に暗雲が垂れ込んできました。
オシャレメガネなら職場に置かずにかけたまま出勤しても良いですし、定期券とワイヤレスイヤホン。携帯電話とモバイルバッテリーはポケットに突っ込んでおけば何とかなりそうです。
ポケットといえば、夏になるとTシャツとズボンのみになるので、ポケットがズボンにしか付いていないという致命的な問題が発生します。
冬だとコートやシャツにポケットが付いている服装ので、手ぶら初心者にとって今が最大のチャンスになるのです。
お昼に関しては、私は1日1食生活をズンズンと進めているので、お昼もいらないし食べたければ職場でお弁当を注文すれば良いのです。
機械に頼ると痛い目に会うことも・・。
携帯電話の通信料は3GBに設定しています。
そのため月末になると重たくなって滑らかなサイトの閲覧ができなくなってしまいます。
店頭で電子決済を使おうと思った時に画面がなかなか更新されずに手こずる時があるのです。
携帯電話に関しては問題は月末だけか?いえ。そんなことはありません。
携帯電話は思いもしないトラブルを生み出すこともあるのです。
とある寿司屋で食事を摂った日のこと。精算をしようと思い、セルフレジに向かったのですが、まだ月が始まって3日しか経っていないのにPayPayも楽天ペイも軒並み繋がらなかったのです。
携帯電話の電子決済のアイコンを押しても全く持ってバーコードが出てこない。支払いができない。そして電子決済で今まで全て済ませてきたツケで、小銭を持ち合わせていない。慌ててクレジットカードを取り出して差し込むも何故か読み取ってくれない。
リュックの中を弄ってやっと出てきたのが奥の手のマネークリップの1000円札2枚。ギリギリのところを何とか乗り切りました。
私はデジタルにどちらというと疎いので、このような原因不明のトラブルに見舞われるとお手上げ状態です。
一度手ぶらで過ごしてみることが大切
リュックいっぱいに荷物を詰め込むということは不安の現れだと思います。
一度それほど荷物がなくても過ごせる経験を積むことで、頭の中にある「手ぶらが不安」というマインドブロックが壊れていくと思います。
私は人生の変化を求めています。
メンタリストDaiGoさんの著書「ポジティブチェンジ」(日本文芸社)を読むと、人間が変化をしていくためには考えるよりも、いつもとは違う行動を続けることが変化への効果があがるそうです。
今の私はあれこれ考えることで変化ができない状態になっています。
そうではなく、手ぶらで過ごす経験を積む場数が必要なのです。