目次
人生を効果的に改善させるために絞る作業を行う
「宇宙は逆さまにできている!」から
自分なりに人生を好転させていこうと思っているのに、なかなかうまくいかない!
誠実に仕事をこなしているはずなのに、職場の人間関係がうまくいかない!もしくは待遇がいつまで経っても改善されない!
そんなあなたに贈りたいのがこの本です。
「宇宙は逆さまにできている!」(KADOKAWA)
この本は大木ゆきのさんという方の本なのです。
要約すると宇宙を信頼して任せた方が結果的に人生がうまくいくという内容です。
宇宙というのが不可解なので、なかなか理解が難しいのですが、人生の流れに逆らわず、コントロールしようとせずにただ委ねていくと、願っていたこと以上の展開がもたらされてくるということです。
その宇宙に同調して流れに身を任せる方法や法則が約5ページずつに分けて書かれてまとめられたのが本書。
見出しを見て関心のある部分を読んでいけるエッセイタイプの本なのです。
この頃、大木ゆきのさんの本を集中的に実践しているのですが、手当たり次第に取り組むのではなく、まず「宇宙は逆さまにできている!」の中から自分に効果がありそうな方法を選びとって実践していこうと思います。
今回自分に有効だと思ったのが以下の4つ。
2、10秒間何も考えない。
3、歓びに向かってお金を使う。
4、宇宙にお願いする。
「ありのままで完全です」と寝起きに唱える。
宇宙の流れに乗る最も大切な方法が、自分がすでに完全な存在であるということを受け入れるということなのです。
その具体的な方法が目が覚めて頭がぼーっとしている時に「ありのままで完全です」と唱えることなのです。
本によると口に出すよりも頭の中で唱えた方が、言葉が体に浸透しやすいようです。
私がこれまでの人生で一番幸せを感じた時はカウンセリングを受けていた時でした。
それは、ただ自分がこのカウンセリングの場所にいるだけで良いということを精神療法の先生に言われた(諭される?)時でした。
つまり絶対的な肯定の状態です。
当時は言われた瞬間にすぐに理解できたわけではありませんでした。
逆に「ただその場にいるだけで良い」と言われた瞬間に怒りが込み上げてきたほどです。
その絶対的な肯定が私の中にありませんでした。
よって「ただその場にいるだけで良い」という考え方が受け入れられなかったのです。
そして少しのタイムラグがあって、その言葉の意図が理解できた瞬間に力が抜けて幸福感が込み上げてきました。
自分自身が自分のことを無条件に受け入れることが、最も幸福なことなのではないかと思ったのです。
ということは自分の意識次第なわけで、いつでも人は幸福感を感じられるようにできているのです。
私にとって何が大切かを考える
これからの人生で体験したいことはたくさんあります。
しかし今後自分を活かして何かを成し遂げるという、人生の使命につながるような願望が無いということにこの年齢になって薄々気付き始めてきました。
承認欲求を満たすような対象も私の中にないということです。
とある研究結果で人間は800万以上稼ぐまでは収入が上がるにつれて幸福感も上昇するが、それ以上になるといくら稼いでもそれほど幸福感は変わらないそうです。
要するに具体的に何かの使命を果たすこともない。
また、お金を稼げば稼ぐほど幸福感が高まるわけでもない。
となると幸せな人生を送るには、自分自身のことを絶対的に肯定することが1番効果的なようです。
自分自身をそのまま受け入れることが、最も幸せを感じられることなら幸せは難いことではありません(人から評価されるよりは簡単だと思います)。
その方法が「ありのままで完全です!」という言葉を言い続けるということなのだと思います。
宇宙と同調すること
大木ゆきのさんのその他の本を読むと、宇宙に同調することが大切だと述べています。
本来宇宙というのは人にたくさんの恩恵を与えたいそうなのです。
しかし、恩恵を受ける側の人間が自分にはそれだけの価値がないと拒絶していることが多いために、人生がうまくいっていないだけなのです。
自己肯定感を高めて「受け取るだけの価値がある!」と思うようになれば、豊かな人生が送れるそうなのです。
「ありのままで完全です」は自己肯定感を高めて、恩恵を受けるだけの価値がありますよ!という言葉なのです。
「ありのままで完全です!」の具体的な使い方。
自分には足りないところがあって、そこをなんとかしないと社会で生き残ることはできない・・。
そのように考えるのは、恐れが原動力になっている状態です。
するとその人のベーシックな感情は「恐れ」ですから、恐れを感じることを引き寄せて実現してしまうそうです。
振り返ってみると、私も不登校から「ひきこもり」状態になった時は常に「このままじゃ俺は社会で生きていけない・・」と思っていました。
そして結局社会で生きていけない人間になってしまったのです。
先ほどは寝起きでぼーっとしている時に頭の中で唱えると浸透しやすいと紹介しましたが、寝起きだけではなくいつ唱えても効果はあるそうです。
その時に同じポーズをとる(本の中では胸の中央に両手を重ねるポーズ)とより効果が高まるそうなのです。
唱えれば唱えるほど発した言葉の効果が高まるそうですし、頭の中で唱えた方がより浸透するのなら、場所を選ばずどこでもできる方法だと思います。
「ありのままで完全です!」をこれからも意識して取り組んでみようと思いました。