本の実践

夢をかなえるゾウ1 実践編⑦

実現しやすい引き寄せの法則

鏡を見て身なりを整える

「夢をかなえるゾウ1」水野敬也著(文響社)という本をご存知でしょうか?

内容は、冴えない会社員の青年が知り合いの誕生パーティーに参加して、そのあまりに豪華な誕生パーティーを目の当たりにして惨めな気分になったところから話が始まります。

自宅に戻って「変わりたい」と泣きながらガーネーシャの置物を手に取って切望すると、翌朝目の前にゾウの神様が現れて(それがガネーシャ)、人生を大きく変えるための課題をこなす日々が始まるというお話です。

ガネーシャからの課題は29個あるのですが、そのガネーシャからの課題を私もこなしてみることにしました。

今回は2つのことを実践します。

ひとつは毎朝、全身鏡を見て身なりを整える

そして夢を楽しく想像するです。

身なりは意識に大きな影響を与えます。

変わろうと思ったら内面からではなく、外見を変えることから始めた方が効果的だと私も実感しています。

「身なりを変えていくことで人生を変えていく」このテーマで参考になるのが、「マーヤの自分改造計画」マーヤ・ヴァン・ウァーグネン著(紀伊國屋書店)です。

これは著書が中学生の時に実際に実践した内容を本にしたものです。

身なりを変えていき、スクールカーストの底辺から駆け上がっていった実体験を日記に綴ったものです。

↓著者に感銘を受けて俺もがんばるっ!と思った。

「夢をかなえるゾウ1」に話を戻すと、わざわざガネーシャに言われなくても、私は毎朝玄関に備え付けられた姿見でチラッと全身チェックをしています。

すでに課題は達成済みです。

自分に自信がない割には、昔から鏡で自分を見るのが好きという矛盾した性格が幸い(?)しました。

 

夢を楽しく夢想する

もうひとつは夢を楽しく夢想する

まず前提として「夢は強く思い描けば実現する」というこの世界の法則を理解する必要があります。

フレーズとしてかなり青臭いものがあるのですが、青春根性論的な意味合いではなく、この世界の現象として思い描くと実現していくという法則があるそうです。

「夢を夢想する」で代表的なものが「引き寄せの法則」です。

ちなみに「引き寄せの法則」とは、将来実現したい未来を頭の中でリアリティーをもってイメージすると、その未来が実現するというものです。

そしてイメージするときに大切なのが、楽しい気分を想起しながらイメージするということです。

10年以上前から何度も「引き寄せの法則」というものに挑戦してきたのですが、楽しい気分でイメージしないといけないことがプレッシャーで、楽しい気分になれませんでした。

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引き寄せの法則を自分なりに考えてみる。

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↓昔職場の同僚にこの本を借りて、「引き寄せの法則」というものを知りました。

意図的に楽しい気分になることが難しいのなら、楽しいことをしている時に願望をイメージすれば良いと思いました。

というわけでマッサージを受けている時に頭の中でありありと理想の人生をイメージしようと思ったのですが、あっという間に睡魔の世界へ・・・。

いつもの格安整体屋さん。長い付き合いになってきました。

マッサージ以外でも、楽しいことをしているとその時は忘我の境地になってしまい、結局イメージすることを忘れてしまうのでした。

楽しく夢想する方法を模索する

色々と試してみました。

叶えたいことに近いイメージの画像をスマホのファイル内に貯めておいて、朝1枚でも良いから楽しい気分で見返すという習慣を自分に課してみました。

しかし、これも不発。

またスマホの待受にイメージの画像を設定し、起動する度にそのイメージ画像を目にして脳に刷り込むという仕組みも作ったこともありました。

それも今は無意味なものとなってしまいました。

スマホがダメだったので、コラージュのようにイメージに近い写真を紙に貼り付けて、常備していた時期もありました。

作成したコラージュ

それもただ荷物が増えるだけだったので、結局処分することになりました。

楽しく想起するとは異なった方法

イメージがうまくいかない私は、常に夢を想起する必要もないのではないか?という本にすがることにしました。

↓紙にやりたいことを書き出すだけで気づいたらそのような人生を送っていたという内容。

上記の本はロバート・ハリスさんという著者が書いた「人生の100のリスト」(講談社)です。

私はこのロバート・ハリスさんの本に一時期ハマっていました。

著者が就職する前にバックパッカーをしており、日本に帰る直前になって今後の人生で叶えたいことを紙に100個書き出してみたそうなのです。

そして紙に書き出したことは日が経つにつれて忘れていき、数十年経て引っ越しの荷造りをしていた時にたまたまこのリストが出てきたのです。

リストを読み返してみると、書いたことのほぼすべてが実現していたそうです。

ロバート・ハリスさんは人生を楽しむということに対して貪欲な印象を受けます(といっても弟を亡くしたり、鬱にかかったりしていますが・・)。

リアルに夢想するよりも、楽しむというスタンスがきっと重要なのかもしれません。

何を夢想するか?という問題もあります。

これまでうまくいかなかったのは、その夢想していたことが本当は実現したいことではないという可能性です。

誰に言われるでもなく、勝手に想像してワクワクしてしまうようなんが夢やねん。考えはじめたら楽しゅうて止まらんようになるんが夢やねん。そういう想像のしかたを大事にせなあかんねん。

「夢をかなえるゾウ1」水野敬也著(文響社)

放っておいてもワクワクしながら楽しんで夢想できる内容。

残念ながら、そこまでワクワクできるようなイメージを抱くことが私にはできていません。

理想の人生にワクワクできなくても、何とかなりそうと思った記事。

では実際にどうするか?

本当に何をしたいか?ということを考える際、一生をかけて実現したい壮大なものを最初から考えてしまうとなかなか思い付かなかったり、世間的にさわりの良いようなもの(例えばお金持ちになるとか、社長になるとか、高級車・タワマンに住むとか)を書き出してしまう恐れがあります。

なるべく自分の本心を探る方法として、自分が「やりたくないと思う将来」をまずは考えてみて、その状態を反転させたら「やりたいことに繋がっていく」という方法もあります。

というわけで将来自分はどうなりたいか?ということを自分の気持ちを大切にしながら考えることを再度行ってみました。

今の仕事を60になっても続けたいと思わないな・・。

人生の多くの時間を自分が本当に大切だと思う人と一緒に過ごしたい・・。

ツレと笑い合って生活したい・・。

外国や都会にも住んでみたい・・。

寛容で前向きな人たちと友達になりたい・・。

とそのようなことをポツポツと考えた結果、実現したいことを100以上紙に書き出して保存しました。

あとは書き出したことはいったん忘れて、日々の生活を楽しんでみます。

 

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