目次
夢をかなえるゾウの実践編
夢をかなえるゾウを改めて実践してみる
「夢をかなえるゾウ」水野敬也著(文響社)という本があります。
↓真ん中が「夢をかなえるゾウ」
ガネーシャという関西弁のゾウの神様が、主人公のサラリーマンの青年に人生で成功するために必要な課題を29個与えて、それを実践していくことで青年の人生が変わっていくというお話です。
「夢をかなえるゾウ」は10年以上前に図書館で借りて読んだものなので、手元にはありませんでした。
しかし、この29個の課題のひとつずつの難易度が低く実践しやすいと思ったので、当時の私は課題をリスト化して手元に置いていました。
そのリスト。
「夢をかなえるゾウ」を読んだ当時、社会的引きこもり状態からパートの仕事を始める時期でした。
本に書いてある課題がいくら難易度が低く実践しやすそうと言っても、当時は行動力が皆無だったので、何一つ実行に移すことができませんでした。
そこで今回は10年越しにリストに書いてあることを1つずつ実践していくことにしました。
「人生改造宣言」タレン・ミーダナー著(税務経理協会)も同時にひとつずつ実践している本なのですが、この本、今現在「人に対してノーと言う」の項目で停滞したまま進展していません。
↓実践系のコーチングの本
そのことにストレスを感じていたので、先に「夢をかなえるゾウ1」から実践していってカタルシスを得ようと思います。
今回10年以上の年月を超えてやっと実践しようという腹が決まったので、改めて読み込むために購入しました。
コンビニで釣りを募金する
まず最初は「募金をする」についてです。
コンビニでお釣りを・・・って言うのが時代を感じます。
徐々にですが電子マネーが普及し始め、小銭を持つ機会が減りました。
すでに私はコンビニで財布を出す機会がありません。
この教えをいま風に変化させると、寄付・人にご馳走する・プレゼントするになるのだと思います。
本質はお金の使い方だと思います。
お金をいかに人が喜ぶことに使うか、普段からそのことを意識付けるために募金を進めているのだと思います。
募金するよりも、人におごったりプレゼントすることを実践しようと思います。
遠くにいる関係の薄い人よりも、身近にいる人にお金を使って喜んでもらいたいと思います。
得意なことと、苦手なこと。
週末にツレに会う機会があるので、彼女の協力を得て課題を2つ取り組むことにしました。
それは自分の得意なことを人に聞くと苦手なことを人に聞くです。
↓29個の課題の紹介記事です。 目次1 夢をかなえるゾウに着手1.1 ガネーシャからのリスト1.2 29個のリスト 夢をかなえるゾウに着手 ガネーシャからのリスト 断捨離中にバスケットの中を整理していると、懐かしいものが出てきました ... 続きを見る
夢をかなえるゾウを実践する①
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「夢をかなえるゾウ1」のリストを見返す。
目次1 夢をかなえるゾウを実践する1.1 課題の紹介の続き・・。1.2 11〜15までの課題1.3 16〜20までの課題1.4 21〜25までの課題1.5 リストを見返して思うこと 夢をかなえるゾウを ...
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まずは得意なところから
ここ最近、ツレとデートらしいことをするようになりました。
話が少し逸れるのですが、ツレは難病を患っており、車いすユーザーです。
これまではツレの病気の治療ばかりにエネルギーを使ってきました。
すると二人の間に歪みが生まれてくるわけです。
治療ばかりのデメリット
・疲労によってツレが車の中で眠ってしまうので、一緒にいても常に1人でいるという感覚になる。
・楽しくない。
・成果が出ないと不満が湧いてくる。
この数年、2人の思い出を振り返ったときに治療が終わるまで待っていたことと、車を運転している記憶しか残っていませんでした。
これだと一緒にいても楽しくありません。
せめて成果が出ていれば喜びを感じられると思うのですが、ツレの病気が絶賛進行中なので、ただ私はそばにいて消耗してしまったのです。
それで治療を受けている時のツレの態度や、本気で体を治したいと思っているのか?などの覚悟の面での不満などを持つようになり、ギクシャクしてしまうことが多々ありました。
そのことに気付き、時間の使い方をシフトチェンジして遊ぶことを重視するようになったのです。
今回はツレが見つけた美術館へと行くのと、その近くにあるパワースポットとなる神社巡りを行うことにしました。
↓パワースポット巡りを行ったときのお話し。 目次1 神社に参拝に行く1.1 夢をかなえるゾウから1.2 頭を空白状態にして、自然を堪能する。1.3 須佐神社はどえらい山奥にありました。1.4 田舎は障害者にとってハードルが高すぎる・・ 神社に参 ... 続きを見る
須佐神社にお参りする。
その車中でツレに尋ねました。


それにしても以前にも2人で「お互いを褒め合う会」とか「天国言葉を言い合う」とか取り組んできたので、実践に付き合ってもらうことにツレにも免疫ができているようです。
普通ならきっと「え〜得意なこと?わからんよ〜」とか言って面倒くさがってマゴマゴすると思うのですが、すぐに答えてくれました。
それにしても「えらそうに見える・・」の「見える・・」というのが余計だ。
深く付き合ったらアホということか・・?

「えらそうに見える」とか「文句を言いながら・・」とか一言多い。
以前、京都で難病克服支援センターの会か何かに参加した時の帰り道でツレが言っていたことを思い出しました。

別に「素敵」とか「えらい」とか言われたくてツレと一緒にいるわけではないのですが、お前が言うなという話なのです。
そのときは思わず車いすを押す手を止めて後ろからツレに鼻フックをしました。
少しは尊敬しろという話なのです。
逆に質問される

油断していたら、ツレに逆に聞き返されてしまいました。
「・・・・・・・・・・・・・・・」


良い点は出てくるのですが、得意なことって結構難しいのです。
特にツレの場合手足が動かないうえに舌も麻痺があってお喋りもそれほど得意ではないように思います。

言いながらも得意なところではないな・・と薄々勘付いてはいました。
人の得意そうなところってなかなか見つけるのが難しいのです。
こんな難しいことをツレに要求していたのかと愕然としました。
苦手なところはカボチャ
それでは次に苦手なところを聞いてみました。

意外なことに、人に対して壁がある点をツレは私の良いところとして解釈しているようです。
解釈の仕方によって本人が悪い点と思っていても、良い点として捉えることができるようになるようです。



どうも、苦手なことの中に苦手な食べ物を含んでいるようです。

つまり頻繁にツレと喧嘩をしてしまうということですね。
今回の課題に取り組んでみて気付きました。
ツレには感謝しかありません。
私のことをとても良いように見てくれているということがわかりました(語尾にハートマークを付けたいぐらい)。
母に尋ねてみる
さて帰宅してから今度は母に得意なことを尋ねてみました。


母は私の得意なことを一切答えずに返す刀で聞き返してきました。
基本的に我が母は自信家なのです。
「・・・・・・・・・(面倒くせえな・・・)」
私はこんな面倒なことを人に要求していたんだなと、ここでも愕然としたのでした。
気軽に尋ねるものじゃないですね。