ツレの治療体験と肉体改造

呼吸法に取り組む。

呼吸について

感情に巻き込まれることなく、冷静になって問題解決に目を向けられるようになる方法。

またストレス状態に対して強くなる方法はないかと思い本を漁ってみました。

すると呼吸に効果があるということを知りました。

メンタリストDaiGoさんの本で学んだのですが、立ち直りを早くする精神的なタフさを手に入れる方法は「運動」「ヨガ・瞑想」「記述による開示」の3つなのだそうです。

バランシング呼吸法

まず「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)から呼吸について学びました。

これまで私は瞑想が苦手でした。

目を閉じると百発百中とまではいきませんが、九割五分六厘くらいの高確率でそのまま意識が飛んで眠りに就いていたからです。

あと集中力が散漫なのもあって、呼吸に意識を向ける数分間はずっと雑念まみれになっていました。

朝目覚めたときに私は8分間の瞑想を行っています。

早起きをしてタイマーをかけて目を閉じて呼吸に意識を向ける。

しかし、これまで意識を「無」の状態にできた経験はごくわずかで、今でもこの方法が正しいのかわかりません。

「シリコンバレー式 超ライフハック」には瞑想のメリットについて書かれていました。

瞑想のメリットのひとつは脳梁が太くなることだとエミリーは言う。脳梁というのは左右の大脳半球をつなぐ白い細片だ。

「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)

ちなみにエミリーとはエミリー・フレッチャーさんのことで、ジヴァ・メディテーションの設立者です。

このエミリーさんがお勧めしていた呼吸法が「バランシング呼吸」と呼ばれるものです。

「バランシング呼吸」とは左脳と右脳のバランスをとる呼吸法です。

脳梁が太くなっていくと、左右の大脳半球のバランスが保たれていきます。

現代は右脳より左脳が優位な状態となりアンバランスとなっています。

左脳は過去や未来、批評や分析が中心となった思考を司どり、右脳は創造性や問題解決、直感や「いま・ここ」に集中する能力を司どっているのです。

この左脳と右脳のアンバランスが呼吸によって改善されていくとどうなるか?

本の中で紹介されていた例として、ストレスが過多になった状態でも、怒りや恐れに支配されることはなくなり、いま・ここに集中して創造的な解決策を見つけやすくなるとのことです。

バランシング呼吸のやり方

さてバランシング呼吸の方法を紹介します。

右手の親指と薬指を使って行う。そっと右の鼻の穴を親指で閉じて、左の鼻の穴から息を出し切る。次に左の鼻の穴から精いっぱい息を吸い、吸い切ったら薬指で左の鼻の穴を閉じる。親指を離して、右の鼻の穴から息を出し切る。そして今度は、右の鼻の穴から精いっぱい息を吸う。このパターンを左右交互に続ける。

「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)

先ほども述べたとおり私は毎朝瞑想を8分間行っているのですが、その前に3パターンほどバランシング呼吸を行ってから瞑想に入ります。

バランシング呼吸法自体は字面にすると複雑そうに見えますが、手順は極めてシンプルで難しいものではありません。

だから継続しやすい呼吸法だと思います。

朝の8分間の瞑想は取り組み始めて半年以上経過しました。

まず、それまで苦手意識があって続かなかった瞑想が続けられるようになったことが大きな収穫です。

しかし継続するだけではなく、もっと瞑想の質を上げていきたい。

いまの私はまだ呼吸に集中できずに、気付くと雑念に翻弄されています。

エミリーさんによれば、瞑想は右脳をトレーニングするようなもので、右脳が活性化されていくと頭の中の批判的な声が鎮まっていき、直感力が磨かれていくそうです。

批判的な声が鎮まるだけでも私のストレスは軽減していきそうです。

 

 

7-11ブリージング

久々に「超ストレス解消法」鈴木祐著(鉄人社)を引っ張り出して呼吸法を参照することにしました。

「7-11ブリージング」の実践についてです。

この呼吸法も不安やパニック状態からくるストレスに効果があります。

方法は息を鼻から吸って鼻から出すという方法です。

このときに肩の位置を動かさずに腹部だけで伸び縮みするのが理想の呼吸法です。

秒数は本来は7秒吸って11秒吐くのですが、私の場合11秒吐くことが持続できないので、3秒吸って5秒吐くことにしてみました。

 

この呼吸法をカフェで行ってみました。

本来の所要時間は5分から10分ほどです。

出勤時間の電車内なら恐らく目を閉じた時点で寝ていたと思うのですが、睡眠時間をしっかりととっていたこともあって、眠ることなく続けられました。

私は上半身に力が入りがちなので、深い呼吸を繰り返すと力が抜けて楽になったような気分になりました。

本来ストレスを解消するために取り組んでいる呼吸法です。

それを無理矢理5分も続けると、逆にそれがストレスになってしまいそうです。

 

ストレスを感じない程度に続けることも必要だと思います。

 

 

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