人間関係

アイ・ラブ・ミー。

喧嘩したのだから学ぶしかない

ツレのフリーズ

ツレとショッピングモールに買い物に出かけました。

電化製品のコードをまとめるものが欲しいというツレの要望で、雑貨屋さんから電気屋さんまで回ったにもかかわらず結局求めていた商品を購入することができませんでした。

するとショッピングモールの閉館時間が迫ってしまい、晩ご飯を食べる時間も無くなりつつあったのです。まさに二兎おう者は一兎も得ず。

閉館時間まで残り30分。食事も摂りたいし、ツレをトイレにも連れて行きたい。そしてカフェで飲み物も購入したい。

これらをすべて叶えるためには、晩ご飯を店内で食べることは不可能なわけです。そこで思いついた方法がテイクアウトでした。

八方塞がりの中での希望となる妙案です。フードコートに駆けつけてツレと唐揚げ屋に向かいました。

それまでツレは唐揚げ弁当を購入したいと述べていたので、唐揚げ屋は私たちにぴったりなのでした。

さて!ツレよ!どうする?目の前で唐揚げ定食のテイクアウトか?各種丼があるぞ!?どうする?

 

ツレ
・・・・・・・・・

おい!?ツレ!!どうした!?

ツレ
・・・・・・・・・

 

すると無情にも目の前で「本日の営業は終了致します」の看板をドン!!と置かれてしまったのでした。

おい!ツレ!良い加減にしてくれ!!

続いてカフェに向かって、そこで飲み物とフードメニューを購入することにしました。

店員さん「店内でお召し上がりになりますか?それともお持ち帰りされますか?」

「お持ち帰りで!」

そしてメニュー表と睨めっこ。ツレが一言も発しません。

剛を煮やして私がアボガドのホットドッグを注文。そしてドリンクはツレの要望を通そうと思い待つことにしました。

ツレ
・・・・・・・・・

結局マンゴージュースを購入したのですが、それまで耐えられないぐらいの沈黙が続いたのでした。

商品が出てくるまでの間にツレが謝ってきたのです。

ツレ
ごめんね・・・・・・・

「いつものことじゃん・・・・」

ツレ
・・・・・・・・・

ここから冷戦状態です。

腹を割って喋ることで我が身を振り返ることができた

ツレの店員さんになかなか話しかけなかったり、買いたい商品が決められない態度はこれまで度々あったことでした。

それがツレの多発性硬化症が原因で、認知機能に問題が出ているのか?ただあのような状況が苦手で動けなくなるのかが私にはわからないので、不安になってしまうのです。

何故なのかと彼女に問い質してみても「わからない・・」としか彼女は言わずに黙り込んでしまうのです。

何故黙り込んでしまうのか?と問い質すと「否定されるかもしれんから・・」と言うのでした。

キレました。

ツレは元々なかなか言葉で気持ちを表現したりするのが不得意で、今の病気の原因はそれが一つの大きな要因となっていると私は思っているので、意識して彼女が思っていることを伝えてきたときには聴いてきたつもりでした。

それが「否定されるかもしれんから・・」と言うわけです。

いったい私はどこまで彼女をケアしなければならないのだろう・・・。

10年以上付き合ってきましたが、ツレは私の気持ちをわかっていないようでした。

必要なのは自分への愛

そもそも何故私はツレと付き合い続けてきたのかという話なのです。

愛情はもちろんあります。そして彼女に対する申し訳ない気持ちもあるし、ツレに幸せになってもらいたいので何とか力になりたいという気持ちもあります。

しかし、一緒にいる大きな理由の一つにツレと一緒にいることで自分が特別な存在になれるというものがあるのです。

何も無い自分は凡人だけど、ツレと一緒にいてお世話をすることで私に存在意義が生まれるのです。ツレがいることが私のアイデンティティーになっているのでした。

ツレと一緒にいるとほっこりとした幸せな気分になれます。しかし喧嘩をしてしまい、辛い気分にもなるし、普通の健康な女性では無いことに不満というか、後ろ向きに考えることもあるのです。

間違ったことを選択していると気づかせるために、苦しいことが起き続けるということが斎藤一人さんの著書に書いてありました。

このツレをアイデンティティーにしているのはお付き合いをする理由として相当に間違っていると思いました。

そこで行き着いたのが何も無いと思われる自分を、それでもひたする愛するという結論です。

車いすに乗ったツレがいなくても私は私で素晴らしい。

そんな風に思えない自分の意識をツレで埋めるのをやめるのです。

私は間違っていました。

これからは自分を愛していきます。

自分を愛せるようになったらツレとの関係も良い方向に改善していけるような気がします。

(↓時代は変わっても斎藤一人さんは素晴らしい)

 

自分を愛する方法を模索する

さて自分を愛する方法について、いくつかピックアップしたうえで実践していきたいと思います。

まず『「私ちゃんとしなきゃ」から卒業する本』小田桐あさぎ著を参考にします。

本の中では正確な判断力を養うためには睡眠が必要とのことで、充分な睡眠を提案しています。

しかし何年も自分に言い続けている課題で、いまだに達成することができません。

できない理由は2つあって、ひとつは自分の人生に満足できておらず、なにかしないといけない(いまはブログを書くこと)という思いがあって、早々に寝床に入れないことが達成できない理由のひとつ。

そしてもうひとつが、次の日になることが怖くて(仕事に行くこと)眠れないという理由です。

ブログを書くことよりも睡眠が大切というこを優先づける必要があります。

そして人と関わっても揺るがない自己肯定感も必要だと思います。

自分自身の気持ちを大切にする

自分を愛するためには、他人からの意見や価値観よりも自分の気持ちや欲求を重視することも必要になってきます。

自分の感じていることに意識を向けるのです。

他人から学ぶことはとても効率的ですが、核となる私が「感じたこと」は外してはいけないのです。

自分を大切にするためには決して流されてはいけないのです。

自分がやりたいことをする時間に休息を優先する

休みの日にブログも書かずに、読書もせずに、仕事の準備もせずにひたすら眠ってしまいました。

そんなときの起きたときの「トホホ‥」感。

なにもしていない‥という苛立ち。起きたときに慌ててパソコンを開いてブログを書こうとしたのですが、時間が経つにつれてたっぷり寝て良かったなと思うのでした。

このごろ週末に体調を崩すことが多いので、おそらく体が休息を求めていたのだと思うのです。

私は体を労るよりも焦りや欲求を優先して無理をする傾向が強いので、倒れるように眠って1日を休息に当てたことは冷静になってみると正解だったなと思うのでした。

休息も自分を愛する行為です。

自分自身への言葉かけに注意する

他人と比較して負い目を感じる状況を乗り越えるために、「自分をほめる」ことが有効です。しかし、ほめるのも大切ですが、自分を否定しない・貶めないことも必要だと思います。

「勝手に幸せがつづく方法」大木ゆきの著(大和書房)

 

この本を参考にしたのですが、本書の中で「トラウマの回路」と名付けられたものが出てきます。

「トラウマの回路」とは「私は出来損ない」と思う脳の回路のことで、自分を貶す言葉を禁句にすると、そのときに使っていた脳の回路が退化していって「出来損ない」と思わなくなっていくというものです。

気後れしたり怯えたりするのは、「自分は未熟である」「半人前である」という考えがどこかにあるからだと思うのです。

だから、「ほめる回路」を脳の中に形成するだけではなく、歯を食いしばってでも自分を貶める考えを言葉にすることを避けるとより早く「トラウマの回路」が消えていくと思います。

日頃の発する言葉が重要になってくるのです。

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