目次
保険の見直し作業にやっと着手
変わろうと決意する
職場に向かう道すがら。
我が職場の裏手には山々が連なっているのですが、その背後からぽこっと朝日が顔を覗かせていました。
朝日から溢れ出る陽気は心地よく、一瞬だけ冬の冷たくなった空気の存在を忘れさせてくれるほどでした。
早朝の朝日はやばいのです。とても感傷的な気分にさせてきます。
気づくといつの間にかこの年齢。
これ以上歳を重ねるのが怖くなってきました。寂しい・・実に・・。
今の生活に結構満足をしていたつもりですが、このままで果たして良いのかという気持ちになってきました。
何もなすことなくただ歳を重ねて死んでいくだろうか?そして、人間的な繋がりの乏しさを感じ(つまり友達や信じる仲間がほとんどいない)このまま細々と生きていくのか?という疑問が込み上げてきたのです。
またツレとの関係をこれからどうすれば良いのか?そして両親に親孝行しないといけないのではないか?豊かな人との繋がりが築けていないことに不安を感じたのです。
まだなんとかなる。朝から私は朝日を浴びながら「変わりたい・・変わろう!」と決意したのでした。
週末に保険の勉強をちょこちょこ
重い腰を上げてやっとこの前保険の相談に行きました。
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保険の相談窓口へ相談に行く
目次1 固定費を削減するために保険の相談に行きました1.1 保険の相談ってどんなところ?1.2 現在加入している保険を把握すること1.3 担当さんが提案してきた保険1.4 初めての保険相談の感想 固定 ...
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前回担当の方にお勧めされたのが、既存のがん保険が10年と定期のものだったのを終身に切り替えるのと、そしてもう1種類の保険会社が死亡と障害を保証しているのですが、それが80歳で終わってしまうということで終身の貯蓄型に切り替えるという提案でした。
結局、保険相談は無料なのですが相談のうえ保険を切り替えることで相談窓口に保険会社から収入が入ってきます。
ということは、相談窓口の最終目標は保険の切り替えなのです。
そこを考慮に入れて窓口で提案された内容を精査しないといけません。
参考にしたのは出口治明さんの『「お金」の教養』(ポプラ社)です。
掛け捨て保険のメリット
この本の中で積み立てよりも掛け捨てを進めているので、そのことについて再び読み直してみました。
完全に理解できたわけではありませんが、掛け捨ては解約しやすいというメリットがあります。
そして積み立てよりも月々の掛け金が安価であるという点も大きなメリットです。
貯蓄を目指して積み立てを行うなら、保険ではなく投資信託をした方が良いのではないかと本の中では提案されています。
また積み立ては満期を迎えたらお金を返してもらえるのですが、途中で解約してしまうとそれまでの掛け金以下のお金しか戻ってこない可能性があるので、ライフスタイルに合わせた保険の掛け替えがしずらくなるというデメリットもあるそうです。
積み立てか掛け捨てか?のまとめ
積み立ては柔軟性がなくなり、そもそも保険を積立型の投資として扱うなら投資信託を行った方が良いということ。
また掛け捨ての方が安価であるということがわかりました。
私はiDeCoに加入しているので、個人型の年金が無いわけではありません。
それほど保険の窓口で勧められた貯蓄型をしないといけないわけではないと思うし、その貯蓄型は外資であり、月の掛け金は為替によって毎月の払い込み金額が変わってしまうという点も引っかかります。
なんとなくですが、もう少し慎重になって判断した方が良さそうです。
次に自分が病気になって入院しないといけなくなったときに、手術費用や入院費用はどのようにまかなっていけば良いか、それにまつわる健康保険と高額療養費制度について調べてみようと思います。
健康保険ってありがたい制度
日本では、全ての国民が公的医療保険に加入することを義務づけられている国民皆保険制度のおかげで、医療費の3割以外は健康保険によって負担されています。
国民皆保険がないアメリカなどでは、医療費が全額負担となるので、医療が受けられない国民がいると聞きます。
それを思うと日本の医療制度がとてもありがたいのです。
給料明細を見たときに「厚生年金と健康保険が高いな・・」とよくケチをつけていたのですが、考え方を改める必要があると保険の勉強をしてみて感じたのでした。
ネットで高額療養費制度を中心に調べてみたので、次にその報告をしたいと思います。
高額療養費制度
1ヶ月の医療費が限度額を超えた場合、その超えた分が払い戻される制度です。
限度額は年齢や所得によって決められているのですが、限度額の見直しが行われる可能性があるのでマメにチェックをする必要があります。
ちなみに限度額の計算式があって私の年収を計算式に当てはめるとこのようになります。
80,100円+(医療費ー267,000円)×1%</code>
私の標準報酬月額だと計算式の80,100円と267,000は決まった金額となります。
これにその時の入院費用や手術費用を(医療費)のところに入れて計算して出た金額が自己負担の額となります。
ちなみに標準報酬月額とは、月々の給料を1~50の等級に分けて表すもので、健康保険料などの金額を算出する際に利用されるものです。
標準報酬月額が上がるとこの80,100円と267,000円も変わっていきますので、チェックする必要があるのです。
例えば、手術・入院費用が180万だとします。これだと限度額は95,430円となります・・きっと・・。
この金額を超えた分が返還されるわけです。
ちなみに元から健康保険が適用されず全額自己負担となるもの(例えば美容整形とか)は適用外となります。
健康保険の適用外になるもの
健康保険と高額療養費制度の2つがあれば医療保険って必要ないのかもしれません。しかし調べてみると健康保険等の対象外となる分野が美容整形などの他にもいくつかあるのです。
そのひとつが先進医療を受ける場合です。
高額療養費制度でも適用されないので全額自己負担となってしまうわけです。
先進医療の対象は調べてみるとがん治療に多いそうです。
そうなると先進医療特約がついた医療保険の加入は必要と思うのですが、そもそもがん患者で先進医療が必要な人の数は少数なのと、先進医療が受けられる病院が日本全国でそれほど多くないという現実もあるそうです。
しかし万が一先進医療を受けるとなると数100万と高額となるため、医療保険に入っていないと支払えないというパターンもあります。
それらのことを考慮して医療保険に加入するかどうするかを考える必要があります。
結論として
現在私は終身の医療保険と10年定期のガン保険。そして医療・障害・死亡保険に加入しています。
保険会社は2社です。
まず医療保険が被っているので、確実にひとつに絞った方が良いと思います。
また10年定期のがん保険を終身に切り替えた方が良いと勧められているのですが、健康保険と高額療養費制度があれば結構小額で済みそうなので終身に切り替える必要はない気がしてきました。
そして死亡保険については、現在私は独身ですがツレがいるので結婚するとなったときに備えて加入し続けていた方が良いのではないかと思っています。
また掛け捨てと貯蓄型があって、現在加入している掛け捨ては確かに安価なのですが、80歳で保証が終わってしまうようなのでそこはもう1度再検討した方が良いと思います。
ただ貯蓄型もいざ途中解約したときに返戻金が掛け金よりも安くなるというデメリットがあるということも考慮する必要があります。
少しずつ、つぎはぎの様に知識を蓄えていって頭の中が整理されてきてはいるので、もう少し調べてみて結論を出していきたいなと思います。