本の実践

自律的にストレス発散のための行動をおこしていく。

ストレス改善方法のおさらい

知識を役立てる

ストレス改善法をここ数日でいくつか取り入れてみました。

しかし急に増やしてもそれが習慣化しなければ知識が活用できたとは言えません。

そこで、まずはここ数日で取り入れたことを忘れないようにおさらいしてみようと思います。

ネガティブなことを紙に書き出す

「科学的に元気になる方法を集めました」堀田秀吾著(文響社)を参考にすると、不安を紙に書き出す(記述による開示)ことでネガティブな感情の解消になるだけではなく、ワーキングメモリの解放にもなるそうです。

ちなみにワーキングメモリはインプットした情報や、目の前で起こっている物事を一時的に覚える短期記憶のことを言います。

書くことでワーキングメモリに空きが生まれるので、記述後は集中力が高まっていくそうです。

よって集中して取り組まないといけない大きな仕事がある直前に「記述による開示」を行うと効果的です。

記述の所要時間は3分間なので、それほど負担は感じません。

なので細々と続けられそうです。

 

実際に書き出してみる

今までのネガティブな内容は大抵自分の外見についてがメインでした。

しかしコロナ禍での世の中が一変したことで、新しい気付きもありました。

私はフリースペースで出会った、元ひきこもりのメンバー達でグループLINEを作っています。

少し前に彼らの中で話題になっているのがコロナウィルスによるパンデミックでした。

物資が無くなるのではないか?爆発的に患者が増えて医療が受けられなくなるのではないか?それならいまのうちに感染しとけば手厚い医療が受けられるのではないか?

など、「おい、おい…」と思うようにネガティブ思考がグループ内で発動していたのです。

私はもともとネガティブ思考が強く、他人のネガティブな反応にも影響を受けやすい面があるので、なるべく距離を置くという対応をとってきました。

だから私からグループLINEに送った文面はこのようなものでした。

「 大丈夫よ。」

このように少し上から目線で、ネガティブ思考を断ち切る意味合いもあって「大丈夫」という文面を送ったのでした。

しかしネットニュースを開くと、感染数の増加や死者が出たこと。

政府の対応のまずさが否が応でも飛び込んできます。

そして、今回ネガティブな考えを紙に書き出してみると、「両親がコロナウィルスに罹るのではないか?」「自分が肺炎になっても放ったらかしにされるのではないか?」挙げ句の果てには「ツレの病気が進行するのではないか?」など、ネガティブ思考のオンパレード。

LINEの文面を見て上から目線で「おい、おい…」なんて思っていたのに、蓋を開けてみると彼らと変わらない思考が私も頭の中では展開されていたのです。

何かの本で読んだのですが、心配事の9割以上は現実には起きないそうです。

だから予期不安はそこまで当てにはなりません。

しかし、もし感染して寝込んだときに備えて、ポカリスエットを箱買いしとこうかな…なんて思ったのでした。

ひとまず紙に書き出す作業は続けて、いたずらにコロナに怯えない様に意識します。

自然の写真を眺める

自然の写真を5分間眺めます。

スタンディングデスクの上に自然の写真を広げて置くことにしました。

これなら嫌でも目につきます。

しかし5分は結構長く感じます。

写真の枚数は限られており、ただそれを眺めるだけなので、作業内容としては短調ですぐに飽きてしまうからです。

そんなとき、たまたま5分確保できる適当な時間が思い付きました。

はい!じゃじゃ〜ん!

湯船に浸かって、YouTubeを聴きながら自然の写真を眺めるのです。

これが結構至福の時間になっています。

ただ私は湯船に毎日浸かるわけではなく、シャワー浴(冷水シャワー)がメインの生活です。

よって湯船に優雅に浸かって写真を眺める機会は毎日は確保できません。

週に2回ほどある湯船に浸かる機会を逃さないように、写真を風呂場の出入り口付近に置くことにしました。

公園に行く

日光浴を行うために公園に向かいました。

日光を浴びることは、ビタミンDの生成とセロトニンの生成にも効果があります。

「シリコンバレー式 超ライフハック」デイヴ・アスプリー著(ダイヤモンド社)を参考にします。

ビタミンDは重要な栄養素です。

人体は太陽光を浴びるとビタミンDを生成するようにできているそうです。

ビタミンDが欠乏すると、癌・糖尿病・骨粗しょう症・慢性関節リウマチなどの悪影響を受けるそうです。

そして、数多くの人たちがビタミンDの不足に陥っているとのことです。

「シリコンバレー式・・」では、1日20分本物の日光を日焼け止めクリームを塗らず、サングラスなどもかけない状態で、露出させた肌に浴びせることをお勧めしていました。

1日20分も浴びていたら肌にシミが出来まくって、光による老化を促してしまいそうではないか・・・。

日焼け止めクリームは禁じられていますが、禁を破って塗ったくって公園へ。

今回は小さいビニール袋を持っていきました。

20分はあまりにも長すぎるので、ゴミ拾いをしながら日光浴をすることにしました。

ゴミ拾いを行うことで「徳」を積もうと思います。

一石二鳥です。

公園にはタバコの吸い殻や弁当の空き殼やらが散乱していました。

タバコって手が臭くなるので軍手をしてても触りたくないのですが、あまりにも酷かったのでほとんど拾うことにしました。

 

森林浴の効果

日光浴だけなら公園に行く必要はありません。

もうひとつ目的があって、それは森林浴を行うためです。

公園内に生い茂っている自然にストレス発散効果があるのです。

またまた「シリコンバレー式 超ライフハック」によると、森林浴をすると唾液のコルチゾールの濃度が低下してストレスホルモンを低下させる効果があります。

また「フィトンチッド」と呼ばれる芳香化合物がナチュラルキラー細胞を増加させるので、免疫力を高める効果もあるのです。

そして自然環境で深呼吸をすることで、鼻腔から微生物を取り入れ、体内微生物の多様性が増して健康も増進していきます。

そのほかに創造性の向上や知的能力の向上にも効果があるので、森林浴は計り知れない力があるのです。

 

幸福感が湧いてくる

ちなみに人に言うには何となく恥ずかしい話になるのですが、本日仕事中にとても楽しい気分になってきました。

生きているのが楽しいと思える感覚でした。

行動すればするほど人生が良い方向に変わっていくという予感があって、それで楽しい気分になれたのです。

結構これは自分の人生の中で大きな変化だなと思っています。

 

この感覚は、きっと自律的に物事がコントロールできているから幸福感が湧いているのだと思います。

人間はやらされていることには苦痛を感じても、自分から取り組み始めたことには意欲的になれる面があると思うのです。

 

主にコントロールできている部分は生活面です。

その充実感で幸福を感じられていると思います。

この感覚を仕事の面でも活かしていこうと思います。

業務面で自分でコントロールできる部分を増やしていくのです。

つまり、自分から仕事を作っていくという発想です。

 

時間をかけてこれまで自分を変えていこうと努力を続けてきた成果が出たようで、嬉しいです…。

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