本の実践

体内から重金属をデトックス。

重金属をデトックスする方法

難病を克服した人たちとの会合

私の彼女は車いすユーザーです。

両手両足がほとんど麻痺状態となっているため、自分で歩くことはできません。

前に彼女が難病患者ということもあって、難病を克服した人たちとのつながりが生まれました。

その方達と久しぶりに会う機会があり、色々と情報を教えていただきました。

今回の会合で印象に残った言葉のひとつが「重金属を体から出す」ということと、「重金属を入れない」ということです。

ではどのように重金属を体から出していくのか?

デトックスの方法をこのように質問してみました。

もし、(ツレ)彼女と同じような状態になった時に何からしますか?

すると出てきた案は以下のものです。

・断食をする。

・足湯を行う。

・あいうべ体操

話を聞く限りだと、本当は体を温めると良いそうなのですが、生憎ツレ(彼女のこと)の病気は体を温めるとウートフ兆候と言って動かなくなってしまうので、サウナやよもぎ蒸し風呂は実行できません。

というわけでその身体条件を持ったツレでもできそうな方法が「断食」と「足湯」と「あいうべ体操」なのでした。

シリコンバレー式ヤバいコンディション

頭の中にこの重金属をデトックスするという言葉が残り続けていました。

帰宅した後に我が家の書棚をみるとこの本が目に飛び込んできたのです。

「シリコンバレー式ヤバいコンディション」デイヴ・アスプリー著(SBクリエイティブ)

老化に伴う病気を予防し、疲れ知らずの体をつくる。また様々な戦略を用いて年齢と共に若返り、生き生きとした人生を送る方法を紹介した本です。

何か有益な情報がないかとパラパラとめくっていると、「重金属をデトックスする」という章があったのです。

有毒な金属は多様で生活圏内に重金属はたくさん含まれているということ。

その中で印象的なのは、まず有毒金属のひとつタリウムで神経系に大きな悪影響を与え、タリウム中毒が脳幹神経節の一部を傷つける可能性があるということです。

また水銀は海洋の魚に含まれており、認知機能や運動能力に障害をもたらす可能性があるということ。

そして重金属の一部は脂肪細胞に溜まっていくということなどが書かれていました(ということは筋肉質になると良い?)。

このように「重金属をデトックスする」という章の序盤はいかに重金属が生活の様々な場面で入ってくるかということが紹介されているのですが、それよりも私が知りたいのはそのデトックスの方法なのです。

ツレが車いすユーザーということもあり、健康は幸福には重要!と言われてもそんなことはわかりきっている話で、健康維持のための予防などより不健康な状態からの回復しか私は興味がないのです。

デトックスの方法について

さてここからは本書「シリコンバレー式ヤバいコンディション」内で紹介されていたデトックスの方法についてです。

その前に個人的には私はサプリメントからデトックスをしたくないという思いがあります。

それには二つの理由があって、ひとつはサプリメントが肝臓に負担を与える可能性があること。

もうひとつは値段が張るという点があるからです。

それを踏まえたうえでデトックス方法を読んでみると以下の4つの方法が紹介されていました。

1、活性炭
2、クロレラ
3、モディファイドシトラスペクチンなどの食物繊維
4、薬やサプリに頼らないデトックス

まず1の活性炭ですが、今回の会合で何度か「炭」の話が出ていたのです。

しかし私はなぜか興味が湧いてこなったので、「炭」の話はスルーしてしまいました。

もったいないことをしました・・。

活性炭の使用方法について本書の中から抜粋しておきます。

炭パウダーを購入し、ビーカー1杯の水を混ぜて、味のない砂のような飲み物を、顔をしかめて一気に飲み干した。だが翌朝、目が覚めると、明らかにむくみが取れて集中力がアップしたのを感じた。

「シリコンバレー式ヤバいコンディション」デイヴ・アスプリー著(SBクリエイティブ)

続いてクロレラについてです。

クロレラは魚に含まれている水銀を除去する働きがあるそうです。

しかし本書の中でクロレラが紙面に割かれているのはごく僅かなので、そこまで重視されているわけではなさそうです。

そして食物繊維のモディファイドシトラスペクチン腸内の善玉菌を養うことに加え、鉛・カドミウム・ヒ素・タリウムを除去する力に優れているそうです。

著者は子供にも週に1回モディファイドシトラスペクチンを約5グラムずつ与えているそうです。

サプリは私の希望に反することなのですが、少しだけ興味があったので、サイトでどのくらいの価格が調べてみました。

iHerbというサイトのサプリメントなのですが、1日6錠服用するとして、90個で5,700円です。

ということは15日で全部飲み干すことになってしまうわけです。

1ヶ月で1万円以上の出費。

少し二の足を踏んでしまいます。

薬やサプリに頼らないデトックス方法

サウナについて

さて本題のサプリメントを使用しないデトックス方法についてです。

サウナの目的は発汗作用です。

汗をかくことには体の冷却作用だけではなく、重金属類や生体異物、つまり少量ではあるが無視できない量のプラスチックや石油化学製品などの異物を取り除く効果がある。

「シリコンバレー式ヤバいコンディション」デイヴ・アスプリー著(SBクリエイティブ)

汗をかくと電解質や微量元素が体内から失われてしまうそうなので、水分と塩分が必要とのこと。

最近私はサウナの効果を感じています。

年々発汗しなくなってきており、汗腺を開くためと外気浴を行った時の「ぼーっと」できる心地よさのために今のところ1週間に1回サウナに行くことにしています。

しかし、ツレは先ほども紹介したように体を温めることがNGなので、発汗は「足浴・手浴」一か八かで車いすでも入れる混浴の温泉に連れていくしかない気がします。

運動について

運動により脂肪細胞を分解するので、脂肪組織の重金属が放出されていくということです。

先ほども書いたことですが、重金属は脂肪に溜まっていくので、分解して放出するというわけです。

また激しい運動には細胞の末端にあるテロメアが長くなるという効果があるそうです。

テロメアの長さと体の衰えは相関関係があるようです。

だから運動は重金属の放出に加えて若返りの効果があるということです。

ちなみにツレは両足麻痺があるので、支えないと立ち上がることさえできません。

よって運動に関しては立ち上がりと歩行練習が今のところ限界であると言えます。

断食について

最後は断食です。

つまり断食によって脂肪を分解するということで、目的としては運動と同様です。

著者が実践している断食の方法は、2日間の断食か食事の大部分を脂肪にして、タンパク質を適度に摂り、炭水化物をほぼ0にするという方法です。

私もツレも朝食は基本的に抜いているので半断食状態の生活を送っています。

しかしどうやら脂肪を分解させようと思ったら、2日の断食を実践する必要があるようです。

 

今回振り返ってみてツレができそうなデトックス方法は「手浴・足浴」「温泉での湯治」そして「断食」です。

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