いったい何が違うのか
仕事中にガス欠を起こす
東京オリンピックが開催されていた時期に私の中のイヤイヤ期が発動しました。
つまり、1人になりたい!同僚たちと話をしたくない!そして仕事を辞めたい・・。
そんなことを仕事中に思い始めたのでした。

仕事中にこれは通用しません。
だから一度出社してしまうと引き返すことはできないのです。
眠気に襲われると終業時間まで耐えなければなりません。
耐えるという状態で時間を使うのは、人生を浪費している気がします。
1分でもいきいきとしていない時間を作りたくありません。
少し前に仕事を好きになろうと決意しました。
あの決意はいったいどこに行ってしまったのでしょう。
あの頃の決意が今の自分のどこを探しても見当たりません。
このように精彩を欠いた自分に対して言い訳をしながら仕事をしていました。
そして、トラブルに見舞われる予感がして仕事が嫌いになりかけました。
睡眠。たったそれだけ?
そんなときに同僚たちの会話が耳に飛び込んできました。
同僚A「オリンピック全然見てないわ〜。9時にはもう寝とる・・」
同僚B「試合は最後まで見たよ!でも終わる時間が遅いけぇね・・。私は寝ないと気が済まないタイプだから・・。」

同僚たちは声が大きく、エネルギーがあります。
一方で私は声が小さくて、気持ちですでにこの同僚たちに負けているようでした。
そうなのです。きっと睡眠時間の多寡が原因なのです。
同僚Aは9時に寝ています。
私は仕事から解放されると必ずといって良いほどカフェかジムに寄ってから帰宅します。
そして自炊の習慣が抜けきらずに帰宅してから夕飯を作り始めてしまいます。
そして元気があれば朝食の準備と明日の仕事の準備。
そして朝瞑想を行っていなければ5分間の瞑想をこなして、洗濯物が溜まっていれば洗濯機も回し始めます。
一人暮らしは結構多忙です。
だから、どうやったら9時に眠れるの?と不思議なのでした。
決意が足りない?
といっても、帰宅してから夕飯を食べて「あっ、いま眠れるな・・」と思うこともあるのです。
眠いのではなく眠れるタイミングがあるのです。
時刻を見ると22時前。
洗濯物は溜まり、流しには食器が残り、明日の準備も終わっていない。
しかしこれらを全て切り上げて床に潜り込めば眠ることができるのです。
しかし、結局眠らないまま時間が過ぎていくのです。
この時間に眠るのがどこかもったいないと思っているし、やりっぱなしの状態であることが我慢できないからです。
なぜそうなるかと言うと、優先順位の最上位に睡眠が来てないからです。
つまり意識の問題なのです。
これだけ早く寝ることを何度も決意し、習慣化したいと切望しているにもかかわらずに実践できないとなると、自分はどこか問題があるのではないか?と思ってしまいます。
もどかしいです。
睡眠不足で痛い目にあっているのに眠らないって、人としておかしいと思ってしまいます・・。
ツレに今の自分の気持ちをLINEで伝えたい。
どうやらあなたのダーリンは(ダーリンなんて言ったことないけど・・)頭が少しイカれているようです・・と。
睡眠不足というだけで快適ではなくなる
『幸せが無限に舞い降りる「お手上げの法則」』大木ゆきの著(大和書房)にはまっています。
この本の中で達人と呼ばれる宇宙からの派遣者(?)がアラフィフの主人公に対して、人生を好転させるための様々な方法を伝授するのですが、その中の柱となる教えのひとつに「幸せや快適さを感じられる状態を心がける」というものがあります。
これはどういうことかと言うと、まず愛や幸運、そして人生を好転させるアイデアを授けてくれる源が宇宙であるという考え方が前提にあります(もろスピリチュアルなので、これが受け入れられないことには何も始まらない)。
そしてその宇宙からの恩恵を受けるためには宇宙と同調する必要があるのですが、同調するためには宇宙とチャンネルを合わせる必要があるのです。
つまりそれが「幸せ」や「快適さ」、そして「心地よさ」になるのです。
これらの心地良いとされる感覚に浸っていると宇宙とのつながりが生まれます。
一方で自分を貶めるような考え方や不幸になるような解釈の仕方、そして居心地の悪さや快適ではない状況はますます宇宙との同調を遠ざけてしまうのです。
というわけで睡眠不足でフラフラになっているということは快適な状態ではないので、これも宇宙と同調しづらい状態になっているということだと思います。
だから休息をしっかりととって万全な体調と精神でいることは疲労感云々だけではなく、人生の質を左右するような大きなことなのです。
私は自分の体を労るセルフコントロールができません。
しかし、自分のことはそれでダメだとは思いません。
そんな状態でよくここまで頑張って生きてこれたなと思います(というか思おうと決意しました)。
早寝早起きはできなくても、それでも自分は魅力的な人間だと思います。
そう思えるようになったことがこの本を読んだ収穫です。
でも早寝早起きはできるようになりたい・・。
↓絶対に自分は幸せで、意地でも自分のことを素敵だと思うことにする!と思わせてくれる本。